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2022/03/17

就活応援Interview“あの人の履歴書” vol.4 野性爆弾くっきー!の“スキサガシ” 「嫌いの中に好きを見つける。」

就職・転職

「やりたい仕事が見つからない」「好きなことを仕事にしたいけど、好きなことがわからない」。そんな悩み多き就活生に向けて、自分だけの「好き」を見つける“スキサガシ”を応援するインタビュー企画の第四弾。 今回は、芸人としてだけでなく、アーティストやミュージシャンとしても大活躍中のくっきー!さんにインタビュー。好きなことだけしていたらいつの間にか仕事になっていたという道のりと、それを実現した“黒ギャルマインド”“ミクロ思考”“スカジャン思考”に迫ります。

バンド仲間に誘われて芸人の道へ

転職note_あの人の履歴書くっきー!ポートレート

 

くっきー!

1976年生まれ。滋賀県出身。1994年NSC大阪校に13期生として入学し、同期のロッシーと「野性爆弾」を結成。ネタ作りやコントの小道具などを担当。アルバイトで生計を立てながら劇場で活動し、2008年に東京進出。近年はイラストの才能が評価され、絵本を出版する他、国内外で個展を開催。バンド「ジェニーハイ」ではベース担当。現在のレギュラーは「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ)や「ラヴィット!」(金曜のみ/TBS)ほか多数。

Twitter:@yodareyodare

Instagram:nikuguso_taro

YouTubeチャンネル:くっきー!の心を込めて

 

────滋賀県に生まれたくっきー!さんは、中学生の頃に到来したバンドブームがきっかけで、バンド活動に夢中の学生時代を送ったそうです。

 

くっきー!「日々、楽しくやってました。めちゃめちゃ頭が悪くて、大学進学がまず確実に無理やって。就職も、バンドやるから、する必要ないわと思ってました。先輩とか、まわりはだいたい肉体労働をやっていたので、自分も適当にバイトしながらバンドマンになろうと思ってたんですけど、いつも一緒にいたバンドのボーカルから『芸人ならへんか』と誘われて。そのままノリで養成所(吉本総合芸能学院/NSC)を受けに行ったという流れですね」

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!のインタビューカット

 

────くっきー!さんを誘った友人は、入学してすぐに「車屋になる」と養成所を自主退学。残されたくっきー!さんは、別口で入学していた幼馴染のロッシーさんと「野性爆弾」を結成します。

 

くっきー!「ロッシーと滋賀から大阪の養成所に通ってたんです。片道1時間くらい一緒やったんで、なんとなく流れでお笑いコンビを『作るけ?』みたいな感じで。どっちから誘ったわけでもなく。

 

いまだに『コンビ組もう』とは言うてないんで、下手したらまだコンビじゃないかもしれないですね(笑)。告白してへんけど内縁状態みたいな感じなんで」

 

────NSCを卒業後、芸人としてのスイッチが入ったのはいつでしょうか?

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!名言

 

くっきー!「『よっしゃ!芸人になる!』みたいな鼻息ブンブン丸でツッコんでいったわけではなく、なんとなくふわあ〜っと遊んどったら、そのまま芸人になったという感じかもしれないですね。

 

養成所で友達もできて、辞めてもいいけど辞める必要もないみたいな状態から、友達らと一緒に“芸人”という形で劇場のオーディションを受けに行くようになるじゃないですか。『誰々が受かった』と聞くと悔しかったりするんですよね。そこからなんとなく、気持ちに“闘争心”みたいなもんが生まれたんでしょうね」

スベっても売れなくても楽しかった若手時代

就活note!_あの人の履歴書くっきー!インタビューカット

 

────肉体労働、カラオケ店員、バーテンダー、ラブホテルの清掃員など、いろいろなアルバイトをしながら、お笑いとバンド活動をしていたくっきー!さんは、24、25歳の頃に一度だけ、芸人を辞めることを考えたそうです。

 

くっきー!「一番金がないときで、地獄モードやったんです。芸人は、続けてもええけど辞めてもええくらいの精神状態でしたね。親戚のおじさんが板金屋で、屋根の瓦を打ったり、雨樋付けたりしてて、高校の時分にバイトに行ってたんです。

