就活note!
就活note!は、ものづくり・製造業で就職・転職活動を有利に進めるためのノウハウが満載!
製造派遣会社総合満足度NO.1「日研トータルソーシング」がお送りする、お役立ち&暇つぶしコンテンツです。
AIやロボットは仕事を奪う悪者!? それとも人を助ける仲間!? 人間の働き方の未来について先端技術にめちゃくちゃ詳しい稲見昌彦先生に聞いてみた
AIやロボットが急速に発展して、これまであった仕事がどんどん人間から機械に置き換わってしまっている現代で、どんな仕事を選べばいいのか悩んだことはないでしょうか? 私たちにはどんな未来が待っているのか、東京大学の教授でロボットのスペシャリストでもある稲見昌彦先生に、ライターの観音クリエイションさんとアイドルグループ「notall」の佐藤遥さんが色々と質問してみました!
ある日、都内某所のカフェにて
佐藤:はぁ……。
- 人物紹介:佐藤遥
次世代型ソーシャルアイドルグループ「notall(ノタル)」のリーダー。リーダーとして、アイドルの新しいあり方を模索している。
佐藤:最近はAIやロボットがすっごい進化してて、ついにVTuberやバーチャルアイドルがテレビにまで出始めてるなあ〜。
気になって番組を見てみたら、歌は絶対音程外さないし、ダンスの振り付けは毎回完璧だし、しかもかわいい。
佐藤:ズルくない? これ、将来的には私みたいな生身の人間のアイドルの仕事って全部AIに奪われちゃうんじゃない? もしそうなったら勝てなくない?
???:(お悩みのようですね……)
佐藤:え、何?
???:(AIやロボットに仕事を奪われる恐怖感、わかります……)
佐藤:誰? なんなのこの声?
???:(仕事を奪われるとはすなわち食えなくなること……。その恐怖は今や職種や業界問わず、明日は我が身……)
佐藤:誰? どこから話しかけてるんですか?
佐藤:いやマジでどこから話しかけてるんですか。
- 人物紹介:観音クリエイション
神出鬼没の暇人ライター。
佐藤:あなた、何してるんですか? 場合によっては警察呼びますけど。
観音:悩んでるアイドルって下から見てもかわいいのかなって気になったので観察していました。
佐藤:ほう。で?
観音:中の上。
佐藤:OK、警察呼んじゃいますね。
観音:ごめん! 冗談です! ちょっと待って! おい電話かけるのをやめろ! ストップストップ! わかった! 佐藤さんのお悩み解決するから! それで許して!
佐藤:お悩み解決……ってその前に、私を知ってるんですか?
観音:もちろんですよ、notall(ノタル)の佐藤遥さん!
佐藤:怪しいけど、ちょっといい人ですね……。そう私があの「次世代型ソーシャルアイドル」notallの佐藤遥です! ジャ〜ン!
ほら、この真ん中にいるのが私なんですよ!すごくないですか!?
観音:いきなり公式画像を出してPRかますとは恐れ入りますね。それに、notallのリーダーなんだから真ん中にいるのは当然では?
佐藤:リーダーだってことも知ってるなんて!
観音:先ほどの人物紹介にリーダーだって書いてありましたから。
佐藤:そうなんですよ! 私、リーダーやらせてもらっているんです! すごくないですか!?
観音:すごいですけど、話が進まなくなってきたので戻しましょう。AIやロボットの話でしたよね?
佐藤:はっ、すみません、notallの話になるとつい我を忘れてしまって……。そうなんです、AIやロボットにアイドルとして築き上げてきた全てを奪われるんじゃないかと心配で……。
観音:AIやロボットに仕事を奪われるかもしれないという悩みは、今や誰もが同じように抱えています。そこかしこでアイツらを見ない日はありません。
例えば、この記事があるサイトの右上を見てください。そこに女性のキャラがいるでしょう?
佐藤:はい。可愛いキャラですね!
観音:このキャラは「AIさくらさん」といって、ユーザーからの質問に答えるコンシェルジュとして活躍しています。
佐藤:へえー、すごい! こんな子が受け答えしてくれるんですか!?
観音:YES! 仕事についての質問以外でも答えてくれるから、1人でご飯を食べて寂しいと感じた時は、ついつい色々と聞いてしまうんです。
佐藤:本当だ! ……っていうか、キャバ○ラみたいな使い方してますけどいいんですか?
