RECRUITMENT

就活note!

就活note!は、ものづくり・製造業で就職・転職活動を有利に進めるためのノウハウが満載!
製造派遣会社総合満足度NO.1「日研トータルソーシング」がお送りする、お役立ち&暇つぶしコンテンツです。
2023/08/22

レッツゴーよしまさの“スキサガシ” 子どもの頃の「ピュアな気持ち」を思い返すと「好き」が見えてくる。– あの人の履歴書vol.11

就職・転職

「やりたい仕事が見つからない」「好きなことを仕事にしたいけど、好きなことがわからない」。そんな悩める就活生に向けて、自分の「好き」を見つける“スキサガシ”を応援するインタビュー企画の第11弾! 今回登場するのは、「素の志村けんさん」のものまねで話題の、レッツゴーよしまささんです。 子どもの頃の「好きな気持ち」を大切に育てて叶えた、2つの夢。アミューズメント系企業に務める会社員としてのお仕事と、ものまねタレントとしてのお仕事、そのどちらも両立させるパワフルな素顔に迫りました。ご自身の就職活動中のお話とともに、仕事探しをする上で「まず、一番に考えるべきこと」についても伺っています。

レッツゴーよしまささんの履歴書

 

「会社員 兼 ものまねタレント」という働き方

——現在ものまねタレントとしてお忙しく活動されているレッツゴーよしまささんですが、その一方で会社員もされていらっしゃるんですよね?

 

レッツゴーよしまさ はい、そうなんです。週に5日、クレーンゲームを扱うようなアミューズメント系の企業で正社員として働いてますよ。ただ、「ものまねタレントで食えるようになるまで」という感覚で働いていたわけではなく、「いつかは、クレーンゲームに関わる仕事がしたい」という小さい頃からの夢だったからなんです。大学生の時にはクレーンゲームの機械を購入して自宅で動かしているほどでした。新卒の就職活動の時も、アミューズメント系の数社しか受けていなくて。とにかく、今の仕事に就きたかったんですよ。

——では、会社員としてのお仕事は「念願の夢が叶って」というわけなんですね。しかし、「ものまねタレント」としての活動も諦めなかった。

 

レッツゴーよしまさ そうですね。ものまねも小さい頃から大好きで、学生時代から文化祭や、ショーパブ、お祭りなんかで披露するようになりました。

ただ、うちの会社が入社当初は「副業禁止」だったので、新卒入社をしてしばらくはノーギャラでものまねを続ける日々でしたね。途中で「副業解禁」に変わったことで、ギャランティをいただくようになりましたけど、特に気持ちとしては何も変わっていません。ものまねを誰かに見てもらい、面白がってほしいから続けているだけなんです。会社員とものまねタレントの「どちらかしかやっちゃいけない」「どちらかを諦らめなきゃいけない」と、好きなことを狭めてしまうのはおかしいじゃないですか。

ものまねを続ける理由は「とにかく好きで好きで」

——ですが、ノーギャラでも長い間活動を続ける、というのはよほどの「好き」がないと難しいですよね。

 

レッツゴーよしまさ たしかに、誰にも負けないほど「好き」ではあると思いますね(笑)。きっかけは、子どもの頃に見た、「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」(フジテレビ)でした。志村けんさんのCMを目当てに見ていたら、その番組でものまねを披露するなかじままりさんに衝撃を受けたんですよ。伊藤咲子さんの『ひまわり娘』を歌われている姿に目が釘付けになって。子どもの僕はご本人を知らないので、似てるかどうかはわからないんです。だけど、とにかく動きがオーバーで面白かったんですよ。そこから、僕は「伊藤咲子さんのものまねをする、なかじままりさんのものまね」を皮切りにいろんなものまねをするようになりました。

中学生の時には文化祭で小林幸子さんのものまねを披露したりして。衣装も自作しましたよ。日暮里に生地を買いに行って、ミシンの勉強をして、スパンコールまで一つひとつ縫い付けて……。

 

——当時から、そこまでこだわってらっしゃったんですね。

 

レッツゴーよしまさ やるなら全力でやった方が楽しいじゃないですか。本当にものまねが、好きで好きで仕方なかったんですよね。だからこそ、こうして活動もずっと続けてこられたんだと思います。

「好き」と「縁」がつながって

——「好きな気持ち」が、よしまさ少年の2つの夢を現実にしてくれたんですね。

 

レッツゴーよしまさ そうですね。もちろん、周りの人の協力やご縁があってこそだとは思います。たとえば会社では、僕はかなり稀有なポジションにいるというか(笑)。とにかく僕は「好きなこと」を徹底して追求するタイプで、会社でもそれは同じ。最初こそ理解を得られませんでしたが、数年間徹底してやり続けるうちに「この領域については、あいつに任せておこう」という空気が醸成されて、気づけば会社の仕事においても好きなことに取り組めるようにもなりました。それは、許してくれる周りの人にも感謝ですよね。それから、太田プロに所属してものまねタレントとして活躍の場が広がったのも、周りの人たちの不思議なご縁がきっかけなんですよ。

——昨年の出来事ですよね。それは、どんな経緯だったのでしょうか?

