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2023/04/24

継続力の自己PR例文と言い換え|アルバイトや部活のエピソードをESにまとめる方法

就職・転職

継続力は、就職活動の自己PRに用いられることが多い強みのひとつです。しかし、単に我慢強さをアピールするだけの内容に終始してしまうと、企業からの好評価にはつながりません。
自己PRにて継続力をアピールする場合の例文や、言い換えの方法など、作成のポイントを見ていきましょう。

「継続力」は就活ESや履歴書の自己PRに使える長所

「継続力」は就活ESや履歴書の自己PRに使える長所

継続力は、就活のエントリーシートや履歴書に記載する自己PRの強みとして、多くの企業から評価される能力です。継続力を有する人材に対し、企業は次のような点を期待しています。

 

●大きなハードルがあっても成果に向けて取り組む粘り強さがある

●目標に向かってコツコツと継続して知識やスキルを身につける向上心がある

●一定の品質を保ちながら物事を継続できる

●何があっても動じず、あきらめずに取り組んでいける

●創意工夫しながら取り組み続けられる

●長く勤務して将来の継続的な貢献が期待できる

 

継続力が内包する多様な強み「粘り強さ」「向上心」「安定感」「胆力」

一言で「継続力」とくくられますが、企業から求められている能力は上記のように多種多様に解釈できます。大まかに次の4つに分類できるでしょう。

 

●困難があっても取り組み続けていく粘り強さ

●知識やスキルを身につけるためにコツコツと取り組める向上心

●一定の品質を保てる安定感

●トラブルなどに見舞われても動じない胆力

 

まずひとつ目は、困難があっても取り組み続けていく「粘り強さ」です。業務への姿勢はもとより、転職が当たり前の価値観となっている現代において、自社で長く働き続けてくれることが期待されることも、企業から評価されるポイントになるでしょう。

 

ふたつ目は、知識やスキルを身につけるためにコツコツと取り組める「向上心」です。新入社員は入社後に、業務に必要な知識やスキルを身につけることからスタートするケースがほとんどです。意欲的に習得に励める姿勢が求められます。

 

また、一定の品質を保てる「安定感」も、製造業の現場などルーティンワークでの確かな信頼感の醸成につながります。トラブルなどに見舞われても動じない「胆力」についても、臨機応変に対応しながら、あきらめずに達成を目指し続けるメンタルが期待されているのです。

 

継続力をアピールする就活生は多い

多くの企業や職場で求められる多様な能力であることから、継続力を自身の強みとしてアピールする就活生は少なくありません。実際に就活生・元就活生を対象に実施したアンケート調査でも、自己PRでアピールした要素として、継続力は2位にランクインしています。

 

【調査概要】

●調査対象:就活生、新卒3年目までの元就活生

●調査人数:200人

●調査期間:2022年11月

 

自己PRに反映しアピールした自身の強みや特徴として、もっとも近いものを選んでください

自己PRに反映しアピールした自身の強みや特徴として、もっとも近いものを選んでください。

●コミュニケーション能力:15.5%

●継続力:15.0%

●行動力:11.5%

●協調性:10.0%

●忍耐力:9.5%

●傾聴力:9.0%

●問題解決能力:8.0%

●成長意欲:6.0%

●責任感:6.0%

●計画性:5.0%

●企画力:3.5%

●正確性:1.0%

 

継続力の回答数は、1位の「コミュニケーション能力」とほぼ同様の水準です。多くの就活生が強みとしてアピールしていることがうかがえます。

 

>>【関連記事】新卒の自己PR例文一覧と書き方【傾聴力・行動力・継続力・忍耐力】|「ない」と悩む就活生は75%以上!

