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2021/08/20

裏でプロが操った学生がいるグループディスカッションは、本当に勝てるのか検証してみた!

就職・転職

就活生の前に立ちはだかる大きな壁、「グループディスカッション」。このグループディスカッションのメンバーに、実は裏でプロが操っている人間がいたら本当に勝ち抜いていけるのでしょうか? 完全ドキュメンタリーのグループディスカッションが開幕します!

①苦手と感じる学生も多い、グループディスカッション

最近では対面ではなくオンラインで行うことも多くなっているグループディスカッション。面接との違いは、複数人との議論しているところを客観的に評価されるところです。

 

そんなグループディスカッションですが、もしグループディスカッションのプロが入ったら負けなしなのではないでしょうか?

 

ということで!

今回は4人の学生と1人の面接官が参加するグループディスカッションに、プロが操った学生を紛れ込ませ、本当にグループディスカッションに勝てるのかどうか、検証していきたいと思います。

今回用意したグループディスカッション最強タッグはこちら! 

 

プロの指示を聞き、操られる学生
ムギタローさん東京大学博士課程3年。YouTuber・ポエトリーラッパー。YouTuber上で、コロナウイルスやADHD、現代貨幣理論など、世の中の難しい事象をわかりやすく解説する動画が話題に。https://twitter.com/mugitaro_comics?s=20

 

学生を操る、グループディスカッションのプロ

清水 達也さん

新卒就活支援会社DEiBA(デアイバ)カンパニー代表。年間300回以上のグループディスカッションを主宰し、大学などで講演活動などを行う。また、YouTubeなども通して、就活の支援活動を幅広く行う。https://www.youtube.com/channel/UC8VFZFg2uwS891TcSbTRYhQ
https://twitter.com/DEiBA_Company

②グループディスカッション開始1時間前。作戦会議

▲綿密に作戦を立てる2人

 

今回のグループディスカッションのテーマは「創作和食居酒屋の店舗利益を改善するにはどうしたらいいのか」に設定。2人は一体どんな作戦を立てていくのでしょうか?

清水さん:ではまず最初に、グループディスカッションの極意をムギタローさんに伝授しますね。

 

ムギタローさん:お願いします!

 

清水さん:まずは「雰囲気づくり」です。

 

ムギタローさん:雰囲気づくりですか?

 

清水さん:内容に踏み込む前に周りがどういうタイプなのか知っておくことはとても大切です。自分が相手にするのが苦手なタイプや、発言に強そうなタイプも見極められるといいですね。それに合わせて自分の立ち振舞いを臨機応変に変えていくことが大事です。

 

グルディスのポイント1

 


 

清水さん:また、グループディスカッションの最中のポイントは大きく3つ。立ち上がり、前提設定、原因議論、この3つを論理的に形成していくことが大事です。

 

ムギタローさん:ふむふむ!

 

清水さん:まず立ち上がりですが、最も大事なのは、始まったら「最初に発言をすること」です。

 

ムギタローさん:主導権を握るということですか?

 

清水さん:それもあります。あとはやはり積極性がアピールできるので、最初はみんな様子を伺う雰囲気もありますが、気にせず最初の発言はしていきましょう。

 

ムギタローさん:積極的にいきますね!

 

 

 

グルディスのポイント2

 


 

清水さん:主導権を握った上で、進め方の提案をしたり、時間配分を設定したりしていきましょう。次に前提設定として、テーマにおける具体的な前提を確認し合います。

 
ムギタローさん:ターゲットとか、定義を決めるということですか?

 

清水さん:そうです! グループディスカッションのテーマって抽象的な問題が多く、問題に対して具体的な背景を決めておかないと議論がどんどん逸れていってしまうんですよね。

 

清水さん:そうならないように、誰に、どんな方法でアプローチするのか、抽象的な課題を具体的なものにしていく作業が重要です。

 
ムギタローさん:なるほど。

 

グルディスのポイント3

 


 

清水さん:3つ目が原因議論。ここではじめて解決策を提示していきます。解決策といってもいきなり案を出すのはNG。前提の問題点やそこにいたるまでの原因を議論して、最後に打ち手を出すというプロセス設計がグループディスカッションでは大切です。

 

ムギタローさん:終始ガツガツ行っていいわけじゃないんですか?

