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2022/10/07

「就活合格弁当」で内定ゲット!? 料理界と就活界のプロが究極の勝負メシ作ってみた!

就職・転職

就職活動における至高の勝負メシとは何か。 この難題に一つの答えを出すために、就活生や管理栄養士、料理研究家、大学教授、キャリアコンサルタント、お母さんからなるメンバーが集結。 熱い議論の末、内定獲得に限りなく近づける(かもしれない)「就活合格弁当」がここに完成する!

〈メンバー紹介〉

・元雄桜子(もとお・さくらこ)さん(管理栄養士)

フリーランスの管理栄養士として、大手企業のレシピ開発や新商品開発、食に関するイベントの企画や講演などに携わる。

 

・だいすけごはんさん(料理研究家)

手抜きレシピで人気の料理研究家。Instagramのフォロワー数は12.3万人(2022年10月5日時点)。レシピ開発のほか、料理に関する写真撮影・動画制作も手掛ける。

 

・リカさん(お母さん)

2人の息子の母親として、子どもたちの体調を気づかった家庭料理を手掛けてきた。長男が数年前、次男が今春に就職したばかり。

 

・小泉京美(こいずみ・きょうみ)さん(大学教授)

相模女子大学学芸学部英語文化コミュニケーション学科教授。日本航空での勤務経験を生かし、観光ビジネス領域やキャリア教育を担当。

 

・アヤコさん(キャリアカウンセラー)

人材系サービス企業に勤務。大学等での就職ガイダンス講師などの就職支援、社内の運用管轄部門などに従事しながら、キャリアコンサルタントとしても活動中。

 

・ヤスさん(学生)

最近まで就職活動に取り組んでいた現役学生。2023年に卒業予定。

 

【PART1:自己紹介】就活生が求める手軽さにフォーカスしてみる

元雄(管理栄養士):今日はここに集まった皆で、理想の「就活合格弁当」を考えようということなんですが、そもそも就活生って日頃、どんなことに気をつかっているんですかね。私は管理栄養士として企業のレシピ開発などに携わっているのですが、そのあたりがわからないので、まずは就活の現場をご存じの方にお話を伺えればと思います。

 

ヤス(学生)僕は大学4年生で、最近まで就活をしていましたが、その間はストレスのせいか、体重の増減が大きかったですね。周りにも顔が丸くなったり、逆に痩せすぎたことを面接への影響も含め、気にしている人がいました。そういう意味では、できるだけ健康に良い食事をとりたいというニーズがあるかもしれません。

 

リカ(お母さん):私には2人の息子がいて、長男は数年前、次男は今春に就職が決まりました。2人とも実家暮らしでしたが、就活生が抱えるストレスは本当に大きいと思います。どちらも男子ということもあってか、こまめにいろいろと報告してくれるわけでもなかったので、就職が決まるまでは親としてもハラハラしていました。ただ、家ではできるだけリラックスしてほしいと思い、その時々の体調に合わせた料理を出すように心がけていました。たとえば、風邪が流行り出したら免疫力を高めるのに有効な緑黄色野菜、殺菌効果や疲労回復効果が期待できるネギやショウガを多めに入れたり、体調が悪そうなときには消化に良いうどんや鍋物にしたりといった感じです。

 

アヤコ(キャリアカウンセラー):とても素敵なお話ですね。私は人材系企業で大学などの就活ガイダンスなどを担当、個人としてもキャリアカウンセラーとして活動してきた経験があるのですが、最近の就活生は何かと忙しいので、お弁当となるとどこでも気軽に食べられて、カバンの中でかさばらず、かつ簡単に、手早く、安くつくれるものがいいような気がします。そうなってくると、個人的にはおむすびがオススメですね。自分好みの具をたっぷりと入れれば、景気づけにもなるんじゃないでしょうか。

 

小泉(大学教授):日本航空での勤務を経て、現在は大学で教授として観光ビジネス領域やキャリア教育に携わっています。学生たちと一緒にタイに子ども用車椅子を届けるボランティア活動なども実践していますが、最近の学生たちは社会貢献に対する意識が高く、多くの学生たちが参加してくれていますし、この活動に参加したくて本学を志望した学生もいるほどです。