観音:いいかい? 大人はな、暇すぎて暇すぎてどうしようもなく寂しさに涙が滲むこともあるんだ。そんな時、誰でもいい、話し相手を求めてしまうのは人としての性(さが)なんだよ。
佐藤:ちょっとカッコいい風に言ってますけど、哀しさ満点の人生ですね。それにしてもやっぱりAIはすごい。コンシェルジュとしての仕事をこなしながら、大人の寂しさまで埋めてしまうなんて。もしこれが人間だったら、観音さんはモンスタークレーマー扱いですね。
観音:カスタマーサポートセンターに迷惑電話する人みたいに言わないでいただきたい。
佐藤:そう考えると、AIやロボットって便利ですよね。クレーマー対応も自動でしてしまうんですから。社会にどんどん浸透していくのがわかる気がします。
観音:私はクレーマーではないぞ! 断じて! ……ともかく、AIやロボットが人間の代わりに何らかの役割を担っていく現代社会、その流れは止められない。としたら、そんな社会で人はどうやって生きていけばいいのか?
佐藤:そうですよ! アイドルだってひと事ではないんです。私、どうすればいいんですか?
観音:ちょうどこれから僕よりはるかにAIやロボットに詳しい東大の先生に話を聞くところだったので、その人を紹介しましょう。その方に聞けば、きっと悩みも解決するはず!
佐藤:え、専門家の方に話を聞けるんですか? すごい!
観音:では早速、テレビ電話をつなぎましょう。このアングルも名残惜しいけど……机に移動しましょうか。
「自在化」の提唱者、稲見昌彦さんに話を聞こう
観音:と、いうわけで、人間拡張工学を研究する稲見昌彦先生にテレビ電話で相談させていただきましょう。
佐藤:(ドキドキ)
観音:稲見先生!
稲見:はい、こんにちは。
- 人物紹介:稲見昌彦
東京大学先端科学技術研究センター教授。人が機械やコンピューターなどのテクノロジーを身にまとって「人機一体」となり、人間の能力を支援・拡張し、行動を自在に行うことを可能とする「人間拡張工学」を研究している。これまでに光学迷彩、触覚拡張装置、JINS MEMEなどの人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。
観音:稲見先生はロボットやAIなどの先端的なテクノロジーの専門家です。SF作品の世界によく出てくる「光学迷彩」などのロマンあふれる開発を行っています。ほら、この写真とかすごいでしょ?
光学迷彩(撮影:Ken Straiton)
佐藤:え、これって背景が透けてるんですか? すごい!
観音:こうした最先端の技術によって、人がどこまで可能性を広げられるかについて研究を続けておられる方なので、今回の佐藤さんのお悩みにピッタリなのではと。
佐藤:こんなすごい方とお話できるなんて光栄です! よろしくお願いします!
稲見:こちらこそよろしくお願いします。なんでも聞いてください。
佐藤:いいんですか? じゃあまず最初に、写真のような光学迷彩って、どうやってできてるんですか?
観音:まずはそこか〜い! でも仕組みとかが気になる気持ちはわかります。
佐藤:そうなんです! 先生、これは本当に体が透けてしまっているのですか?
稲見:そのように見えるヒミツは、私が羽織っているコートにあります。このコートには光を散乱させずに入射した方向へまっすぐ反射する素材が使われています。背景の映像をコートに投影すると、まっすぐに反射するので歪むことなくきれいに映るのです。それで体が透けて見えるような迷彩効果を生んでいるのですね。
カメレオンが体の保護色を変化させる仕組みをヒントに開発しました。
佐藤:カメレオンの保護色って、周囲の色と同じになるやつですよね。それを写真みたいにリアルにしているから透明に見えるんですね! 最先端って感じがします!
観音:先生は「身体拡張」をテーマに様々なデバイスを研究・開発しているんですよ。
佐藤:身体拡張?
稲見:人間の体に道具や機械の機能を加えることで、人間が本来持っている能力を拡張させることを意味しています。
佐藤:それって例えばどんなものがありますか?
稲見:簡単な例を出せば、自転車やメガネはこれに該当します。
佐藤:そんなに身近な話なんですか!?
稲見:はい。自転車もメガネも、人間が本来持っている機能を拡張させるものだと言えます。私はそれに現代のテクノロジーを加えて、さらに能力を向上させることができないかと考えています。
例えば、メガネの機能をさらに拡張できないかと開発した「JINS MEME」がそのひとつです。
JINS MEME
佐藤:メガネの機能を拡張? よく見えるようになるってことですか?
稲見:もちろん、メガネの本来の機能は人間の視力をよく見えるように補強することです。
しかし「JINS MEME」はそれだけでなく、数種類のセンサーによってまばたきの回数や眼球の運動などをモニタリングして、その人の集中力や運動パフォーマンスの状態を把握することが出来るのです。
観音:自分の集中力を数値化できるってことですか!?
