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2023/11/07

景井ひなの“スキサガシ” みんなの楽しい気持ちを知ろうとしたら、自分の「好き」につながった。– あの人の履歴書vol.13

就職・転職

「やりたい仕事が見つからない」「好きなことを仕事にしたいけど、好きなことがわからない」。そんな悩める就活生に向けて、自分の「好き」を見つける”スキサガシ”を応援するインタビュー企画の第13弾! 今回登場するのは、フォロワー数1,000万人を誇るTikTokクリエイター・タレントの景井ひなさんです。 バラエティやお芝居、モデルなど、さまざまな分野で活躍する景井さんは、どのように自分の「好き」を見つけたのでしょうか? ご自身が経験された就活の話も絡めながら、「好き」へ近づくための方法などについて語ってもらいました。

景井ひなさんの履歴書

どうせ自分には無理、と芸能界への憧れをひた隠しにしていた過去があるんです。

——景井さんがTikTokを始めたのは、ブライダル系の専門学校時代に友だちから一緒に撮ろうと誘われたことがきっかけだったとか。もともとSNSで情報発信することが好きだったんですか?

 

景井:いえ、実はその時までTikTokの存在すら知らなかったし、流行に敏感なタイプでもなかったんです。情報発信することにも特に興味がなくて、世間で流行っているSNSやアプリも友だちから教えてもらう側でした。だから初めも、「みんながやっているし、流行っているからやってみよう」くらいの、本当に軽い気持ちで投稿したんです。すると、その投稿がすぐに話題になり、アカウントをつくって10日ほどでフォロワーが10万人を突破しました。予想もしていなかった反響に、最初は戸惑いを覚えました。

 

——そうだったんですね。小さい頃から芸能界への興味や憧れはあったんですか?

 

景井:幼い頃は可愛い服の絵を描くのが好きで、デザイナーになりたかったんです。でも、大きくなるにつれて自分は服のパターンを起こすための計算が苦手だと気づき、尻込みしてしまいました。他に洋服と関われる仕事はないか考え、「ファッションモデルになりたいな」と思ったこともありましたが、これも現実的ではないと諦めていたんです。

 

——その後、ブライダル系のドレスショップから内定をもらったのを辞退し、芸能界入りを決めたそうですね。夢を諦めきれなかった理由はなぜでしょうか?

景井:中学生の時、文化祭で劇の主役に抜擢されたんです。その時点では自分の顔立ちにコンプレックスがあってマスクが手放せず、なるべく目立ちたくありませんでした。でも、自分にできることを精一杯やってみようと思い頑張って役を務めたら、担任の先生やお客さんたちにすごく良かった、と褒めてもらえたんです。うれしさと同時に「お芝居って楽しいな」という気持ちがそこで芽生えました。

 

それでも芸能のお仕事がしたいとは思わないように「自分には無理だ」と本当の気持ちを完全に抑えこんで、ブライダルの道に進んだんです。もちろん、就職先に選んだほどですからブライダルの世界も好きでした。でもやっぱり、中学時代に劇を成功させた喜びや憧れはずっと心の奥に残っていたんです。そうしていたらチャンスが突然目の前に現れたから、思い切って飛び込んでみたんです。

好きか嫌いか、まずは試しにやってみる。無理やり「好き」にならなくてもいい。

——先ほど「幼い頃はデザイナーに憧れ、次第にモデルにも憧れたけれど諦めた」という話がありました。そこから「ブライダル系のドレスショップ」という選択肢にはどのようにたどり着いたんですか?

 

景井:まずは、自分の性格を自己分析してみました。学生の頃から、サプライズをすることが大好きだったんです。友だちの誕生日のために計画を練って、周りに協力してもらって驚かせることが楽しくて。私は企画したり人を喜ばせたりする仕事が向いているんじゃないかと思い、やりたいことと自分の性格を客観的に見て、ブライダルの専門学校に進学しました。その中でプランナーやヘアメイクやフラワーなどさまざまなジャンルにも触れ、もともと憧れがあったファッションにも関係があるドレスがいいなと思ったんです。

 

——景井さんは就活して内定をもらった経験がありますが、その会社はどうやって見つけたんでしょうか?