 

継続力をアピールする鉄板エピソードは「部活」「アルバイト」「ピアノなどの習い事」

エントリーシートや履歴書に記入したり、面接で話したりする自己PRは、その裏付けとなる具体的なエピソードを添えて、自身の強みをアピールします。継続力は、これまでに努力を重ねてきた実績を伝え、向上心やメンタルの強さ、最後までやり抜く力などをアピールするのにピッタリな特性でしょう。

 

継続力をアピールする際は、長年にわたって継続してきた部活動やピアノなどの習い事、または長期間続けていたアルバイトなどに関連する具体的なエピソードがよく用いられます。

 

このほかにも、たとえば資格取得のために努力し続けた勉強について、あるいは日々取り組んでいた筋トレなどの経験をエピソードとして盛り込むのもよいでしょう。自身の継続力を裏付けるエピソードは、部活やアルバイトなどのエピソードに限定されるものではありません

 

では、実際に就活生は継続力を強みとして伝えるために、どのようなエピソードをもとに自己PRを作成しているのでしょうか? 具体的な例文を確認していきます。

継続力の自己PR・例文とエピソード

実際に就活生や元就活生を対象としたアンケート調査の結果から抽出した、継続力をアピールする自己PRに用いたエピソードや例文を次の4つのジャンルに分けて紹介します。

 

●部活のエピソードを交えた自己PR

●アルバイトのエピソードを交えた自己PR

●習い事のエピソードを交えた自己PR

●勉強や資格取得のエピソードを交えた自己PR

 

部活のエピソードを交えた自己PRの例文

部活のエピソードを交えた継続力の自己PR

サッカーや野球など、長年にわたって部活に取り組んだことは、継続力をアピールするための裏付けとして最適です。「もっと上手くなりたい」「レギュラーを獲りたい」といった向上心を持ちながら継続して取り組んだことをアピールする材料にもなるでしょう。

 

実際のアンケートでは、部活経験から継続力を裏付ける、以下のようなエピソードが寄せられました。

●私の強みは粘り強く最後まで物事に尽力する特徴です。入学して初めてのサッカーの試合は補欠からのスタートでしたが、レギュラーになりたいという気持ちから朝のシュート練習やリフティングを毎日続けたことでオフェンスに自信を持つことができ、レギュラーになることができました。また、継続的に続けたことで部員やコーチからの信頼も得ることができ、最後の公式戦ではフォワードを任されました(営業/男性)

●大学自体にトライアスロン部に所属して活動していた経験を話した。最初全く泳げなかったことや、体力がなかった状態から、毎日小さな目標を設定し、それをクリアすることに専念したことや、部活がない日にトレーニングジムやプールで自主練をすることを続けた。その結果1年後にはトライアスロンを完走することができた。このような最初全くできない状態から練習を継続して最後は目標を達成したということをPRした(業種問わず/男性)

●中学校1年生から高校3年生までの6年間バスケットボールを継続し、その間、帰宅後毎日30分の筋力トレーニングを継続したことが自分の強みと言えます(商社/男性)

●部活動で3年間頑張った内容や、学校も休まずに行っていたという体の丈夫さをアピールしました(商社/男性)

 

上述のような具体的なエピソードを盛り込んだ、自己PRの例文を紹介します。

向上心を持ちながら、粘り強く努力し続ける継続力があることが私の強みです。小学生から大学生まで部活動でサッカーを続け、常にレギュラーになるために努力を重ね、実現してきました。

特に大学のサッカー部では強豪校の出身者が多く、ほとんどの部員が自分よりも格段に上手いと感じました。そのため、「このままでは3年生になってもレギュラーになれないのでは?」と焦る気持ちが芽生えました。そこで、練習の前に基礎練習を自主練として行い、部活動が長期で休みとなる期間には、ランニングや家の近くの公園での自主練を続けました。その結果、3年生が引退して新チームになるタイミングで、レギュラーに昇格することができました

御社に入社したあとも、部活動で培った継続力を武器に、簡単にあきらめることなく努力を続けていきたいと考えています。

 

アルバイトのエピソードを交えた自己PRの例文

アルバイトのエピソードを交えた継続力の自己PR

アルバイトも継続力をアピールする裏付けによく用いられている鉄板エピソードです。長年にわたって続けた成果としてバイトリーダーに抜擢されたことを挙げるケースが目立ち、仕事をきちんと習得して一定の品質でこなしていたことや、リーダーシップが醸成されていることもアピール要素とされています。

 

ただし、アルバイトを単に長く続けていただけでは、アピール材料として弱い印象となりがちです。アルバイトを続けていくなかで努力した点や創意工夫した点をエピソードに盛り込むようにしましょう。

 