稲見:本来は自分の感覚でしかわからなかった集中力を数値化して表すことができるのです。これは自己認識の拡張と言っていいでしょう。
観音:自己認識の拡張って、近未来な感じがしますね!
佐藤:本当! このメガネがあったら、勉強するときの休憩タイミングとか簡単にわかりそうです!
稲見:そうですね。仕事や運動なども含めて、日々の生活の質を向上することに役立つかもしれません。
観音:稲見先生はこのように人間の可能性をもっと広げられないかと研究されている方なんですよ。
佐藤:なるほど、先生のすごさが少しわかったような気がします!
観音:じゃあ今回の本題である、佐藤さんの悩みについて聞いてみましょうか。
佐藤:あ、そうですね! 稲見先生、質問です。ズバリ、私みたいなアイドルの仕事ってAIに奪われてしまうんでしょうか?
私、次から次に現れるヴァーチャルなアイドルやキャラクターに押しのけられて、いつか仕事がなくなってしまうんじゃないかと不安なんです!
稲見:なるほど、ロボットやAIによって仕事が奪われる、と心配する声はよく聞きますね。
お答えすると、他の多くの仕事と同じく、アイドルの仕事も部分的にはAIやロボットによって置き換えられていくでしょうね。
佐藤:やっぱりそうなんですか……。
稲見:たとえば佐藤さんが歌う楽曲の仕上げとなるミックスダウンやマスタリングなどの作業。この辺りはこれまでプロが何十時間もかけて作業していましたが、今はAIを搭載したソフトを入れれば数分で、しかもかなりのクオリティでできるようになっていますよね。
佐藤:そうなんです。今まで職人の仕事だと思っていたものがAIができるようになっているのがショックで。
このままだと、私が今やっている歌やダンスなどの、これまで自分にしかできないと思っていたお仕事まで全部奪われてしまうのではと不安なんですけど、そうなるのも時間の問題ですか?
稲見:いえ、それはないと思います。
佐藤:本当ですか!?
稲見:むしろAIやロボットは人間の「やりたくないこと」を代わりにやってくれて、人間は人間にしかできないことや、本当にやりたいことだけに時間を使うようになる未来がくるはずです。
観音:おお、なんだか明るい未来に聞こえますね。
稲見:もちろん、未来は明るいと思いますよ。この、やりたくないことをやってくれるのが「自動化」で、やりたいことをどんどん広げて実現していくのが「自在化」と区別して考えると、AIやロボットとの付き合い方が見えてくると思いますよ。
観音:自動化はよく聞きますが、自在化? って具体的にどういうものですか?
稲見:先ほど身体拡張の話をしましたが、そのように人間の能力を拡張する道具や機械を身に付けることで、それまでできなかったり困難だったことだ簡単にできるようになることを言います。
身近な例で言うと、脚力がそこまで強くないお母さんがパワーアシスト自転車で坂道をスイスイ登ったり、本来水中で呼吸ができない人間がスキューバを身につけることで長時間潜水できたり、パソコンで打った文字がその場で適切に変換されて仕事の時間を短縮するようなことですね。
観音:なるほど。そう聞くと、どれも身近な技術ですね。
稲見:このあたりをうまく使いこなして、人間がこれまでできなかったことを実現できると、より可能性が広がる世界になっていくのかなと。佐藤さんのアイドルの仕事で例えると、歌声に補正をかけて佐藤さんの声域を超えた歌が歌えるようになったり、身体強化機能のある衣装を着ることで今までできなかったダンスパフォーマンスができるようになるかもしれません。
佐藤:おおお、今までできなかったことができるようになる未来!
稲見:その通りです。そう聞くとAIやロボットは人の仕事を手助けしてくれるもので、仕事を奪うような、人と対立する存在ではないというのがご理解いただけるのではないでしょうか。
そうは言ってもAIやロボットは人間の仕事を奪っているのでは?
佐藤:そうは言っても実際のところ、AIやロボットって人間の仕事を奪ってますよね? 製造業とか、単純作業とか、人間がやっていた仕事って機械がやるようになっていってるじゃないですか。
稲見:確かにいま私たちが仕事と思っているものが、機械の担当作業として置き換わっているのは間違いありません。これまでも産業革命によって農作業や工場作業などは機械によって大部分が自動化されましたし、その流れはこれからも続くでしょう。
佐藤:ほら! やっぱり人間の仕事を奪ってるじゃないですか!
