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2022/05/09

就活応援Interview“あの人の履歴書” vol.5 島崎遥香の“スキサガシ” 「愛と熱量とガッツで好きを見つける。」

就職・転職

「やりたい仕事が見つからない」「好きなことを仕事にしたいけど、好きなことがわからない」。そんな悩み多き就活生に向けて、自分だけの「好き」を見つける“スキサガシ”を応援するインタビュー企画の第5弾。 今回は、アイドルグループのAKB48を卒業後、女優・タレントとして活躍中の“ぱるる”こと島崎遥香さんにインタビュー。「自分には向いてない」と何度も芸能界を辞めようと思ったという島崎さん。それでも、この世界で10年以上も頑張り続けることができた理由とは? 島崎さんの言葉は、きっとすべての就活生の背中を押してくれるはず!

アイドル以外の道は「考える暇がなかった(笑)」

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるポートレート

 

島崎遥香

1994年生まれ。埼玉県出身。2009年9月、「AKB48第六回研究生(9期生)オーディション」に合格し、芸能活動をスタート。16年にAKB48を卒業、現在は女優・タレントとして活動中。近年の出演作は、『翔んで埼玉』(19年)、主演ドラマ『ハレ婚。』(22年)ほか。8月19日より映画『凪の島』が公開予定。YouTubeチャンネル「ぱるるーむ」を不定期配信中。

Twitter:@paruruchan0330

Instagram:paruuuuuru

YouTubeチャンネル:ぱるるーむ

公式サイト:https://shimazakiharuka.com/

 

────子供の頃から犬が大好きで、「獣医さんに憧れていました」と言う島崎さん。中学校3年間は吹奏楽部に所属。高校は制服が可愛くて、面接だけで入れる学校に進学します。高校1年生のときに、​​夏休みの思い出づくりに受けたオーディションをきっかけに芸能界に足を踏み入れることに。

 

島崎「高校の友だちが『AKB48』のファンで、私はその頃AKBのことを知らなかったんですけど、動画を見せてもらって、軽い気持ちでオーディションに応募しました。アイドルになりたいと思ったことも、芸能界に入るなんてことも、まったく考えていなかったんですけど、夏休みの思い出になるなーと思って。あ、『モーニング娘。』さんは世代ですし、大好きでした(笑)。インターネットから応募できたので、プロフィール写真もわざわざ撮らずに、データフォルダの写真から選んで送りました」

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのインタビューカット

 

────結果は合格。15歳の女の子がオーディションで発見され、研究生としての芸能活動がスタートします。地元・埼玉の高校に通いながら、放課後は東京に移動してレッスンを受けて、帰りの電車では居眠りし、翌朝からまた学校に行って授業を受け、早退してレッスンに行くというハードな生活が続きます。

 

島崎「できないなりにずっと努力をしていました。でも、毎日ずーっと怒られましたね。怒られない日はなかったと思います。声が小さいとか、挨拶ができていないとか、汗をかいて踊ってないとか。私、顔に汗をかかない体質なのに(笑)。

 

研究生の中で、研究生であり続けるためのオーディションが定期的にあったのですが、そのオーディションを毎回潜り抜けてきました。歌もダンスも苦手だし、『向いてないな……、楽しくないな……』と思って、研究生のときに『辞めます』と言ったんです。でも、辞めさせてもらえませんでした。すると秋元さんから連絡が来て、『このままだったら選抜メンバーには入れないよ』みたいなことを言われて。そんなことは自分でもわかってるので、『だから辞めたいって言ってるのに!』と思ったんですけど、『……はい、わかりました……』と言って続けました(笑)」

 

────島崎さんはアイドルに憧れていたわけでも、夢を叶えようとしていたわけでもない。にも拘らず、そのような厳しい環境で、なぜ頑張り続けることができたのでしょうか。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのインタビューカット

 

島崎「自分で言うのもおかしいですが、たぶん真面目なんだと思います。『明日は何時から練習です』と言われたら、その時間に行かなきゃいけないものだと思っていました(笑)」

 

────高校2年生で研究生から正規メンバーに昇格し、高校3年生で「チーム4」のメンバーになるなど、徐々にステップアップ。その頃には、高校卒業後にAKBとしての活動を継続することに迷いはありませんでした。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるの名言

 

島崎「大学進学の選択肢はなかった……というか、仕事と学業で本当に忙しくて、考える暇もなかった、というのが正しいですね。

 