 

清水さん:積極性ももちろん大切なので難しいところなのですが、相手の意見も聞きつつ自分の意見も発信するバランスがとても大切になってきます。

 

グルディスのポイント4

 


 

ムギタローさん:なるほど。僕はどう出ていくと上手くいきますかね?

 

清水さん:ここで今回の内容に合わせて組み立てましょう。今回のテーマ「創作和食居酒屋の店舗利益を改善するにはどうしたらいいのか」に対して、私なりに立ち上がり、前提設定、原因議論の解決策を考えてみました。

 

ムギタローさん:おお! わかりやすいですね!

 

清水さん:立ち上がりで、飲食店でのバイト経験があって、飲食店ってこういう構造だよねとイメージを共有します。

 

ムギタローさん:以前、飲食店でバイトしていたのでそのことも織り交ぜて意見を言ってみたいと思います!

 

▲頭の中でイメージを組み立てるムギタローさん

 

清水さん:その上で、創作居酒屋にどんな問題点があるのかを議論していきましょう。ムギタローさんは論理的なタイプだから、なぜ利益が出ていないのかまず原因分析をして、ロジックで攻めていきましょうか。

 
ムギタローさん:ふむふむ。

 

清水さん:創作居酒屋は普通の居酒屋に比べて女性客が多く、メニューが多いことを前提にあげて、原因議論で、コース料理とアルコールを用いて利益を挙げる方向に話をもっていきましょうか。

 

ムギタローさん:わかりました! なかなか難しいですが、頑張ってみます!

 

清水さん:あとは適宜音声で指示させてもらうので、それ通りに言っていただければうまくいくと思います。

③グループディスカッションスタート!序盤から思わぬ展開に…

 

グループディスカッションの極意と、今回のテーマに合わせてアドバイスをもらったムギタローさん。あとは本番の流れはムギタローさんにかかっています!
また、ムギタローさんが操られていることはこのメンバーは誰も知りません。一体このグループディスカッション、どうなっていくのでしょうか?

 

そんなグループディスカッションを本日行うメンバーはこちら。

 

山田 杏奈さん
東大教育学部4年
ミス東大ファイナリスト
グループディスカッション経験あり
山田杏奈 / Yamada Annaさん (@miss05todai2020) / Twitter

 

木下 結衣さん
慶應大学総合政策学部3年
ミス慶應ファイナリスト
グループディスカッション未経験
木下結衣さん (@misssfc2020_04) / Twitter

 

川上 希さん
東京都立大学3年
グループディスカッション経験なし

 

そして今回グループディスカッションを見て、評価をしていく面接官はこちらの方!

 


赤平 大さん
元テレビ東京アナウンサーで現在はフリーアナウンサー。
ナレーターや就活指導など幅広く活躍している。
赤平大オフィシャルブログ「赤平大のありがとうございます」Powered by Ameba (ameblo.jp)

 


面接官・赤平さん:では始めさせていただきます。今回のテーマは「創作和食居酒屋の店舗利益を改善するにはどうしたらいいのか」です。時間は20分とさせていただきます。ではお願いします。

 

▲山田さん

 

山田さん:じゃあ時間が20分ということで、8分で課題整理。10分で意見出し。2分でまとめに入りたいのですがいかがでしょうか?

 

皆:いいとおもいます。

 

清水さん:まずい! 主導権を握られてしまいましたね。では主導権は山田さんに譲って、ムギタローさんは発言者に回りましょうか)

 

▲山田さんに議論の主導権が握られ、裏側で操る清水さんとスタッフにも緊張が走る

 

山田さん:ではまず創作和食居酒屋のイメージを統一しませんか? 創作の部分と和食の部分に分けて考えたほうがいいのかなと思うんですけど、皆さんどういうイメージがありますか? 川上さんはどうでしょうか。

 

川上さん:創作和食居酒屋って、あまり聞きなれないですよね。これはどういったお店なんでしょうか。

 

清水さん:前提設定のメニューが多い印象ということを言いましょうか)

 

▲ムギタローさん

 

ムギタローさん:僕は創作料理の店に行ったことがあるのですが、あまり聞いたことのない料理とかでてきますね。既存のものではいオリジナリティがあり、品数が多い印象です。

 

木下さん:和食っていうとカッチリとして少し行きづらいイメージですが、創作って聞くと私たちみたいな若い人たちも行きやすいのかなって思いました。メニューも私たちに馴染みのあるものなのかなって。

 

▲木下さん

 

山田さん:では創作はカジュアルなイメージのものという統一ということでいいですかね。

あとは居酒屋の部分なのですが、お店の規模感についてイメージをだしていきましょう。夜にお酒をメインで提供しているイメージで大丈夫でしょうか?