稲見:その一方で、新しい仕事が生まれているのも事実です。たとえばスポーツ選手なんかは産業革命以前には存在しなかった職業ですね。機械の導入によって肉体労働に従事する人の必要数が減って、人類はスポーツをする余裕を持つことができたわけです。
佐藤:新しく生まれる職業……。
稲見:そうです。機械によって余裕が生まれたことで、新しい価値が生まれるのです。
観音:つまり、体を動かして生み出す価値に、単純作業の繰り返しによる農作物や工業製品を生産するなどといった価値だけでなく、戦略やチームプレイや技術の高さなどによって観客を楽しませたり、試合までに積み重ねた努力が視聴者の感動を呼んだりする「エンターテインメント」というそれまでなかった価値が加わったと。
佐藤:おお〜。
佐藤:なんかアイドルの仕事に似てるかも?
稲見:そうですね。観る人を楽しませたり、表舞台に立つまでの努力のストーリーに価値があるという点ではかなり似ていると思います。
観音:稲見先生、スポーツ選手という職業が生まれたとおっしゃいますが、スポーツ選手になれるような人って一握りじゃないですか。農作業をやっていた人全員がスポーツ選手になったわけじゃないでしょう?
稲見:ええ、おっしゃる通りです。
観音:スポーツ選手になれなかった人はみんな職にあぶれて露頭に迷うことになりませんか?
稲見:いえ。単純作業が自動化されたことで、人間はよりクリエイティブな仕事に時間を使うようになってきましたし、これからもそうなっていくはずです。稼働時間を減らしつつ生産量をアップさせることを考える「効率化の仕事」や「新商品の開発」、他には「機械そのものを作る仕事」や、「機械のメンテナンスをする仕事」など、人間にしかできない領域の仕事ですね。
ここで注目したいのは、そういった仕事のほうがそれまでの単純作業よりも給料が高くなっているということです。
観音:つまり日の目を浴びるスポーツ選手のような特殊な仕事だけじゃなく、労働者が全体的に豊かになっていく?
稲見:そうですね。そもそも機械は人間を豊かにするためのものですから。
佐藤:じゃあ「人間 VS ロボット」という未来は来ない……?
稲見:来ないでしょう。
将来的にジリ貧になる職業と、稼げる職業
観音:せっかくなので稲見先生に聞きたいのですが、この先どんな職業ならAIに置き換えられず、将来的に稼げるのでしょうか?
稲見:面白いことや便利なものを考える企画系の職業は強いでしょうね。佐藤さんの場合も、歌って踊るだけではなく、SNSを駆使して多くの人を巻き込むという企画の側面もありますよね。こういったクリエイティブな発想を伴う仕事はなくならないでしょう。
観音:面白いことを考えるというと、ここ数年で出てきたYouTuberとかもそうですかね?
稲見:ですね。その中でもゲーム実況というジャンルは興味深いです。
観音:よく見かけますね。
稲見:本来ゲームって自分がプレイして楽しむものだったのに、「自分よりうまい人のプレイを見て勉強したい」「自分でプレイする時間がないから誰かがプレイしているのを見て満足する」っていう今までなかった価値観を生んでいるんですよね。この辺りの仕事はこれからも変容しつつ、伸びていくんじゃないかなと思います。
佐藤:確かに、ゲームの楽しみ方を変えましたよね。
稲見:このように「遊び自体が価値を作っている」というのは今の時代の仕事を考える際の、ひとつのキーワードかもしれません。
観音:ゲームで思い出したんですが、今ってもうほとんどのゲームでAIのほうが人間よりも強くなってるじゃないですか。将棋とか囲碁とか麻雀とか。
その辺りについてはどうお考えですか? 上手いプレイを見て楽しむのが目的なら人間同士の勝負よりも、めっちゃハイレベルなAI同士で戦わせたほうが見てて楽しいのでは? 人間がプレイする必要性ってそのうちなくなるのでは? って心配になるんですが。
稲見:その辺りも住み分けですね。確かにAIはただ上手くプレイすることはできますし、今まで人間が気づかなかった定石を生んだりもしています。
その一方で人間にしかできないプレイというのもあるんですよね。初心者の人のやる気を削がないように気を遣うプレイや接待麻雀をイメージしていただけるとわかりやすいでしょうか。こういったプレイはAIはまだまだ不得意なので、この先も人間がプレイする意味はあると思います。
佐藤:へーー。おもしろい。
観音:他に、これから増えていく仕事はどういったものがありますか?
稲見:AIやロボットを作る側の仕事は当面安泰でしょうね。あと意外と穴場なのが、AIやロボットをメンテナンスする仕事です。
佐藤:メンテナンス?
