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2020/08/20

自動車エンジンの組立や製造はキツイのか?仕事内容や職場環境、収入について詳しく解説

モノづくり

エンジンは自動車の心臓部分。材料となる金属の鋳造から機械加工など、極めて高い技術で製造されます。他の工程に比べると機械による自動的な作業だけでなく、人の手による作業も多く、熟練の作業員が求められる工程です。

自動車エンジンの製造はどんな仕事?

自動車の心臓であるエンジンは、およそ3万点以上あると言われる自動車部品の中でも、最も重要な部品と言えるでしょう。自動車メーカーの最高峰の技術によって作られるため、作業工程はどれも繊細さが必要です。車体を製造する工場で作られることはなく、どのメーカーもエンジンを製造するための子会社や工場が別にあり、専門の作業員によって製造しています。作業工程は次のようになります。

 

  • 鋳造

硬くて軽いアルミニウム合金を溶かし、型に流し込んでエンジンの形に加工します。溶かしたアルミニウム合金はとても高温であるため、こぼしたりしないように細心の注意を払って作業しなければなりません。

 

  • 機械加工

冷えて固まったアルミニウム合金を型から取り出して、専用のドリルや研磨機などの機械を使って加工していきます。穴を開けたり、削って形を整えたりします。加工部分の穴の大きさや形が規定通りであるか、計測して確認しながら作業を進めます。

 

  • 熱処理

エンジンの形が出来上がったら、硬度を高めるために熱処理を行います。表面のみを熱処理する必要があるので、温度管理などの技術が必要な作業です。熱処理の種類もたくさんあるため、部品によっては熱処理専門の工場に委託することもあります。

 

  • 組み立て

加工が終わったエンジンの部品を組み合わせていきます。部品の数はおよそ1万点あると言われますが、最後は人の手で組み立てて完成させるのです。繊細な作業であり、一つ一つを調整しながら進めます。

 

  • 検査

最後に検査室で精密な検査を行います。形や強度などを計測してほんのわずかなズレもないようにします。もしここで基準通りに仕上がっていなければ、自動車を走らせた後に不具合が出るような問題につながってしまうので、念入りに検査を行います。

楽な面、きつい面

エンジン製造には多くの工程があり、自動車製造の工程の中では比較的細かい作業が多くなります。多くの部品のうち一つでも忘れてしまったら大問題ですし、検査も細かく行うので、とても神経を使います。プレッシャーが大きいという点はきついと感じる人もいるでしょう。
楽な面としては、特に資格が必要な作業はなく、マニュアルをいち早く覚えて慣れてしまえばそこまで難しい作業ではないという点です。エンジンは技術のかたまりですので、作業に慣れれば日本が誇るモノづくりを楽しむ余裕も出てくるでしょう。

収入は?

自動車製造工場で働く人の年収は、およそ400万円〜500万円がボリュームゾーンと言われています(「ニッケンで発見」編集部調べ)。
エンジン製造は重要な工程であるため、他の工程に比べるとやや高い傾向がありますが、資格が必要となるわけではないので手当てが増えることはなく、平均くらいの収入になることが多いようです。

エンジン製造に向いているのはどんな人?

複雑な機械を組み立てる作業が多いので、機械を作るのが好きな人にはたまらない工程と言えるでしょう。反対に、多くの部品を扱うため、注意散漫な人には向いていません。一つでも部品を忘れたら、大問題になってしまいます。

作業環境は?

屋内での作業になります。冷暖房は完備されており、快適な環境の中で作業ができます。鋳造や熱処理などで高熱を出す機械を扱うため危険が全くないとは言えませんが、安全規定が厳格に定められているため事故を起こすことも滅多になく、安心して作業することができます。

正社員に比べて派遣社員や期間従業員は多い?

重要な工程なので正社員が多いですが、資格などが必要な作業ではないため、派遣社員や期間従業員もそれなりにいます。資格が必要ないとはいえ、どの作業がどの程度できるかのスキル管理はしっかりされるため、複数の作業工程を経験して高いスキルを認められれば、派遣社員や期間従業員であっても正社員に登用されることもあります。

まとめ

自動車の心臓であるエンジンはメーカーが誇る技術によって製造されています。わずかな歪みや小さな部品の付け忘れが大きな問題に直結するため、たくさんの部品を一つ一つ丁寧に扱う繊細な作業が必要です。その分、機械が好きな人にとってはたまらない作業になりますので、モノづくりに興味がある人にはおすすめできる仕事と言えます。

 

監修/細原敏之

高分子材料を利用した自動車電装部品の設計、製造、生産技術(設備設計、レイアウト検討)及び品質保証業務などを歴任し、トヨタ自動車関連のティア1サプライヤーであるデンソー、アイシン精機及び三菱電機株などを主要顧客とした業務の責任者を担当。その後、タイ・バンコックでの工場建設の代表取締役、発電所などの金属ガスケットやシール材などの開発・マーケティング担当を経て独立。工場の品質管理、生産管理及び労務管理の業務や、ISO審査員及び経営コンサルティング業務を開始し、現在に至る。

 

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