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2021/10/27

オンライン面接のコツ10選|カンペはOK?入室&最後の挨拶は?気をつけたいマナー

就職・転職

新型コロナウイルス感染拡大やテレワークの定着などを受け、オンライン面接を実施する企業は珍しくなくなりました。
しかし、まだまだ慣れない環境ともいえるオンライン面接で失敗しないためには、入念な事前準備がなによりも重要なポイントです。オンライン面接の流れを理解し、上手に自分をアピールするためのコツを押さえておきましょう。

オンライン面接の流れ・始め方

男性が写っているPC画面

オンライン面接は、一般的に以下の流れで進行します。

1.発行されたオンライン面接のURLへアクセス

2.最初の挨拶

3.面接・質疑応答

4.最後の挨拶

 

オンライン面接であっても、基本的な流れは対面での面接とほぼ同じです。質疑応答の内容も同様です。

 

大きな違いは、指定されたオンライン会議URLへアクセスすることと、画面を通じたコミュニケーションになるという点です。

 

発行されたオンライン会議URLへアクセス

オンライン面接では、事前に企業側がオンライン面接ツールのURLを発行し、その後メールなどで送付されるのが一般的です。

 

面接の時間よりも前に、余裕を持ってURLへアクセスするようにしましょう。10分前には機器のセッティングを完了して、5分前にURLにアクセスし、カメラの映り方や照明などの調整を終えておくのが目安です。

 

なお、オンライン面接ツールによってはアプリのインストールやアカウントの作成が必要になります。利用方法について事前にしっかり確認しておきましょう。

 

オンライン面接の挨拶は「こんにちは」でOK?

オンライン面接の初めの挨拶には特に決まりきった正解はありません。挨拶は時間帯に応じて「おはようございます」や「こんにちは」でも問題ありませんが、「よろしくお願いいたします」が無難でしょう。

 

たとえば、「○○と申します。よろしくお願いいたします」「○○と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます」といった形で挨拶をします。

 

なお、オンライン面接は対面面接よりも声が通りにくいため、声を張って話すのがポイントです。

 

また、オンライン面接では挨拶のときに立つ必要はありません。対面面接では挨拶をしながらお辞儀をすることもありますが、オンライン面接の場合は、挨拶をしてから頭を45度傾ける程度にお辞儀をしましょう。

 

オンライン面接でのマスク着用

オンライン面接では、マスクをする必要はありません。なお、これは「しなくてもよい」ではなく、「マスクはするべきではない」を意味します。

 

「マスクを外した姿を見られたくない」などの理由から、マスク着用が緩和された現在においても、マスクを外さない人は少なくありません。しかし前述の通り、オンライン面接は対面面接よりも声が通りにくい特性があります。マスクをしているとさらに声がこもってしまうため、オンライン面接時はマスクを外しましょう。

 

また、マスクを着用していると、面接官は学生の表情を読み取れません。コミュニケーションが阻害される要因にもなりかねないので、事情がない限りはオンライン面接時にマスクをすべきではありません。

 

オンライン面接でイヤホン使用の断りを入れるタイミング

オンライン面接でイヤホンを使用することの断りを入れるのであれば、基本的には冒頭に伝えておくとよいでしょう。

 

しかし、学生がオンライン面接でイヤホンをしていることに面接官が違和感を抱くことは考えにくいです。オンライン面接では面接官に特に断りを入れずに、初めからイヤホンをつけていても問題ないでしょう。

 

オンライン面接でのカンペの使用はOK?

対面面接ではカンペの使用は一般的ではありませんが、オンライン面接ではカンペを使用してもバレないとも考えられます。オンライン面接では実際にカンペを使用しても問題ないのでしょうか?

円グラフ

企業の面接担当者に対して行ったアンケートの結果は以下の通りです。

●カンペの使用を「問題ない」とする面接官:56.5%

●カンペの使用は「望ましくない」とする面接官:43.5%

 

「問題ない」と考える面接官がやや多いものの、結果は拮抗しています。そのため、オンライン面接時のカンペの使用には一定のリスクがあることがうかがえます。

 

【関連記事】Web面接のカンペはバレる?使ってOK?それともNG?面接官にアンケート!

 

最後の挨拶もしっかりと

オンライン面接の終わりにもきちんと挨拶をします。「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。失礼いたします。」と挨拶をしてから、退出ボタンを押しましょう。

 

【関連記事】最終面接の逆質問では何を聞くべき?NG例とともに企業目線で解説

オンライン面接のコツ10選!事前準備がなによりも重要

PCを見ている男性

オンライン面接と対面面接では、流れは基本的に変わらないとはいえ、パソコンやスマートフォンなどの機器やインターネットを用いることで、予期せぬトラブルが起こる可能性があります。そのため、スムーズにオンライン面接を受けるための事前準備が大切です。

 

また、画面越しのコミュニケーションならではのポイントも複数あります。オンライン面接をスムーズに進めるためのコツを押さえておきましょう。

 