実際のアンケートでは、アルバイト経験から継続力を裏付ける、以下のようなエピソードが寄せられました。

●アルバイトを4年間続け、バイトリーダーを経験するとともに、短期のアルバイトをいくつかやったエピソードで、継続力と新しいものへの挑戦力をアピールした(事務職/女性)

●大学1年の5月から大学4年現在も同じバイトを続けている。オープニングメンバーとして入ったこともあり、バイトリーダーを務め、各店舗で1人しかいない優秀なクルーである証明のグッドクオリティバッチというものをいただいていた。またテレビの撮影の際には全国から8人しか選ばれない中に選出された(メーカー営業/女性)

●中学生の3年間新聞配達を毎日続けたので忍耐力と継続性は鍛えられています(製造業系メーカー/男性)

●学生時代に4年間継続して続けたアルバイトを通して、そこから得たものについて書いた(メーカー/男性)

●大学では1年生から1つのアルバイトを続け、バイトリーダーにまでなった(IT・出版/男性)

 

上述のような具体的なエピソードを盛り込んだ、自己PRの例文を紹介します。

私の強みは、任されたことを最後までやりきる継続力です。大学1年生の5月からカフェでのアルバイトを始めて、今でも続けています。

アルバイトを始めたばかりの頃はコーヒーのメニューの違いを覚えるのに苦労しましたが、手が空いている時間に先輩に覚え方のコツを聞くなどしてマスターしました。また、昼時や土日などの忙しいときには待っているお客様が発生するなど、店内がバタバタすることがありました。そうしたときは、何を先にやるか優先順位を考えて対応し、お客様のクレームが発生しないように気を配りました。こうした結果、今ではバイトリーダーを任されるようになり、アルバイトスタッフへの指示や新しいスタッフの育成なども行っています。

御社でもアルバイトの経験で培った継続力を活かして、任された仕事に対して責任感を持ってやり抜いていきたいと考えています。

 

習い事のエピソードを交えた自己PRの例文

習い事のエピソードを交えた自己PRの例文

続けてきたピアノやバレエ、書道などの習い事も、継続力をアピールするためのエピソードとして有効に機能します。

 

長期にわたってひとつのことを続けていると、苦労したことや上達のために工夫した点などが、多かれ少なかれ必ずあるはずです。習い事のエピソードは、困難なことがあっても粘り強く続けていける力や、向上心を持ちながらコツコツと取り組む力をアピールするのに適しているでしょう。

 

実際のアンケートでは、習い事の経験から継続力を裏付ける、以下のようなエピソードが寄せられました。

●逆境にも負けることなく自分で目標を立て高みを目指す力。クラシックバレエを10年以上続けたこと、そしていつも怒られてばかりだった私が先生から認められ同級生の中で1人だけプロへのスカウトももらえたことを話しました(メーカー・商社/女性)

●幼少期からピアノを弾いており、中学の合唱コンクールでは伴奏をした経験があります。初めは、上手くいかず何度もあきらめかけましたが、毎日練習を繰り返すうちに徐々に弾けるようになり、最終的にクラスを優勝に導くことが出来ました(教育/男性)

●3歳から大学2年生までクラシックバレエを続けていたこと(メーカー営業/女性)

●習い事であるダンスを10年以上継続しそれに伴うトレーニングも怠らなかった(エンタメ/女性)

●12年間習い続けた習い事から、継続力が強みであるとアピールしました。社会人になれば継続力が必ず必要になってくる場面が多々あると思うのでこれを活かすことができると思います(商社/女性)

 

上述のような具体的なエピソードを盛り込んだ、自己PRの例文を紹介します。

私はコツコツと努力を続け、継続していく力があることが強みです。私は4歳からピアノを習い、高校生まで続けていましたが、毎週のレッスンのための練習を欠かさず行っていました。

また、高校生のときの最後のピアノの発表会では、大好きなショパンの『別れの曲』に挑戦しました。この曲は日頃、私が習っている練習曲よりも難易度が高く、特に中間部の速い部分をミスなく弾くことが課題でした。練習を始めてみたところ、指の動きが追い付かない状況でした。そこで、指練習の教本の『ハノン』にも改めて取り組みながら、『別れの曲』で指使いが難しい箇所を繰り返し練習してマスターしました。そして、ピアノ発表会では、『別れの曲』をミスなく弾くことができました。