高校3年の冬に、あと1日休んだら単位が足りなくて卒業できない、中退するしかないという状況になるくらい……、本当にそれくらい毎日忙しかったんです。ちなみにそのときは、せっかく親に学費を払ってもらっていましたし、きちんと高校を卒業したかったので、仕事よりも高校を選びました。学校よりもAKBを優先している子の方がテレビやメディアに出る回数が多かったけれど、あのときの自分の選択は、今でも間違ってなかったと思います。

 

なので他の道を考える余裕がまったくなく、卒業してすぐに上京しましたね。埼玉から通うのは体力的もう無理だったので(笑)」

伊達政宗の名言が弱ったメンタルを支えてくれた

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのインタビューカット

 

────高校を卒業する頃には、島崎さんはすでにAKB48の人気メンバーに。しかし本人は、「楽しい出来事はいろいろあったけれど、楽しい職業だとは思わなかったです」と話します。

 

島崎「ミュージックビデオの撮影で海外に行ったときとかは楽しかったです、アイドルという仕事は楽しい職業ではなかったです。常に自信もなかったですし。得意なことではなかったので、成り立っていたのかどうかもわからないです。それでも、認められるまで頑張り続けた自分を、今はちょっと褒めたいなとは思います」

 

────そんな自分を支えてくれた言葉は、伊達政宗の「この世に客に来たと思えばなんの苦もなし」。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるの名言

 

島崎「卒業の1年くらい前、人間関係などがうまくいかなくてメンタルがものすごく辛い時期に、名言集を買って読んだら、この言葉に出会ったんです。一番響きました。

 

自分が主人公だと思っていると苦しいけれど、自分はこの世界の脇役だと客観視してみたら、楽になれたんです。大変だなぁと思うようなことがあったときにも、「きっと、間違って呼ばれちゃったんだ〜!」と思うことで、すごく心が軽くなりました(笑)」

 

────AKB48からの卒業は、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』のオーディションに受かったときに、「このタイミングだ」と、自分から切り出したそう。22歳でのグループからの卒業は、同級生が大学を卒業して社会に出る時期に重なります。なにか思うところはあったのでしょうか。

 

島崎「私は大学にも行ってないし、頭がいいわけでもないし、特技があるわけでもないので、AKBを卒業するときに『芸能界でこれからも生きていかなければ!』と思いましたし、年齢を重ねるにつれてより強く思うようになりました。

 

AKBの先輩の焼肉店で(2019年に)3日間だけアルバイトをしたことがあるんですけど、ドリンクも作れないしオーダーもまともに取れなくて……。自分で思っている以上に、自分は何もできないんだということがわかって、『芸能界で頑張るしかない!』と改めて思いました(笑)」

仕事において大切なのは、「好き」よりも熱意

ニッケンで発見 _インタビュー企画_ぱるるのポートレート

 

────島崎さんは、「好きなこと」や「やりたいこと」を「仕事」に関連付けて考える前に、芸能界に飛び込みました。アイドル時代はそれこそ個人の好き嫌いはさておき、「やらなければいけないこと」に向き合う日々だったといいます。

 

島崎「AKBの劇場では、台本をスタンバイと同時に渡されるのですが、それを5分くらいでバーっと覚えなければいけなかったんです。そういったことが日常的にあって。集中力と瞬発力はだいぶ鍛えられましたね。

 

今思うと、AKBでは他の人が経験できないことをあの数年間でギュッと経験できたような気がします。今はひとりじゃ東京ドームなんて埋められないですし(笑)、東京ドームに立てた自分を『すごいなー』って思います」

 

────「AKB48」という肩書を外し、「島崎遥香」として独り立ちした現在は、「好きなこと」や「やりたいこと」にどう向き合っているのでしょうか。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

 

島崎「いろいろやらせてもらってきて、『好き』と思うのは映画ですね。作品が完成して試写を観たときに『あ、出演させてもらえてよかった!』と思える瞬間に、この仕事の幸せを感じます。何よりも、その作品が永遠に残ることが嬉しいんです。これからも映画や、インターネットで世界に配信されるような作品に出演していきたいです。

 

撮影をしている最中はもちろん苦しいこともあります。そういうときは『仕事は人生の一部』と考えると、ちょっと気分が楽になります」

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ ぱるるの名言

 

────島崎さんが自分の「好き」を見つけることができたのは、好きも嫌いも関係なく、がむしゃらに走ったAKB時代があったから。

 

島崎「でも、無理に『好き』と『仕事』を繋ぎ合わせなくてもいいんじゃないかなと。お仕事は、自分の『好き』よりも『熱意』がないと続かないと思うんです。私もお仕事をするにあたって、『ここだけは譲れない』『ここだけはこだわりたい』という内に秘める想いみたいなものや、ちょっとした頑固さみたいなものがあります。お芝居だったら、この役を一番理解しているのは自分だというこだわりとか。お仕事によって、自分がこだわる部分は違いますけど