【オンライン面接・事前準備のコツ10選】

●パソコンやイヤホンなど使用する端末の動作確認
●スマホでのオンライン面接は「手振れ」「充電」「通知」に気を付ける
●おすすめのイヤホンは有線
●通信回線の速度と安定性を確認
●ZOOMやMicrosoft Teamsなど使用するアプリの動作確認
●目線はカメラ
●背景やカメラ位置・服装など「画面での見え方」を確認
●「静かな個室」の環境準備
●受け答えは「ゆっくり」「ハキハキ」!タイムラグに慣れるための練習も
●カンペを使う場合の「書き方」と「置き場所」

 

パソコンやイヤホンなど使用する端末の動作確認

オンライン面接に臨む前に、パソコンやタブレットなどの端末やイヤホンなどを用いて、ビデオ通話が問題なくできるか動作確認を行っておきます。基本的には、スマートフォンよりも画面が大きくて見やすいパソコンがおすすめです。

 

なお、パソコンはカメラやマイクを内蔵している機種でも、故障している場合や、設定によってはカメラやマイクが使えない状態になっていることがあるため、事前確認は不可欠です。カメラやマイクが内蔵されていないパソコンを使用する場合には、別途用意しておきましょう。

 

イヤホンについても、音がしっかり聞こえるか事前に確認してください。

 

スマホでのオンライン面接は「手振れ」「充電」「通知」に気をつける

「スマートフォンよりもパソコンがおすすめ」と上述しましたが、企業からのデバイス指定がない限りは、スマホを使用しても構いません。パソコンと同様に動作確認を行いましょう。

 

スマホでのオンライン面接にはいくつかの注意点があります。そのひとつが手振れ対策です。手で持っている状態では手振れが起きやすいです。落ち着いて面接を受けるためにも、スタンドなどで固定しておきます。

 

また、通知音やポップアップにも注意してください。以下の準備を忘れずに行いましょう。

 

●不要なアプリは終了する
●iPhoneは「おやすみモード」に設定する
●Androidは「通知の鳴動制限」を設定

 

充電切れにも要注意です。あらかじめ充電しておくのはもちろん、モバイルバッテリーなどの用意もあると万全です。

 

おすすめのイヤホンは有線

オンライン面接では、マイク機能のついたイヤホンを使用することで、こちらの雑音が入らない、面接官の声が聞きやすくなるといったメリットがあります。

 

さまざまな種類のイヤホンがありますが、おすすめは有線のタイプです。無線タイプのイヤホンは、線が邪魔にならないメリットがあるものの、音飛びの心配があります。有線のタイプのイヤホンの方が接続自体が安定し、充電切れの心配もないため、オンライン面接に向いています。

 

また、ヘッドフォンやヘッドセットなど大きなタイプのものは、髪が隠れるため本来の印象が伝わりにくくなり、面接官にマイナスの印象を与える可能性があります。シンプルなデザインのイヤホンを使いましょう。

 

通信回線の速度と安定性を確認

ノートPCとWi-Fiアイコン

通信回線の速度が遅い、あるいは不安定な状態では、オンライン面接中に接続が途切れたり、画面がフリーズしたりしやすくなります。自宅の通信回線が不安定な場合は、ポケットWi-Fiをレンタルするなどの対処策を検討しましょう。

 

なおスマートフォンのデータ通信を使用する場合は、通信制限を受けると通信速度が著しく低下するため、通信量に余裕があるか確認しておくことが大切です。

 

また、万が一オンライン面接中に通信状況が悪くなり、面接官の言葉を聞き取れない場合には、その旨を伝えるようにしましょう。電話での面接など他の手段に切り替えるといった対応がとられます。

 

ZOOMやMicrosoft Teamsなど使用するアプリの動作確認

ZoomやMicrosoft Teams、Skypeなど、事前に使用するオンライン面接ツールを確認して、問題なく起動するか確認しておきます。

 

オンライン面接が始まる時間になってもツールが起動しない、操作方法がわからないといった状況でスムーズに面接をスタートできないようでは、面接官に悪印象を与えかねません。ツールによっては、アカウントの作成やアプリのダウンロードが必要ですので、必ず事前に済ませておきましょう。

 

また、使用するオンライン会議ツールのアカウントをプライベートですでに取得している場合も注意が必要です。ユーザー名やアイコンの画像をすでに登録している場合は、就職活動にふさわしいものに変更しておきます。ニックネームで登録している場合は本名に変えておきましょう。

 

初めて使うツールの場合は、家族や友人などに協力してもらい、実際に使ってみながら操作手順を確認しておくと安心して面接に臨めます。

 

目線はカメラ

オンライン面接では、画面上の面接官に目線を向けてしまいがちですが、カメラに目線を合わせた方が自然な印象になります。パソコン内蔵のカメラを使用する場合は、カメラは画面の上にあるのが一般的です。面接官に目線を合わせていると、ややうつむいた感じになってしまい、目線が合っているようには見えません。

 

特に挨拶をするときや面接官からの質問に答えるときには、カメラの位置をしっかり意識しましょう。

 