大学ではゼミ生をはじめ、多くの学生に接していますが、学内でお弁当を食べる風景はよく目にするものの、たしかに就活にお弁当を持ち歩く学生は少ないかもしれませんね。ですが、おむすびなら手軽だし、ゲン担ぎという意味でも「縁を結ぶ」「努力が結ばれる」という語呂合わせがあるので、最適な気がします。

 

ヤス(学生):僕の場合は鮭むすびをよく食べてました。自分が好きな具ということもありましたが、自分のなかで就活におけるルーティンにすることで、何となく気持ちが落ち着くというか、リラックスできる感じもありましたね。

 

だいすけ(料理研究家):私は料理研究家として、手軽につくれる手抜きレシピなどをSNSで発信していますが、ルーティンを重んじるなら、具は食べ慣れているものにしたいですね。斜に構えてフキミソなどを入れるよりは、スタンダードな鮭や昆布などにしたほうが心身ともにリラックスできそうです。

アヤコ(キャリアカウンセラー):おむすびの場合、歯についてしまうリスクがあるので、海苔で巻くかどうかは悩ましいところですね。うっかり鏡で身だしなみを整え忘れて、歯に海苔がついたまま面接ってことになったら大変……。特に男子学生は忘れがちな気がしますし。

 

ヤス(学生):僕は毎回、身だしなみはちゃんとチェックしていたつもりですけど、たしかにそうかもしれません。歯とか特に気づきにくそうですし。

 

小泉(大学教授):おむすびにせよお弁当にせよ外食にせよ、食事の後には鏡を見て、身だしなみをきちんと整えてほしいですけどね。でも、リスクヘッジということを考えると、たしかに海苔を使わないほうが無難かもしれません。

 

元雄(管理栄養士):海苔がないとさみしい人はとろろ昆布などを巻いても良さそうです。

 

リカ(お母さん):海苔の代わりという話だと、五目いなりなんかも華やかでいいんじゃないでしょうか。

 

元雄(管理栄養士):味がついた油揚げも市販されているので、案外と簡単につくれそうですね。糖分もタンパク質もとれるし、ハレの感じもありますね。

だいすけ(料理研究家):僕は海苔を巻いたおむすびが好きですけど、気になるようなら、市販されているウナギのかば焼きを細かく切ってご飯に混ぜ込み、おむすびにしてもいいかもしれません。タレごと混ぜ込めば、味も間違いなしです。

 

ヤス(学生):ウナギはテンションが上がりますね。

 

小泉(大学教授):「うなぎ上り」ということで、ゲンも担げそうです。

 

元雄(管理栄養士):ウナギは栄養価も高いし、おいしいので、おむすびの具としても優秀ですね。色味が気になる人は大葉の千切りを混ぜてみてもいいと思います。ちなみに、ウナギ以外の具だとどうでしょうか。

 

アヤコ(キャリアカウンセラー):個人的には明太子と昆布を混ぜたのが好きです。

 

ヤス(学生):それもおいしそう……。

 

リカ(お母さん):昆布は良さそうですが、明太子は火を通しておかないとちょっとリスクがあるかもしれないですね。

 

元雄(管理栄養士):あと、実はタコも「多幸」「置くとパス(オクトパス)」などの語呂合わせでゲン担ぎになるみたいですよ。しかも、タコにはタウリンなどスタミナ増強につながる栄養素がたっぷり含まれています。炊飯器にお米とタコと調味料を入れて炊き上げれば、簡単にタコ飯をつくることができるので、それをおむすびにしても素敵かと。

 

小泉(大学教授):受験というわけではありませんが、天むすで「点を取る」っていう語呂合わせもありでは。ただ、揚げ物というのはどうなんですかね。

 

だいすけ(料理研究家):毎日のように食べていたら肌荒れや胃もたれにつながっちゃうかもしれませんが、おむすびの具くらいであれば気にする必要はないかと思います。

 

リカ(お母さん):母親目線からすると、勝負の日くらいはちょっとしたものをつくってあげたいと思っちゃいますけど、一人暮らしの学生さんにとって揚げ物はちょっとハードルが高いかもしれませんね。

 

元雄(管理栄養士):自分でつくるのが大変なら、たとえばエビの天ぷらなど、スーパーのお惣菜コーナーで買って具にしてもいいかな、と思います。

 

ヤス(学生):どれもおいしそうで悩ましいですが、心身ともにくたくたになりやすい時期でもあるので、疲労回復の意味でもタコ飯はよさそうですね!