 

景井:内定をいただいたのは個人経営のドレスショップです。履歴書とドレスのデザインを送ったらそのままトントン拍子に進んで、仕事の簡単なお手伝いをするようになり、内定をいただく形でした。なので、就活らしい就活はしていないかも……。

 

ただ、そのドレスショップを見つけるまでは「どんなドレスショップで働きたいのか」「そもそも本当にドレスショップでいいのか」と悩み続けました。そうしていろんなドレスのデザインや会社の雰囲気を見ているうちに、大企業よりも個人経営のほうが自由に働けそうで、自分に合っていると思ったんです。

 

そして、「デザインができる」「個人経営」という条件を絞って探したところ、自分にピッタリ合いそうな会社を、たまたま地元の熊本県に見つけました。私の就職活動は、会社情報を調べる時間がいちばん長かったと思います。結果的には芸能界への道を選びましたが、内定辞退をお店の人に電話で伝えたら、「本当はうちに来てほしいけれど夢を応援しているよ、頑張ってね」と温かい言葉をいただけました。

——景井さんは子どもの頃から自分が大切にしたいことや「好き」なことが一貫しているんですね。逆に「自分の好きなことがわからない」と悩む人にはどんなアドバイスがありますか?

 

景井:好きなことがわからない、かあ……。別に、無理やり「好き」にならなくてもいいんじゃない?と思います。私も、最初からTikTokが好きで始めたわけではないですから(笑)。友だちが楽しいと言っていて、その楽しい気持ちを知りたくて始めてみただけで。どんなことでも、試しにやってみてから自分に合うかどうかを判断すればいいと思うんです。好きか嫌いかは、実際にやったあとでわかること。だからまずは、なんでもトライしてみたらいいと思います!

 

自分に必要なことはやる。逆に必要ないことは、やめてもいい。

——芸能界では、さまざまなジャンルのお仕事に挑戦されていますが、特にどの仕事がいちばん楽しいと感じますか?

 

景井:全部です。バラエティも楽しいし、お芝居も楽しいし、モデルの仕事も楽しい。良い意味で、働いているという感覚があまりなくて。全部楽しめています。

 

セリフを間違えずにうまく演技できるか、などプレッシャーを感じて「もう無理かも!」と弱気になることもたまにあります。他にも、先のことを考えすぎて「次の現場では失敗してしまったらどうしよう……」と、自分で自分にストレスをかけて怖くなっちゃうことも。けれど、不思議と現場に行って実際にやってみると「楽しい!」というポジティブな気持ちに変わるんです。

 

——現場に行くと「楽しい」と思えるのは、人と関わることが好きだからですか?

 

景井:人と関わることが好きになったのは、この仕事を始めてからです。以前は目立ちたくなかったし、交友関係も狭く深くで、地元には友達が3人くらいしかいませんでした(笑)。それが変わったのは、お芝居を本格的に挑戦するようになってからです。

 

基本的にお芝居の現場では、同じ方々と長い期間を過ごします。そうすると、その人の人間性がだんだんとわかるようになるんです。他にも、人との距離の縮め方が上手な役者さんは、どうやって距離を縮めているのかをよく見て学びました。そういう方々の真似をすると、喋るのが苦手だった私も、人との距離を縮めてうまく話せるようになってきたんです。今では、人と話すのってこんなにも楽しいんだな、と思います。

 

——さまざまなジャンルのお仕事をし続けるために大事なことは何だと思いますか?

 

景井:私の場合、新たなお仕事が増えても、 必ず自分のルーツといえるTikTokを更新するように心がけています。だからこそフォロワー数が1,000万人を超え、ありがたい反響が続き、お芝居やタレントの仕事にも呼んでいただけているのだと思います。どこまで行っても自分のルーティンや軸をブレさせないことが大事なんじゃないかな。

——ルーティンを守って続けることが大事なんですね。自分が納得できる企画が思いつかなかったり疲れて投稿ができなかったりする時はどうしているのでしょう?