 

清水さん:ここで「女性がメインなのでは?」と提案していきましょう)

 

ムギタローさん:メニューが手料理ということで、お店の規模は小さめ。また、創作料理はお洒落な印象なので女性が多いイメージですかね?

 

山田さん:確かに手料理っていうのはポイントかもしれないですね。で、女性が多いかもと……。うんうん、いいですね!

 

川上さん:ではチェーン店ではなく個人経営ということでいいですか?

 

木下さん:いいと思います!

 

山田さん:まとめると、料理は創作のオリジナリティがある手料理を多く出し、個人経営の小規模なお店。ターゲットは高級志向というよりはカジュアルな若者向けでしょうか?

 

皆:いいと思います。

 

清水さん:いやーまずいですね。今完全に山田さんがこのグループディスカッションを優位に進めています。次の原因分析から積極的に発言をしていきましょう)

▲前提設定では山田さんに上手くまとめられてしまう……

④積極的にアイディアを発言し、面接官にアピール作戦開始!

 

山田さん:では本題の利益なのですが、現状が低い状態から上げるのか、すでにいい状態からさらに上げるのかそれによって戦略は変わるのですがどう思いますか?

 

▲手をあげて積極的に発言をしていくムギタローさん

 

ムギタローさん:そうですね。とりあえずは潰れない程度の認識でいいんではないでしょうか。それは僕らで決めてしまっていいことですもんね?

 

山田さん:そうですね。利益に課題があるっていうイメージでいいと思います。

 

ムギタローさん:僕もいいと思います。まずは原因を分析してそれに対してアプローチを考えればいいのではないでしょうか。

 

木下さん:私はこじんまりしたお店ということで、原因として知名度を上げればいいのではないかと思いました。

 

清水さん:あまり意見が出なさそうだったら、打ち合わせした原因分析をもう言っちゃいましょう)

 

山田さん:そうですね。いくつか原因を挙げていけたらいいと思います。

 

ムギタローさん:僕昔居酒屋で働いていたのでなんとなくわかるんですけど、利益って客数と客単価から出ますよね。また、品数が多いとコストはあがっていきます。色んな料理の準備をすると食材費がかかるってことですね。あとはアルコールは儲かるとオーナーも言っていたので、飲み物で飲食店は稼いでいますよね。客数でいうなら新規のお客さんを呼び込んで増やすのか、リピーターを増やすのかっていう2つの選択肢になると思います。僕の知っている情報はこんな感じです!

 

清水さん:バッチリです! 一旦流れを見ましょう)

 

山田さん:ありがとうございます。では客数か客単価のどちらかに対策を絞りたいのですがいかがでしょうか? 私は客数を増やすのは広報などでお金がかかってしまうので、メニューや店内の内装などでアプローチができる客単価を上げる方で考えたいのです。川上さんはどうですか?

 

▲川上さん

 

川上さん:そうですね。創作居酒屋はお洒落なイメージがあります。僕はお酒を飲みに行くのはチェーン店に行くイメージなので、どうせ行くなら特別感がある空間のあるお店がいいと思います。また料理や飲み物にお洒落さをだして、バズりなども含めて若者に向けて映えることをアピールすれば話題になるのではないでしょうか。

 

山田さん:それはお客さんの数にアプローチをするっていうことですか?

 

川上さん:そうですね。若者の需要が増えるのではないかと思います。

 

ムギタローさん:創作料理の良さについての意見は、より創作料理のメニューを洗練することは単価を上げることにも繋がるのでいいと思います。

⑤残り10分。皆の意見を聞きながら打ち手を模索していく

山田さん:そうですね。単価と客数どちらにも繋がる意見もあると思います。そろそろ答えを出していきましょう。

 

ムギタローさん:僕はみなさんが言っていた通り単価を上げる方がよりいい店になるし、リピーターも増えるのでいいのではないかと思いました。

 

山田さん:木下さんどうですか?