 

 

【PART2:座談会】 栄養や見た目、ゲン担ぎやハレの日感にもフォーカスしてみる

元雄(管理栄養士):あらためてお弁当という観点だとどうでしょう。自分が就活していた頃を振り返ってみると、学校や、面接先のフリースペースでお弁当を食べている学生は一定数いたような気がします。

 

小泉(大学教授):せっかくですから、心身ともに元気になるような献立にしたいですね。とはいえ、面接という失敗できない場に臨むわけですから、いろいろと注意しなければならないこともありそうです。

 

ヤス(学生):コロナ禍の影響もあって、面接の8~9割くらいはオンラインでしたが、最終面接などは対面で行われていましたね。それだけに、対面の面接のときはひときわ緊張しましたし、気合を入れなきゃって感じでした。

 

元雄(管理栄養士):オンライン化が進んだ分、リアルな面接に臨む際の緊張やストレスがこれまで以上に大きくなっているのかもしれませんね。そうなると、栄養価が高いだけでなく、ある程度、消化に良い食材を選ぶのがベターな気がします。あとは臭いや刺激が強いものも避けたほうが無難でしょうから、ニンニクや過度な香辛料も控えたほうがいいかもしれません。

 

アヤコ(キャリアカウンセラー):最終面接は人生を左右するかもしれない一大イベントですから、相手に与える印象も含め、万全のコンディションで臨みたいところですね。ところで、最終面接の時期は、直近の採用スケジュールで言うと春から初夏が中心になってきますが、そのあたりの旬を意識してみるというのはどうでしょう。

元雄(管理栄養士):春だとスナップエンドウとか葉物野菜なんかが使いやすいですかね。緑色の野菜は見栄えも良いし、栄養価も高いですし。

 

小泉(大学教授):タケノコもいいんじゃないですか。春の食材だし、成長や出世などの縁起もありますし。緑色の野菜ということであれば、アスパラガスも5~6月あたりが旬ですね。

 

元雄(管理栄養士):アスパラガス、いいですね。主菜をアスパラの肉巻きにするのもありかもしれません。豚肉で細めのアスパラを4本くらい巻いてもいいし、豪快に大きめの1本を巻いてもいいし。

 

ヤス(学生):おいしそうだし、体にも良さそうですね。

 

元雄(管理栄養士):お肉でスタミナもつくし、アスパラでビタミンもとれるし、色合いも良いし、良いことづくしかと。

 

だいすけ(料理研究家):肉巻きにハードルを感じる人は、豚こま肉をタップリのタマネギ、そしてしょうが焼きのタレで炒めたものを主菜にしても良いかと。

アヤコ(キャリアカウンセラー):どちらもそそられますね。いわゆる勝負メシということで言うと、ご飯をちらし寿司なんかにしてはどうでしょう。旬の食材も取り入れられるし、見栄えも抜群。

 

リカ(お母さん):ちらし寿司なら、おむすびでも話題に上がったウナギをのせると若い人たちにも喜ばれそうです。うちの息子たちもそうですが、やっぱり若い人たちは味が濃くて、ボリューム感があるものが好きでしょうから。

 

だいすけ(料理研究家):たしかに、いち男子の目線からしても、あっさりしたタケノコご飯よりも、ウナギのちらし寿司のほうがテンションが上がりますかね。

 

ヤス(学生):ウナギのちらし寿司、特別感があって最高です。ウナギ以外の具はどんな感じでしょうか。

 

元雄(管理栄養士):酢飯に具を混ぜ込んだり……というのはちょっと大変かもしれないので、酢飯の上にウナギと錦糸卵、それから何かしらの旬の野菜をのせるという感じでいいかもしれませんね。ちなみに、最近は錦糸卵も市販されているので、気軽に扱えると思います。

 