御社に入社することができましたら、コツコツと取り組める継続力を活かして、仕事に必要な知識を覚えて腰を据えて活躍していきたいと思います。

 

勉強や資格取得のエピソードを交えた継続力の自己PRの例文

勉強や資格取得のエピソードを交えた継続力の自己PR

専攻や語学の勉強、あるいは資格取得などのためにコツコツと取り組んだ経験も、継続力をアピールするエピソードになります。直面した課題を乗り越えた経験や工夫した点などに触れると、努力をして継続し続けた姿勢が伝わりやすくなるでしょう。

 

実際のアンケートでは、勉強や資格取得の経験から継続力を裏付ける、以下のようなエピソードが寄せられました。

●自分の強みは継続性で、早起きをしています。早起きをして大学に行く前に勉強や家事などのやらなければいけないことを実施しました。勉強の成果としてFPの資格と簿記の資格を取得しました。早起きをすることで朝の時間に余裕ができ、1日を充実させることができています(メーカー/男性)

●私はどんなことでも集中してやり遂げることができます。この強みを生かして学生時代に日商簿記2級を取得しました(メーカー/男性)

●英語が苦手でありながらも学び続け、2年間でTOEICの点数が400点以上伸びました。またそれにより自分でも実際に所属できるとは思わなかった通訳と翻訳のゼミに入ってよりレベルの高い英語の運用を学ぶことができました(教育/女性)

●資格試験に向けて勉強(宅建)。1回目に落ちて諦めようとしたが、オンライン講座を受けるなどして継続して勉強して諦めずに頑張った結果2回目で合格(金融/男性)

●1プログラミング学習を、数年間にわたって続けたこと(IT/男性)

 

上述のような具体的なエピソードを盛り込んだ、自己PRの例文を紹介します。

私の強みは、目標に向かって地道に取り組む継続力があることです。私は英語が得意ではなく、以前のTOEICのスコアは400点程度でした。しかし、研究室で英語の文献を読むのには英語力が足りなかったため、TOEIC800点という目標を立てて勉強に取り組みました。

TOEICの得点アップを目指すため、平日は1日2時間、土日は1日3時間をTOEICの勉強にあて、通学時間は英語のアプリを聞いてリスニング対策を行ったところ、3ヶ月後には600点に上がりました。しかし、その3ヶ月後のTOEICのテストでは、50点しか上がらない結果となり、伸び悩みました。特にリスニングに課題があったためオンライン英会話も始め、さらに半年間勉強を続けたところ、目標だった800点を達成することができました。

やり方を工夫しながら継続して知識の習得に取り組む力を、御社での技術職にも活かしていきたいと考えています。

継続力の自己PR・書き方のポイント

継続力の自己PR・書き方のポイント

継続力をアピールする自己PRの例文を見てきて、少しずつイメージが沸いてきたのではないでしょうか? 実際に自己PRを書くにあたり、押さえておきたいポイントを紹介していきます。

 

●面接でも1分間で話せる「400文字ほど」が目安

●PREP法を取り入れてわかりやすくまとめる

●どのような場面で発揮される継続力なのか特性を捉える

●数字などを用いて具体性を高める

●具体的な行動がイメージされる言葉に言い換える

 

面接でも1分間で話せる「400文字ほど」が目安

エントリーシートなどで自己PRの文字数が指定されていない場合は、400文字程度にまとめるのが基本となります。400文字程度で簡潔に伝えるには、盛り込むエピソードは1つにしましょう

 

なお、アナウンサーが1分間で話す文字数も300~400文字とされています。この文字数で作成しておくと、面接でも無理なく、理路整然と話せるでしょう。

 

書き出しは「結論」!PREP法を取り入れてわかりやすくまとめる

自己PRを書く際にはPREP法を用いると、企業に伝えたい内容をわかりやすく論理的にまとめられます。

 

PREP法とは、以下の頭文字から名づけられた手法で、この順番に沿って「結論」から書き出すことが論理的な文脈を構成するポイントです。

●結論(Point)

