RECRUITMENT

転職note!

ものづくり・製造業で就職・転職活動を有利に進めるためのノウハウが満載!
製造派遣会社総合満足度NO.1「日研トータルソーシング」がお送りする、お役立ち&暇つぶしコンテンツです。
2020/07/06

自動車部品の検査ってどんな仕事?作業環境や仕事の魅力など詳しい内容をご紹介!

モノづくり

日本の製造業を代表する製品といえば自動車です。自動車は自動車製造工場で製造されますが、全ての部品から一つの工場で造っているわけではありません。一台の自動車にはおよそ2万〜3万点もの部品が必要とされており、この部品を造っているのが自動車部品製造工場です。 日本の自動車は安全性能に秀でていると言われていますが、それは部品の一つひとつが厳しい検査を通過して高い品質を保っているからです。自動車部品の検査は、自動車を運転する人の安全を守るための、最初の大事な仕事と言えるかもしれません。 今回は自動車部品の検査の仕事についてご紹介します。

自動車部品の検査とはどんな仕事?

自動車部品の検査では、主に外観検査を行います。外観検査では、目視や触診などで傷や不具合がないかを調べる検査と、測定器を使って調べる精密な検査があります。

実際に自分の目で見て調べる目視の検査は、明るいライトの下で傷や形に不具合がないかなどをチェックします。目で見るだけでなく手で触って、目に見えない傷がないかも調べます。顕微鏡を使用することもあります。

測定器を使った検査では、部品の大きさや形などが正常であるかをチェックします。また、ある種の部品では電気特性やメッキの膜圧なども計測します。自動車は精密な部品やシステムをいくつも組み合わせて造るので、たった一つの部品が規格と違うだけで正常に動作せず、リコール問題に発展することもあります。部品の一つひとつが自動車の生命を左右するといっても過言ではなく、検査はとても重要で責任のある仕事と言えます。

楽な面、きつい面

目視による検査も測定器による検査も、決められたことをやればいいだけなので楽と言えます。近年では人によるうっかりミスを防ぐため、バーコード管理や機械による作業の自動化が進み、より作業は単純なものになっています。

目視の検査はほとんどの場合、立ったままで行います。座って行う会社もありますが、立ち仕事と考えていいでしょう。一日中立ち仕事という面では、ある程度の体力がないときついと言えます。また、ずっと部品を見つめなければならないので、目を酷使する点もきつい点と言えるでしょう。

測定器による検査は座って行うことが多いので、この点は楽と言えますが、測定器の操作や数値の確認に神経を使う点ではきついと言えます。

収入は?

会社によって違いがありますが、年収はおよそ400万円前後が多いとされています(「ニッケンで発見」編集部調べ)。やる気と創意工夫で作業を改善していけば、責任者やスタッフ管理職に取り立てられて、年収が500万円、600万円と上がることも珍しくありません。派遣社員や期間従業員であっても同様で、能力が認められれば正社員として雇用され、出世していく人もいます。

検査に向いている人はどんな人?

機械や金属の部品が好きな人にはとても向いている仕事でしょう。集中力が必要なので、同じ作業をコツコツずっと続けられる人も向いています。
集中力が続かない人や、いい加減な人は検査項目を飛ばしがちで不良品を出荷してしまう危険があるため、向いていないと言えます。視力が低い人は、高い人よりも目を酷使しがちなので、それが苦痛に感じる人にはおすすめできません。

作業環境は?

屋内作業のため、冷暖房は完備されています。特に測定器を使った検査では室内の温度にバラツキがあると、測定した数値が乱れるため室内温度を一定に保つ必要があり、快適です。

正社員だけでなく、派遣社員や期間従業員はどれくらいいる?

正社員と、派遣社員や期間従業員の割合は会社によってまちまちですが、どの会社もそれぞれの社員が在籍しています。派遣社員や期間従業員も、能力によって正社員として雇用されたり、管理職に出世することもできるので、働きたいと思った時に必ずしも正社員にこだわる必要はないでしょう。

検査員としてしっかり研修を受けてから現場に

注意しておきたいのは、未経験者歓迎ではあるものの、就職していきなり現場に出られるわけではないことです。多くの場合、検査員になるにはしっかりと研修を受けた上で、会社の認定試験に合格しなければなりません。万が一不良品を出荷して自動車に組み込まれてしまったら、重大な事故に繋がりかねないためです。
認定試験に合格して資格を得たら、ようやく検査員として現場に出ることができます。試験の内容は会社によって異なりますが、基本的には製造している部品の良品と不良品を正確に見分けることができるか、測定器を使いこなすことができるか、また視力が必要なだけあるかどうか、といった試験内容になります。

まとめ

自動車部品検査の仕事は、一つひとつの部品を注意深く観察して不良がないかを探し出す作業です。チェック項目も決められているので難しいことはなく、測定器などの操作に慣れてしまえば単純作業の繰り返しです。機械が好きであったり、あるいは間違い探しのようなクイズが得意な人にはおすすめできる仕事と言えるでしょう。

 

監修/細原敏之

高分子材料を利用した自動車電装部品の設計、製造、生産技術(設備設計、レイアウト検討)及び品質保証業務などを歴任し、トヨタ自動車関連のティア1サプライヤーであるデンソー、アイシン精機及び三菱電機株などを主要顧客とした業務の責任者を担当。その後、タイ・バンコックでの工場建設の代表取締役、発電所などの金属ガスケットやシール材などの開発・マーケティング担当を経て独立。工場の品質管理、生産管理及び労務管理の業務や、ISO審査員及び経営コンサルティング業務を開始し、現在に至る。

 

自動車関連のお仕事に興味がありましたら、お気軽にご応募ください!――

 

みなさんのご応募、お待ちしています!