木下さん:品質が良く映えるものを提供することによって、客数と単価のどちらにもアプローチできていいと思いました。

 

清水さん:品数が増えると材料費も増えてしまうので、コース料理の意見を出してみましょう)

 

山田さん:皆さん単価を上げて満足度も上げることによって客数もあげるっていう感じですね。では解決策の案をどんどん出していきましょう。

 

ムギタローさん:コース料理にすれば品数も減って材料費も減るのではないでしょうか。創作居酒屋というイメージしにくい商品も、自信のあるものを厳選してコースに組み込めばいいと思います。

 

山田さん:分かりやすさという面で、すごくいいと思います。ブランディングにも繋がりそうですね。

 

川上さん:アルコールは儲かるという話でしたが、それは注文していただくということでしょうか? それともアルコールはそのコースに含まれてしまうということでしょうか?

 

ムギタローさん:皆さんどう思いますか?

 

川上さん:僕は単価を上げるなら、何杯も飲んでもらった方が加算されていくのでプラスになるかなと思います。それならお酒は安めに提供した方がいいのかなと。

 

清水さん:みんなの意見を聞いて同意しましょう)

 

山田さん:それはすごくいいと思います! でも、1杯1杯料金がかかると注文に躊躇してしまうのではないでしょうか。ただアルコールは儲かるという案はすごく共感するので、オシャレな飲み物を作って提供するのは一つの手かなと思います。

 

清水さん:オシャレなお酒っていうのが曖昧ですね。具体的になにか聞いてみましょうか?)

 

ムギタローさん:僕お酒詳しくないんですけど、具体的にお洒落なお酒ってどういうものでしょうか? 木下さんどう思いますか?

 

木下さん:色がきれいだったり、キラキラとした光を取り入れたものだと写真を撮ったときに映えていいと思います!

 

清水さん:一通り聞いたあとにワインにもっていきましょう)

 

山田さん:最近の流行りだと、中身は変えずにグラスやボトルのデザインがいいと元の質は変えなくても買う人が多いですよね。形が特殊だったりジョッキに文字が書いてあったりなど、初期費用はかかってしまうけど頼む人は増えると思います。

 

▲真剣な眼差しでグルディスを見守る面接官・赤平さん

 

ムギタローさん:ワインは単価的にはいいと聞いたんですけど、ワインはオシャレですか?

 

木下さん:ワインは若者というよりかは大人っぽいイメージですよね。確かにオシャレかもしれません。

 

山田さん:コース料理って飲み放題とセットなのかなって思っていて、そこで頼める飲み物の種類を増やして売りにするのもありかなと思います。お店選びも「創作」っていうのがお客さんにとってポイントになってきて、種類を増やすのはいいかなと思います。

 

ムギタローさん:飲み物は長持ちしますしね。

 

山田さん:川上さんはどうですか?

 

川上さん:僕は逆に、お酒をたくさん飲むと料理がいらなくなっちゃうかなって思うんですよね。

 

山田さん:そうなると料理のコストを下げれるのでプラスの観点だと思っていて、量というよりかは見た目の華やかさで満足度を上げる方法もありますよね。相性の良い観点だと思います!

 

川上さん:コース料理自体にもバリエーションをだして色々なコースを用意し、再来店を促すのものもいいですね。

 

清水さん:ムギタローさん、そろそろまとめましょう。最後に主導権握れば山田さんにも勝てるはずです)

⑥残り5分いよいよ終盤。4人の意見をまとめよう

山田さん:そろそろまとめに入りましょうか。私なりにまとめると…

 

清水さん:ダメだ、先回りされた……強すぎる……!)

 

▲すべて山田さんに先回りされ絶望するグループディスカッションのプロ

 

山田さん:コース料理を提供することにより品数を減らして材料費のコストを下げる。また、これによって創作料理というものを分かりやすくする。もう一つは見た目にこだわった飲み物で満足感を出してリピーターを増やし、原価の低い飲み物で収益をだすということですね。

 

木下さん:すごく分かりやすくまとめていただいてありがとうございます!