小泉(大学教授):錦糸卵に初卵(若鶏が初めて産んだ卵、あるいはそれから約1カ月以内に産んだ卵)を使えばさらにゲン担ぎになりそうです。あと、その他の具でいえば、レンコンも穴が空いていて「見通しが良い」と重宝されますね。ビタミンCも豊富だから風邪の予防にもなりそうです。

だいすけ(料理研究家):レンコンを薄切りにする自信がなければ、大きめにカットしてキンピラ風に炒めるのもありかと。

 

リカ(お母さん):レンコンのキンピラもそうですが、箸休め的な副菜もあったほうがいいでしょうね。季節感を出すなら菜の花のおひたしとかでしょうか。

 

元雄(管理栄養士):たしかに春といえば菜の花ですが、案外、扱ったことがない人が多そうです。見慣れた食材ということで考えると、ホウレンソウなどは栄養も満点ですし一押しですね。レバーに負けないくらい鉄分を含んでいますし、濃い緑は見た目的にもアクセントになります。

 

小泉(大学教授):ホウレンソウには「活力」「健康」といった花言葉もあるらしいので、これもまた縁起が良いですね。

 

だいすけ(料理研究家):ホウレンソウはベーコンや豚肉と一緒にバター炒めにするだけでも最高ですが、アスパラの肉巻きを主菜にするなら、おひたしなどの副菜に回したほうが良さそうですね。

 

ヤス(学生):どちらもすごくご飯が進む感じですね。キムチなんかはどうですか。僕を含め、周囲に結構、キムチ好きがいるんですけど。

 

アヤコ(キャリアカウンセラー):私自身、豚キムチが大好きなんですけど、ニオイなどを考えると避けたほうがいいかもしれませんね。

 

小泉(大学教授):あとは、カブとか、縁起物の観点で言うと五角で合格っていうオクラなどはうまく取り入れたりできるものでしょうか?

 

元雄(管理栄養士):カブのステーキにして副菜に、オクラは小さく刻んでウナギの上からちらしてもよいかもですね。

元雄(管理栄養士):お弁当は暖色系や紫色の食材を入れると見た目にもグッとオシャレになるので、デザートとしてイチゴなんかを入れるととても映えるかもしれません。イチゴに限らず、フルーツにはビタミンが豊富に含まれているので、栄養バランス的にもぜひ入れておきたいところです。

 

ヤス(学生):僕、フルーツだとゴールドキウイが大好きなんですよね。でもちょっと食べにくいか……紫色ということだと、個人的には巨峰とかの大粒のブドウが入っているとテンションが上がりますね。果汁でシャツなどが汚れないように注意しないといけませんけど。

 

アヤコ(キャリアカウンセラー):暖色系のフルーツなら、オレンジなんかもありますね。あらかじめカットしておけば、シャツが汚れたりする心配もないので安心ですし。

 

小泉(大学教授):柑橘系でいえば、「良い予感」ということで、いよかんがあればなおのこと縁起が良さそうです。

 

だいすけ(料理研究家):弁当箱のサイズにもよりますが、余ったスペースにはブドウやオレンジなどのフルーツをできるだけ詰めてみるといいんじゃないですか。

 

リカ(お母さん):とっても豪華。子どもたちが就職活動中につくってあげたかったですね。

 

ヤス(学生):話しているだけでお腹が空いてきちゃいました。就職活動中に食べてみたかったなあ。

【PART3:就活合格弁当完成!】 オリジナルレシピを公開!

有識者の皆さんの熱い議論を経て、ついに就活合格弁当が完成!

 

管理栄養士の元雄さんの協力の下、超手軽につくることができる就活合格おむすび&弁当のレシピも完成しました。

 

就活合格おむすびにはタコ飯のおむすびをチョイス!

 

そして、就活合格弁当の献立はウナギのちらし寿司、アスパラの肉巻き、ホウレンソウのおひたし、レンコンのきんぴら、かぶのステーキに、オレンジや巨峰などのフルーツといったラインナップに。

 

見るも豪華、健康にもゲン担ぎにも最高の就活合格おむすび&弁当がここに完成!

 

これを食べれば、心身ともに元気になること間違いなし。就活合格に向けて、一度つくってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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