背景やカメラ位置・服装など「画面での見え方」を確認

オンライン面接を受けている男性

オンライン面接では画面の見え方が印象を左右するため、自分がどのように映っているのか、事前に確認して調整しておくことが大切です。

 

背景

オンライン面接を自宅で受ける際には、背景がすっきりとするように部屋の片づけを行い、壁の前など余計な映りこみのない場所を選びます

 

ポスターや洗濯物などが映りこんでいるのは好ましくありません。カメラの向きや角度を調整して、できるだけ背景にシンプルな壁だけが移る場所にセッティングしましょう。

 

なお、バーチャル背景の使用は不自然な印象を与えかねないため推奨できません。

 

カメラの位置や高さ、角度、明るさ

背景に続いて、自分自身の映り方も確認しておきます。パソコンを通常使う位置に置いていると、上から目線になってしまいやすいため注意してください。目線の高さとカメラの高さが合うようにするのがコツです。

 

また、顔しか映らないほどカメラが近いと違和感があります。一方でカメラが遠すぎると、表情がわかりにくくなります。肩から上が映るセッティングが適切な位置の目安です。

 

また、顔が暗くならないように、デスクライトの位置を調整したり、専用のライトを用意したりしましょう。

 

服装

オンライン面接の服装は、基本的に対面面接と同じです。私服という指定がある場合を除いて、スーツを着用するのが基本になります。

 

上半身だけスーツを着用して、下は部屋着といった服装でオンライン面接に臨む人もいますが、機器の不具合があった場合や必要なものが発生して取りにいく場合に、立ち上がって見えてしまう可能性があります。自宅でオンライン面接を受ける場合でも、上下ともにきちんとした服を着用するようにしましょう。

 

また、髪型や化粧、髭なども、対面面接と同様にきちんと整えておきます。

 

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「静かな個室」の環境準備

オンライン面接を受ける女性

オンライン面接を受ける場所は、騒音や雑音が入らない静かな個室が向いています。

 

ネットがつながる場所であればどこでも面接を受けられるとはいえ、カフェや公園などのオープンスペースは不向きです。自宅で臨むのがベストですが、難しい場合はレンタルオフィスやネットカフェの個室などを利用します。

 

自宅でオンライン面接を受ける際には、窓やドアを閉めて、電車や車の音、近所の話声など外部の音がなるべく入らないようにします。また、宅配便が届いてチャイムがならないように、時間指定ができる場合はずらしておきます。

 

家族と同居している場合は面接時間を伝えておいて、静かに過ごすように協力してもらいましょう。

 

受け答えは「ゆっくり」「ハキハキ」!タイムラグに慣れるための練習も

オンライン面接では、通信環境などによって声が聞きづらくなることもあるため、いつもよりも少しゆっくり、ハキハキと話すと面接官が聞き取りやすくなります。画面越しでのコミュニケーションでは声の抑揚やリアクションも伝わりにくいため、相槌や手ぶりなどもやや大きめにしましょう。

 

また、オンライン面接では音声にタイムラグが発生します。そのため、発言のタイミングが面接官とかぶってしまうことがあります。オンラインならではのタイムラグに慣れておくよう、家族や友人に協力してもらい練習をしておくことが大切です。

 

いつもよりも間をとることを心がけながら、面接官の反応を見て話すこともポイントです。話し終えたときには「以上です」と付け加えると、面接官が次の質問に移りやすくなります。

 

カンペを使う場合の「書き方」と「置き場所」

上述の通り、オンライン面接のカンペの使用には賛否両論があるため、カンペをどうしても使いたい場合にはポイントを押さえておきましょう。

円グラフ

「求職者がカンペを見ていることに気づいたことがありますか?」と企業の面接担当者に対して行ったアンケートの結果は以下の通りです。

●カンペの使用に「気づいたことがある」面接官:72.2%

●カンペの使用に「気づいたことはない」面接官:27.8%

 

気づかれないと思ってカンペを使用していても、多くのケースでバレてしまっていることがわかります。

 

カンペの存在が気づかれる要因として多いのは、「受け答え」や「目線」によるものです。アンケートでは、以下のような声がありました。

●明らかにカンペを用意してあった質問に対してのみ、スムーズな回答を行ってきた(その他部署:管理職)

●おそらく印刷したものを画面の下に用意していたのか、よく下を見ながら面接の受け答えをしていたため(その他部署:一般社員)

●一点に集中しており、目が合っていない感じがした為。カンペを見るとどうしても棒読みになるから(その他部署:管理職)

 

こうした声を踏まえると、オンライン面接でカンペを用意しておく場合には、「書き方」や「置き場所」がポイントとなります。具体的には、そのまま読むような回答をカンペに記述するのではなく、パソコンのカメラの横に、要点や話す順番を書いた付箋を貼っておくにとどめるとよいでしょう。

まとめ

オンライン面接には、通常の対面面接のための準備以外にもやっておくべきことが複数あります。パソコンやスマートフォンなどの端末、マイク機能付きのイヤホンなどの準備や、面接を受ける場所の環境の整備、使用するアプリの動作確認など、事前準備をきちんと行っておくことで、安心して面接に臨めるようになるでしょう。

 

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