 

ムギタローさん:あと創作居酒屋はお酒が飲めればいいという若者より、もう少し大人な客層であると思うので、飲み放題ではなくてもいいと思います。

 

山田さん:飲み物は一つ一つのお洒落さや豪華さを大事にして、コース料理は分かりやすさをだすという方向ですね。

⑦ついにグループディスカッション終了! 緊張の結果発表

ここでタイムアップ。グループディスカッション終了です! 果たして面接官は誰を選考するのでしょうか? 運命の結果発表です!!

 

今回は以下のパターンで面接官・赤平さんに選考してもらいました。

 

※選考は総合職前提

①序盤の選考のパターン(今回だと4人中3人が合格)

②最終選考のパターン(4人中1人が合格)

 

日研編集部:ではまず選考の段階が序盤のパターンの、合格者3名の発表をお願いします。

 

面接官・赤平さん:この場合の合格者3名は……ムギタローさん、山田さん、木下さんです。

 

清水さん:よしよし、一番最初に名前を言ってくれた。これはもしかしたら勝てるかも)

 

 面接官・赤平さん:川上さんを落とした理由としては、川上さんの発言量が少なく、どんな人間なのかが分かりづらかったところですね。木下さんも同様、分からないところが多かったのですが、木下さんの違いは喋らない時間の反応のしかたが評価になりました。

 

特にオンライン面接は喋らない時間の使い方がとても重要です。話していないときでも情報は身振り手振りで発信できます。対面だと話している人に視線が注目しがちですが、画面上だと面接側は全体がとても見やすいですんですよね。

 

木下さんはうなずいたり、笑顔が多かったり分からないときは怪訝な顔をしていたりして、議論に参加している感がありました。

 

グルディスのポイント5

 


 

日研編集部:なるほど。では最終面接段階での、合格者1人の発表をお願いします。

 

ムギタローさんの運命やいかに!

 

 

面接官・赤平さん:最終選考の場合の合格者1人は……

.

.

.

 

圧倒的に山田さんです。

 


ムギタローさん:うわー負けたか〜〜!!

 

清水さん:ダメでしたか〜〜、残念。赤平さんのフィードバックを聞きましょう……)

 

▲ムギタローさんの裏にプロがいるのはまだ知らない赤平さん

 

面接官・赤平さん:山田さんは自分の意見も言いつつ周りの意見も聞きながら、発言していない方に話題を振っていたり、とても素人の立ち振る舞いではなかったですね。考えながら話していたり、目線の使い方も含めかなり慣れている印象でした。

 

山田さん:私1か月前まで就活をしていて、グループディスカッションが多い業種だったので、たしかに慣れていたのかもしれません。

 

面接官・赤平さん:具体的に良かったところを挙げると、まとめに入っているとき、指で1や2などを表す手振りを用いているのが良かったです。これはグループディスカッションに慣れていない人にも試しやすい方法なので、ぜひ参考にしてほしいですね。

 

グルディスのポイント6

 


 

面接官・赤平さん:また、アルコールの単価のところで山田さんが川上さんの意見に反対したところがあったんですが、反論を述べる前に「とてもいいですね」と一度川上さんの意見を受け入れてます。相手の意見を頭から否定するのではなく、一度受け入れる一言があると、反論意見でも相手は受け取りやすくなるので、ここも評価のポイントになりました。

 

 

グルディスのポイント7

 

⑧いよいよネタバレの瞬間。グルディスのプロ視点のフィードバックは必見!

 

日研編集部:山田さんおめでとうございます! 皆さん、実はこのグループディスカッションは仕掛けがありまして……一人学生の中にプロに操られている人がいたんです。

 

!?