 

────そのこだわりこそが、島崎さんの“プロ意識”。なんでも安請け合いせず、自分が

その仕事に価値を生み出せるかどうかを判断したうえで、行動しているそうです。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

 

島崎「やりたくないことはやらないです(笑)。でも、自分に苦手意識があって、やりたくないけれど一度は経験してみた方がいいなと思うことは、最近はやるようにしています。最初はあまり気が乗らなかったけど、やってよかったと思うのはYouTubeの『ぱるるーむ』です。自分は何も変わってないのに、『こんなに喋るんだ』『こんなに笑うんだ』と、世間の見る目がいい方向に変わってイメージアップになりました(笑)」

 

────「ぱるるーむ」では、何年も通ってきたサイゼリヤでの食事、仲のいい芸能人とのコラボ、好きなブランドでのショッピングなど、様々な動画を不定期公開。島崎さんの笑顔と笑い声から、「好き」と「楽しい」が伝わってきます。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_Youtubeチャンネルぱるるーむの画像

ぱるるーむ〈もうすぐ誕生日だから人生で1番高いお買い物したよ!〉より

 

島崎「YouTubeは仕事ではなくて、完全に趣味です。楽しいこと、やりたいことしかやっていません(笑)。YouTubeを続けるには、やらされていてはダメで、自分がやりたいことをやった方がいいと思ったので。ちなみに編集以外はすべて自分でやっています。作家さんもいません。ありのままの自分を見せることができているなと思います」

「選ばれる人」を目標にする

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

 

────「(就活生の)気持ちをわかってあげられたらいいんですけど……」と思案しながら、AKBのオーディションやドラマ『ゆとりですがなにか』で演じた就活生の役など、自身の経験を振り返りながら、就活生に寄り添ってくれました。

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

 

島崎「若いときは、やってみないとわからないことってたくさんあるので、まずはいろいろな会社を受けてみる。そして、選んでいただいたら、『ありがとうございます働かせていただきます』という謙虚な気持ちを持つことが大切だと思うんです。私もAKBに合格させて頂いたので『やります』と言いましたし、最初は勇気はいりますけど、みなさんも、まず飛び込んでみる! そこからは愛と熱量とガッツが大事だと思います。

 

働き始めたら、悩む時間を自分に与えないくらい、その仕事に熱中する。私、素直さや純粋さがすごく大事だと思うんです。最初から『あれもしたいこれもしたい』と他のことに目移りしていると中途半端に終ってしまうので、まずはひとつのことをある程度できるようになるまでがんばる。一人前だと認めてもらったら、転職なり独立なり次の道が見えてくる気がします」

 

────そして「やりたいことが見つからない人」に向けて、こんなエールも贈ります。

 

島崎「私の母は犬が好きで、私がわりと大きくなって時間の余裕ができてから、勉強して資格を取って、トリマーになったんです。好きなことややりたいことを、30代になってから仕事にした母は、私にとって素敵なお手本です。だから、今やりたいことがない人は、とりあえずやりたくないことをやってみるのはどうでしょう? やりたいことが見つかったら転職すればいいし。そういう気楽さがあってもいいんじゃないかなとは思います。ただ、面接官はより本気の人を選ぶのが、難しいところなんですけど……」

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるの名言

 

────そして島崎さんは、ひとつの答えにたどり着きました。

島崎「私は研究生のときに、『代わりはいくらでもいるから(あなたがいなくても)大丈夫』『代わりのいない人になれ』と延々と言われました。みんなどこかで選ばれる人生なんですよね。だから、好きなことややりたいことが見つからない人は、まずは『代えの効かない人』『周りを納得させる人』『選ばれる人』を目指したらいいと思います」

 

ニッケンで発見_インタビュー企画_ぱるるのポートレート

 

────「自分には向いてない」と何度もアイドルを辞めようと思った島崎遥香さん。そんな彼女が、芸能界で10年以上も頑張り続けることができたのは、『ありがとうございます働かせていただきます』という謙虚な心と、愛と熱量とガッツをもって『選ばれる人』を目指したから。

まずはひとつのことをある程度できるようになるまでがんばる。そうすることで、初めて見えてくるものや、感じるものがあるのかもしれませんね。

 

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(企画・編集:株式会社LIG / 取材・執筆:須永貴子/ 写真撮影:畠中彩)

 

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