●理由(Reason)

●具体例(Example)

●結論(Point)

 

まず「結論」として自分の強みは継続力であることを記します。次に、その強みを示す「理由」を挙げ、「具体例」となるエピソードを簡潔に述べます。

 

そして最後に、再度「結論」として自分の強みは継続力であることを念押しし、自分の強みである継続力を入社後にどのように活かせるか添えるとよいでしょう。

 

どのような場面で発揮される継続力なのか特性を捉える

継続力といっても、冒頭で挙げたように意味する特性は多様です。

 

困難なことがあっても取り組み続ける粘り強さや、向上心を持ちながらコツコツとスキルを積み上げていく力、一定の品質を維持できる安定性、何かあっても動じずに続けられる胆力など、シーンによって求められる能力には違いがあり、職種や業種によっても異なります

 

たとえば粘り強さであれば、商社の営業職やコンサルタントなど、業務量が多く、かつ仕事の難易度が高いうえに、成果が出るまでに時間を要する職種・業界などで特に必要とされる能力です。

 

数字などを用いて具体性を高める

継続力をアピールするためのエピソードでは、継続した期間などについて具体的な数字を盛り込むことがポイントです。

 

たとえば、「長い間続けてきた」よりも、「5年間続けてきた」と明確に数字を含めた方が、具体的なイメージが沸きやすくなり、受け取る側のリアリティも向上します。

 

具体的な行動がイメージされる言葉に言い換える

継続力は就活で評価される特性ではありますが、「我慢強い」「変化を好まない」といったネガティブな印象を与えてしまうこともあります。そこで以下のように、継続力をよりポジティブで主体性を感じるような表現に言い換えてみましょう。

●向上心を持って努力を続ける力

●最後までやり抜く力

●簡単にあきらめることなく、継続して取り組む力

●高い目標に向かって取り組み続ける力

●逆境に負けずに続ける力

●責任感を持ってやり抜く力

継続力が評価される・活かせる職業や業界

継続力が評価される・活かせる職業や業界

継続力はほとんどの仕事で活かせるスキルですが、特に評価される業界や職種を紹介していきます。

 

看護・医療・介護・保育

介護や保育の現場では、利用者や園児、あるいはご家族と、長期にわたっての人間関係を構築していくことが求められます。なんかしらのトラブルを抱えている方に対しては、粘り強く対応していく継続力は欠かせません。看護師においても、特に療養病棟や介護施設での勤務では同様の能力が求められます。

 

IT・エンジニア

IT業界やエンジニアは多様な継続力が評価されます。たとえばシステム開発にあたっては、想定外のトラブルが起きたり、予期せぬクレームに見舞われたりすることが少なからずあるため、困難に直面しても取り組み続ける粘り強さや、何かあっても動じずに続けられるメンタルの強さが求められます。

 

また、IT業界は日進月歩で技術革新が進んでいるため、継続して専門知識を習得していく姿勢も欠かせません。

 

製造業

製造業の現場では、創意工夫を繰り返しながら、一定の品質を保つために日々コツコツと継続して業務に打ち込む姿勢が求められます。機械加工や組み立てなどの製造工程に限らず、検査工程においても品質の確保が重要視されています。

 

なお、製造業には「きつい」「汚い」「危険」というイメージがありますが、いまでは多くの企業において改善されています。職場環境の整備に注力し、きれいな作業場や休憩室を備えている企業が大半であり、産業用ロボットやFA機器による自動化が進んでいることから、危険を伴う作業や単純な作業も減っています。

 

多くの人の役に立つ「ものづくり」の提供を通じて得られる社会貢献の実感は、継続力をもって課題解決に取り組んできた学生にとって格別な喜びとなるでしょう。

 

まとめ

継続力は就活での自己PRの強みとして、あらゆる業種・職種で評価される特性です。

 

実際に多くの学生が継続力を自己PRの強みに採用しているため、差別化を図るためには根拠となるエピソードに具体性や数字を取り入れて、長期にわたって継続している姿勢を明確に示すことがポイントになります。

 

また、継続力はさまざまな種類に分類されるものでもあります。志望する業界や職種で必要とされる特性を踏まえて、自己PRに反映させましょう。

 

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