 

日研編集部:今回はそのプロに操られた学生が、グループディスカッションに勝てるのかどうかを検証していました。そして、その方はずっと指示を受けながらグループディスカッションを行っていました。そうですよね? ムギタローさん、清水さん。

 

清水さん:みなさんこんにちは、DEiBAカンパニーの清水と申します。実は私がグループディスカッションのプロとして、リアルタイムでムギタローさんに指示を送っていました。

 

ムギタローさん:いやー、2人で力をあわせても山田さんに勝てなかった……

 

清水さん:山田さん強すぎませんでしたか? このレベルの方を落とす企業はまあいないですよね。

 

面接官・赤平さん:そうですね、山田さんは完璧な立ち振舞いをしていましたね。主導権を握りながらも、しっかりと周りの意見にも耳を傾ける姿勢、そして活発に意見を出す姿勢、この2つが際立っていました。もし今回のように一般企業の総合職を選ぶという前提では、調整力の高い山田さんを落とす企業はないでしょうね。

 

ムギタローさん:僕が山田さんに勝てるポイントはあったのでしょうか?

 

面接官・赤平さん:もちろんムギタローさんにも勝てるポイントはありましたよ。ムギタローさんは0を1にするクリエイティブな発言をして話を進めていました。例えばこれが総合職ではなく、クリエイティブ職の選考だったら勝っていました。

 

 

清水さん:そうですよね。今回のグループディスカッションの主導権を握るという点で山田さんに太刀打ちできませんでした。だからムギタローさんと私は無理して主導権を奪うのではなく、流れが膠着したときにそこから進むきっかけとなる発言をするポジションになるという戦略に回りました。アイディアの可能性にかけたのですが、今回はなかなか難しかったですね。

 

面接官・赤平さん:なるほど、そういう作戦だったんですね。たしかにムギタローさんは、最初の飲食店についての原因分析。そしてコース料理をつくるという打開策を提案したのはとても良かったですね。清水さん、ぜひ木下さんと川上さんについても、プロとしてフィードバックいただけますか?

 

 

清水さん:そうですね、まずグループディスカッションはとにかく発言をしないといけないので、木下さんと川上さんはもう少し発言回数を増やしてもよかったかもしれませんね。ただ、発言するだけなら誰でもできてしまうので、その発言の理由も添えて発言するとなお良いと思います。

川上さんは邪魔されても意見を言うくらいの勢いでたくさん発言していくといいと思いますよ! ウザイと思われるくらい言っても大丈夫です(笑)。

 

グルディスのポイント8

 


 

面接官・赤平さん:そうですね、また川上さんは見た目が爽やかなので、声のトーンを少し高くしてテンポを速くするとより好印象だと思います。

 

 

川上さん:はい! 意識してみます。

 

面接官・赤平さん:発言がしにくいときは、きっかけづくりとして手を挙げてみてください。ムギタローさんは何度かやっていました。意見がなくても手は挙げてください。なぜなら参加している様子を見せることが大切だからです。そのうえで先ほど清水さんが言った意見を乗せるといいと思います。

 

グルディスのポイント9

 


 

面接官・赤平さん:また、メンバーに発言に強い人がいるときはリアクションをとって2番3番を狙うのも作戦としては全然アリです。木下さんは話していないときのリアクションはほぼできていたので、発言を増やしましょう。さらに知識と視点を多く学んでその発言に乗せていくと良いと思います。

 

グルディスのポイント10

 


 

木下さん:わかりました!

⑨自分に合った戦略を見つけて、就活にむけて準備をしよう!

 

山田さん:今回は司会にまわったのですが、今までの就活はリアクションにも意識を向けてグループディスカッションをしていました。今回のグループディスカッションでもその大切さが身に染みて分かりました!

 

木下さん:グループディスカッションをやったことがなかったので、家でイメージトレーニングはしてきたのですが、いざやってみると発言するのに勇気が出ず、なかなか上手くいきませんでした。知識を増やして自信をつけてこれから就活に望みたいです。

 

川上さん:ムギタローさんの動画も普段から見ていて、知識がすごくある方に対抗するのが難しかったです。今回たくさんアドバイスをもらったのでこれから頑張ります!

 

ムギタローさん:論理だけではいけないなというのがよく分かりました。そのあたりも踏まえて来年から社会人として頑張っていきます(笑)。

 

今回の一風変わったグループディスカッションはいかがだったでしょうか?

リアルなグループディスカッションの様子をお届けしましたが、あなたにもきっとどこか当てはまる攻略のヒントが眠っていると思います!

 


 

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企画・編集:ヒャクマンボルト

撮影:Ban Yutaka