 

レッツゴーよしまさ 僕は、なかじままりさんの活動を追っかけをしているうちに、ご本人のお仕事のお手伝いをさせてもらうような仲になったんです。2022年のある日、なかじままりさんに誘っていただいて、片岡鶴太郎師匠の個展に行きました。鶴太郎さんにもお会いして、自己紹介としてものまねの動画をお送りしたところ、太田プロの方へつないでくださったんです。そこから事務所の所属、ものまね番組のオーディション出場という流れに。それが世に出るきっかけになりました。

 

この時に感じたのは、「やっぱり、続けてきてよかったな」ということですよね。「好き」の気持ちだけでやってきましたけど、やり続けてきたからこそ、「ここだ!」と思えるチャンスが巡ってきたわけですから。これまでのご縁をつないでいただいた片岡鶴太郎さん、なかじままりさん、志村けんさんにも改めて感謝です。

やりたい仕事の前に考えるのは「自分の幸せ」

——ご自身の「好き」を信じて、突き進んでこられたからこそですね。そんな、レッツゴーよしまささんに、あえておうかがいするのですが、やはり「好き」を仕事にするべきだと思いますか?

 

レッツゴーよしまさ 好きなこと=(イコール)仕事にしなきゃいけない、ってことはないと思いますね。僕の場合は、ものまねでお金をいただけることも嬉しいですが、これを仕事にしている感覚はあまりないんです。あくまでも“仕事”は会社の方で、ものまねは趣味を突き詰めた結果、お仕事としていただける機会が増えたのだと自分では感じています。

 

逆に、会社に就職したからものまねを続けられたと言えます。いつ売れるか分からない中でものまねタレントを目指すとなると、お金の面でも精神面でも安定しづらい。だから、生活するための必要なお金は会社の方で稼ぎながら、好きなものまねは趣味として続けるスタイルを選びました。今後、ものまねタレントとして食べていけるくらい売れたとしても、会社を辞めるつもりはありません。僕にとってはものまねで稼ぐこと以上に、好きなことをして“楽しい”と思える方が大事なんです。

——「好き」を仕事にしなきゃと焦るのではなく、まずは「好きなこと」と「お金を稼ぐこと」を別で考えてもいいんですね。

 

レッツゴーよしまさ はい。その上で、経験者の一人として就職活動について言えることがあるとすれば、就職活動中は「みんながやらないこと」「本当に好きなこと」を自分の武器にするといいと思います。僕が自信を持って面接を受けられたのは、「私が好きなのは、クレーンゲームとものまねです。こればっかりやってきました」と言えたからなんですよ。これはインターンや部活などでも同じで、その中で自分なりに「好き」を見つけて本気でやってみる。そういう風に何かに打ち込む人の話は面接官の印象にも残るはずです。「好き」を武器にして挑む、というのは大事だと思いますね。

 

——なるほど。「好き」は目標にもなりえるけど、武器にもなる。

 

レッツゴーよしまさ そうですね。まず「幸せな人生を送る」ということが、何よりも大切な大前提じゃないですか。そのためにはなるべく「やりたくないこと」に費やす時間を減らせた方がいいと思うんです。だから、まず就職活動の時には、自分の幸せについて、真剣にめいっぱい考えてほしいと思いますね。

——その際、ヒントになるような考え方はあるでしょうか?

 

レッツゴーよしまさ まずは、小さい頃の「好きだったもの」「夢中になったもの」を思い出してみるといいんじゃないでしょうか。大人になると余計な情報や損得勘定がいっぱい入ってきたりしますけど、子どもの頃の「好き」って、すごく純度が高いと思うんですよ。

お金も時間も何もかもあるとして、すべてが満たされた状態になった時、一生やり続けたいことが何なのか?と考えてみるといいかもしれません。僕だったらものまねがやりたい。映画を見続けたい、音楽を演奏していたいっていう人もいるだろうし。

 

そんな風に、何が好きだったんだっけ?何をやっている時が幸せなんだっけ?というのをよくよく考えてみると、自ずと答えが見つかってくるように思いますね。「働く」って案外、すごく面白くて幸せなことですよ。それからもう一つ、人生、絶対になんとかなるから、っていうのは若い方にお伝えしたいことです。

 

——小さい頃の憧れを、そのまま2つも叶えてしまったレッツゴーよしまささん。二足の草鞋で活躍を続けていることからも、パワフルで貪欲なお人柄を想像しましたが、「“素の”レッツゴーよしまささん」はどこまでも穏やかで、淡々と「好き」を大切に前向きに続けてこられたことが、よく伝わってきました。自分の「好き」や「本当にやりたいこと」がわからなくなっている時には、まず子どもの頃を振り返ってみるのはいかがでしょうか。そして「自分にとっての幸せ」を真剣に考えることも、きっと「好き」を見つけることにつながるはずです。

 

日研トータルソーシングでは、就活生のみなさんにいつでも扉を開いております。興味がある人はこちらをご覧ください!

 

レッツゴーよしまささん直筆サインを抽選で3名さまにプレゼント!

インタビュー記事公開を記念して就活生へのメッセージ入りサイン色紙を3名様にプレゼント!

応募方法:

①Twitterで@nikken_officialをフォロー

②告知ツイートをRT

 

告知ツイートはこちら!

 

応募期間:2023年8月22日(火)~2023年9月5日(火)23時59分まで

(企画:株式会社ライスカレー / 編集:株式会社エクスライト / 取材・執筆:中前結花 / 写真撮影:ただ)

25新卒採用中

This will close in 0 seconds