 

景井:そういう時のためにストックを必ず何本か用意し、ネタ切れにならないよう日本だけではなく世界中のTikTokの流行もチェックしていました。考えてみれば、 TikTokの投稿に関しては、SNS運用の仕事みたいに続けていたかもしれません。好きとか嫌いといった感覚ではなく、「自分に必要なことだからやる」という気持ちです。自分の将来のために本当に必要ならやるし、必要なくて好きでもないなら、私はやめてもいいと思います。それは時間の無駄だと思っちゃうから。

悩むのは悪いことじゃない。たくさんの視点を持つことが「スキサガシ」への近道になる。

——ずばり「好きなことを仕事にする」って、どういうことだと思いますか?

 

景井:初めから自分が思い描いていた好きなことを仕事にできれば理想的だなとは思います。でもそれってなかなか難しいし、実際にかなえられるのは一握りの人だと思うんです。

 

ただ、「自分の『好き』は意外とそれだけじゃないかもよ?」とは言いたいです。周りに目を向けていろいろ挑戦してみたら「自分はこういうことも好きなんだ!」とか「意外とこんなことに向いているんだな!」とか、想像していなかった発見があるかもしれない。それが選択肢となり、将来の職業につながることもあると思うんです。

 

私も「ファッションが好き」という軸はありながら、デザイナーやモデルに憧れ、一時はブライダルの道を選び、現在に至っています。もしも選んだ道が違うと感じたら、「じゃあ次はこっちに行こう」と変えればいい。たくさん悩むのはそれだけ可能性があるということなので、むしろ良いことだと思います。

——では最後に、頑張っている就活生に対して景井さんからエールをお願いします!

 

景井:「ずっと好きなことを続ける」と覚悟を決めることも素敵だけれど、なんだか合わないな、と思ったら次を探すことも大切だと思います。「好き」や「興味があること」がない人は、友だちに「今はどんなものが流行っているの?」とか「どんな趣味があるの?」って聞いてみると良いかもしれません。友だちの「楽しい」を共有してみることで、自分にとっての興味が見つかるかもしれない。まずは、そういうちょっとした行動を起こすことが、就職先や興味を見つける「スキサガシ」のための近道になるはずです。

——TikTokから彗星のように現れ、あっという間に芸能界で活躍の場を広げている景井さん。その裏には、他人の「好き」を知りたいと思う好奇心と、自分の性格を分析する客観的な視点がありました。

 

自分の「好き」がまだ見つからない人は、周りに目を向けて、自分以外の誰かの「好き」を体験してみてはいかがでしょうか? 景井さんが TikTokを始めたように、そのちょっとした行動が自分の「好き」につながり、ひいては人生を変えることになるかもしれません。

 

「商店街のピアニスト 永遠の調べ」

 

BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)では田口浩正、藤田朋子、井上想良、景井ひななど新たな豪華キャストを迎え、2022年秋に放送されたオリジナルドラマ「商店街のピアニスト」感動の続編を放送中です。商店街にある1台のストリートピアノから繰り広げられるハートウォーミングストーリーを、ぜひご覧ください。(景井ひな)

 

公式サイト:https://www.shochiku-tokyu.co.jp/syotengainopianist2/

 

日研トータルソーシングでは、就活生のみなさんにいつでも扉を開いております。興味がある人はこちらをご覧ください!

(企画:株式会社ライスカレー / 取材・編集:株式会社エクスライト / 執筆:山田宗太朗 / 写真撮影:池ノ谷侑花)

【動画】景井ひなさんに就活でよく聞かれる質問をしてみました!

景井ひなの5秒チャレンジ

景井ひなさんに面接でよく聞かれる質問に、5秒で答えてもらいました!

動画はこちらから!

https://youtube.com/shorts/Zqr3H2_JEiA?si=G2HH5sYlDoBMRpj4

 

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応募期間:2023/11/8(水)~2023/11/26(日)

 

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