 

仕事の楽しさもわかってたし、物作るのが好きやったんで、『大工かっこええな』と。で、ロッシーに『辞めたい』言うたら、産卵期の母ウミガメくらい目に涙を溜めて、『もうちょっと頑張ろう』と言われたんで、可哀想やなと思って続けました(笑)」

 

────野性爆弾のネタは世界観が独特で、テレビからはなかなか声がかからず、劇場ではスベることも多かったとか。それでも将来が心配になることはなかったそうです。

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!インタビューカット

 

くっきー!「『この先どうしよう』とか『何年後にこの番組出たい』みたいなことは、まったく考えなかったですね。その日その日が楽しけりゃいいっていうタイプでした。劇場に出て、客にウケること、仲の良い先輩に笑ってもらえることを日々の目標にやっていたので。

 

そら売れた方がいいと思いますよ。でも先輩たちのおかげで、売れなくても大丈夫という気持ちを保てました。バッファロー吾郎さん、ケンコバ(ケンドーコバヤシ)さん、(ハリウッド)ザコシショウら、自分がおもしろいと思ってる先輩が、客が笑ってなくても、舞台の袖で笑ってくれてて。楽屋に戻ったら『お前なんやねんあのネタ!』って、キャッキャ笑いながら集まってくれたんです。それが一番のモチベーションやったと思います」

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!名言

 

────先輩の存在がくっきー!さんの支えになっていたのは間違いありませんが、くっきー!さんはもともと、どんな状況でも楽しさを見つけ出す才能の持ち主でもありました。

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!インタビューカット

 

くっきー!「禁煙ブームなんて、喫煙者はみんな嫌がるじゃないですか。『吸うとこあらへん』って。僕はどっちかというと、吸うとこを見つけたときの喜びで楽しくなれるんですよね。『ここ吸えるやんけおい!』って。思考がハッピーチューン(笑)。見た目こんなんですけど、内面は黒ギャルの要素が強いのかもしれないです。嫌なことがあっても全然平気なんです。

 

人生80年としたら、劇場でスベってる時間も、大先輩にバーン!とキレられてる時間も、笑ってしまうくらいミクロやないですか。だから落ち込まないんですよ。尊敬している先輩やダウンタウンさんにキレられたら引きずるかもしれないですけど、ちょっとした知り合いとか、世話になってない大師匠とか、ただの偉い社員にキレられたとて、ミクロのゴミ塵です(笑)。

 

あとは、あやまんJAPANの「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」を聞くと元気になりますよね(笑)。嫌な泥がいっぱいついてもそれをポイポイっと取ってくれてる唯一の歌かもしれないです」

好きなことがいつの間にか仕事になっていた

────現在はアーティストとしても大活躍しているくっきー!さん。お笑い、絵を描くこと、そしてバンド活動はすべて、「芸人としての活動の一貫」とのこと。

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!の作品「IZAVERA」

就活note!_あの人の履歴書くっきー!の作品「NIKU」

くっきー!さんの作品。上:IZAVERA、下NIKU

 

くっきー!「もともと、劇場のイベントとかで絵を描いていて、それがテレビ関係の人らとか先輩が見ておもしろいからって、大阪のテレビでちょくちょく使ってもらえるようになったんですよ。

 

東京に行ってからは、Instagramを始めて、絵描き歌がはハネて。自分にとって、絵はお笑いの中のおもしろいアイテムのひとつですね。似顔絵とか。バンドもそう。全部お笑いとしてやってるので、ボケのないものは出さないです」

 

就活note!_あの人の履歴書ジェニーハイのくっきー!