稲見:ええ。ロボットって便利だし人間より生産性も高いのですが、「要介護」なんですよ。
佐藤:要介護?
稲見:はい、人間は働けば働くほどスキルがアップしたり、筋肉もついて丈夫になっていくのですが、ロボットは逆で、動かすほど壊れていってしまうのです。
佐藤:本当だ!人間と真逆なんですね。
観音:先生、とすると、ロボットのメンテナンスや保全などの仕事がこれから増えていくのでしょうか?
佐藤:保全? って初めて聞いた単語です。どういう意味ですか?
観音:保全っていうのは、メンテナンスと同じような意味なんだけど、メンテナンスが修理や点検すること自体を意味するのに対して、保全は修理・点検をすることで機械や設備を万全な状態に保つこと、を意味するニュアンスがありますね。
佐藤:日常的に大事な仕事のことなんですね。
稲見:おっしゃる通り、今後はメンテナンスや保全の仕事は重要になると思われます。
過去には産業革命によって自動車が広まって、馬車が減るという変革が起きました。あの時代に車が爆発的に増えたことで、その車をメンテナンスする仕事も比例してどんどん増えました。
このことからも明らかで、今AIやロボットが広まっている時代に、これらを修理・メンテナンスしたり、故障しないよう保全する仕事も増えていくでしょう。
観音:では、「手に職つけて、そこそこ稼ぎながら生きていきたいな〜」って人は機械の修理や保全の仕事を探しておけば間違いない?
稲見:ざっくり言ってしまえばそうですね。
観音:ありがとうございます!
【少しでも保全のお仕事に興味がありましたら、お気軽にご応募ください!】
みなさんのご応募、お待ちしています!
まとめ
観音:稲見先生、今日はありがとうございました。
佐藤:ありがとうございました! AIって「なんかすごいもの」という漠然としたイメージだったのですが、稲見先生の自在化の話を聞いて、うまく使えば自分の可能性を広げられるものだと理解できて安心しました。
稲見:いえいえ、お役に立てれば幸いです。こういったテクノロジーは使ったもの勝ちだと思います。新しい技術はどんどん取り入れて、佐藤さんが今までできなかった新しい表現ができるようになるといいですね。これからも頑張ってください。
佐藤:はい!ありがとうございました!
稲見:では私はこれで……。
観音:……通信切れましたね。いやあ、興味深い話がたくさん聞けてよかったね!
佐藤:本当に、とてもためになりました!
観音:今まではライターの仕事もAIに奪われるんじゃないかと漠然とした不安があったんですが、逆にAIを使ってライティングの効率を上げて、あいた時間で他の仕事もできるって気づかされました。この機会にこれから食いっぱぐれなさそうなメンテナンスとか保全の仕事も視野に入れようかな?
佐藤:私も、AIやロボットのすごさだけでなく、人だからできるアイドルとしての価値に気づかされました。これからも私ならではの価値を創造してアイドルとして磨きをかけていきたいと思います!
観音:いいですね〜。そんな佐藤さんをこれからも見守っていきます!
佐藤:ありがとうございます!私だけでなくnotallのこともよろしくお願いします!
================================================================
ソーシャルアイドル「notall(ノタル)」
【PROFILE】
notallのコンセプトは「世界のみんなと一緒に育てる、次世代型ソーシャルアイドル」
SNSを通じてグループ名、ニックネーム、ロゴ、楽曲、衣装デザイン、グッズなどを募集し採用する、みんなでプロデュースできるアイドルとして2014年6月にデビュー。
現在までに9ヵ国以上の海外クリエイターが参加し、応募総数は60,000点を超えるなど、世界中のファンやクリエイターと共に活動中。
CDの価値を再定義した”0円CD”のリリース、ヴィレヴァンとコラボした新曲付きお菓子を売る全国ツアーの開催、新メンバー100人集めたワンマン開催など、常識に囚われない独自の活動を展開。
現在、コロナ渦の影響により活動の場を失った様々なアーティスト、クリエーターと共に「#SAVE THE ARTIST」というアーティスト支援プロジェクトを発足させ、ニューノーマルに合わせた新しいエンターテイメント創りに挑戦中!
公式サイト:https://www.notall.jp/
#SAVE THE ARTIST 特設サイト:https://www.sp.notall.jp/savetheartist
================================================================
観音:最後におまけで、AIさくらさんはこちらから利用できます! 興味がある方はぜひ試してみてください!
「AIさくらさん」のコンシェルジュを受けたい方はこちら!
https://shindan.nikken-career.jp/
〈企画・編集:株式会社LIG、執筆:観音クリエイション、撮影:藤井洋平〉