ジェニーハイのくっきー!さん

 

────その後、会社から絵で何かやりませんかと言われ、書籍の出版や、イラストのグッズ化、国内外での個展の開催などへと展開。バンドは、大阪時代も東京進出後もプライベートで活動していたところ、番組の企画で結成された「ジェニーハイ」でベースを担当することに。

 

くっきー!「好きなことをやっていたら、それが後から仕事になった感じなので、仕事にならなくても変わらずやってるでしょうね。仕事になると締め切りはやっぱり苦痛ですけど、完成できた喜びというのは何にも代えがたいというのはありますね。

 

大工になりたかったのも、完成させるのが楽しいっていうのが大きかったんで。なんでも終わらせるのが好きなんですよね。だから、結婚する前は、女と付き合っては終わらせて付き合っては終わらせてって、とっかえひっかえやってましたよ(笑)」

 

────養成所の門を叩いてから28年が経った今、くっきー!さんは生放送の朝の情報番組「ラヴィット!」にレギュラー出演するほどの人気芸人に。

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!名言

 

くっきー!「芸人の道に誘ってくれたボーカルに感謝ですわ。その日その日で自分がええと思う方を選んでいたら、あかんことにはならんと思うんですよね。

 

これがもしも、明日突然死ぬとなったら、死ぬ間際に後悔すると思うんですよ。やり残したことがあるんで、『もっと健康に気をつけておけばよかった』って。でも、今の時点では後悔はないので、最良の人生を選んだんじゃないですかね」

スカジャンの思考で起こせよムーブメント!

就活note!_あの人の履歴書階段下から覗き込むくっきー!

 

────現在も好きなことをやり続けているくっきー!さん。粘土で立体を作ったり、バイクをカスタムしたりと、毎日を楽しく過ごしていますが、目標のようなものはないのでしょうか?

 

くっきー!「野性爆弾としてはピンででもいいんで、冠番組を持ちたいとかはありますよ。冠って好きなことができるじゃないですか。いっぱい働きたいんですよね、楽しいから。

 

靴を磨くのが好きなんですけど、それと一緒。靴を磨くのも仕事も、好きだから毎日したい。ただ、それ(冠番組)に向かって何かをすることはしてないです。とりあえず明日は、バイクのミラーが届いたんで、付け替えようかなと思ってます(笑)」

 

────好きなことを見つけたい人へのアドバイスを求めると、自然と好きなことだけをやっていたくっきー!さんは「難しいな〜」と頭をかきながら、自分の経験に照らし合わせてくれました。

 

就活note!_あの人の履歴書階段を登るくっきー!

 

くっきー!「仕事はさておいて、自分が長く続けているものはある程度、好きなんじゃないですかね?学生の時、僕は部活をいくつもやっていたんですけど、どれも1年以上継続できなくて。ひとつもやりたいことがなかったですね。ただ、バンドとお笑いだけが唯一長続きしてるんで、長続きするやつを夢や仕事としたらいいんじゃないですか?

 

僕はバイトは食べるためだけのもので全く興味なかったですけど、もしもカクテル作りにはまってたら、仕事と関係なく作ってたでしょうね。それを続けてたら、なにかの仕事に繋がるかもしれないし、繋がらないなら繋がらないでええし」

 

────そして、就職活動に限らない、思考のヒントを教えてくれました。

 

就活note!_あの人の履歴書くっきー!名言

 

くっきー!「やりたい仕事を見つけて就職できるのが一番ですけど、それってこのご時世では稀っぽいというか、なかなか難しそうじゃないですか。だから逆算というかね、逆思考がいいんじゃないですかね。

 

別にずっとやりたくない仕事でもとりあえずやってみて、その中でも良いところを見つけて、頑張ってそこでのし上がる。スカジャンの思考、リバーシブルですよね。『裏返してみな!まだ着れんだよ』。『好きな仕事がない?とりあえずなんでもいいから働いてみな』。

 

まずはスカジャンを一着買って欲しいですね。それ着て就職試験行ってみなって。柄はいかつい龍や鷲じゃなくて、白熊のがいいんじゃないですかね。みんなでスカジャン羽織って、新しいムーブメント起こしましょうや!」

 

就活note!_あの人の履歴書2階から見下ろすくっきー!

 

────好きを好きでい続け、それを仕事にしてきたくっきー!さん。その極意は、その日その日の自分にとっての最良を選んで生きていくこと。そこには、“嫌なことでも良いところをみつけて、そこでのし上がる”という、くっきー!さんならではの哲学が大きく作用しているように思えます。まずは、働いてみる。その行動力こそが“スキサガシ”にとっても、大事なのかもしれませんね。

 

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(企画・編集:株式会社LIG / 取材・執筆:須永貴子/ 写真撮影:畠中彩)

 

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