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2020/10/21

ピッキングってどんな仕事? 作業内容や職場環境、年収について詳しく解説

モノづくり

求人誌などでよく見かける「ピッキング」という仕事の募集。普段の生活では聞き慣れない言葉ですので、どんな仕事かうまく想像できない人も多いのではないでしょうか? ここではピッキングの仕事内容や作業環境などについて詳しく解説します。

ピッキングとは?

ピッキングとは、物を拾って集め、別の場所に運ぶ作業のことを言います。英語のpick(選ぶ、採取する)や、pick up(拾いあげる)から由来した用語です。

仕事で使われる場合は、特に工場の保管棚や物流倉庫にしまわれた品物を集める作業のことをさします。アマゾンなどのEC(ネット通販)サイトを通じた買い物が主流になってきたことで、需要が増している仕事の一つです。

詳しい作業内容は?

基本的な作業内容は、決められた品物を倉庫から取ってくることです。間違いがないように品番を確認して、必要な個数を集めて決められた場所へ運びます。

 

確認には紙の伝票で品番を確認することもありますが、現在は多くの倉庫でハンディターミナルと呼ばれるバーコードなどを読み取ることができる携帯端末で管理しています。品物を見つけたらバーコードを読み取って、OKなら荷台に載せます。

 

ピッキングには、シングルピッキングとトータルピッキングの2つの方法があります。

 

  • シングルピッキング

注文伝票ごとにピッキングする方法です。「摘み取り方式」や「オーダーピッキング」と呼ばれることもあります。比較的注文数が少ない小規模な倉庫では、この方式でピッキングを行うことが多いです。

 

注文ごとのピッキングですので、品物を間違えることが少ないのが利点ですが、注文が多い日は移動距離が長くなってしまうことが不利な点でしょう。

 

  • トータルピッキング

複数の注文をまとめてピッキングし、後で注文ごとに仕分けする方法です。「種まき方式」「バッチピッキング」「総量ピッキング」などと呼ばれることもあります。注文数が多い倉庫や、同じ品物の注文が複数まとまることが多い場合に有効です。

 

シングルピッキングと比べて効率的に品物を集めることができますが、後で注文ごとに仕分けをするという工程が増える点は不利と言えるでしょう。

 

倉庫によってはシングルピッキングとトータルピッキングを使い分けるところもありますし、ピッキングの前後の作業となる入荷や出荷などの作業を任されることもあります。倉庫によって、また忙しさの度合いによって作業内容は異なりますので、柔軟に対応しましょう。

工場のピッキング作業はどんな仕事?

ピッキングは、物流企業の倉庫だけで必要な作業ではありません。製造業などの工場でもピッキング作業は必要であり、求人募集で見かけた人もいるのではないでしょうか。工場では簡単な部品の組み立てや仕分け作業、梱包などとともに「軽作業」とまとめられていることも多く、募集内容ではそれらの作業を一通り任せることを前提としている場合もあります。

 

工場では、ある工程に必要な部品を保管棚からピックアップして運んだり、ある工程から次の工程へ部品を運んだり、完成した製品を保管倉庫に運んだり、出荷の際にはその倉庫から仕分け・出荷する場所へ運んだりする、といった作業になります。

 

具体的な作業内容は物流センターの倉庫などと変わりません。ただし、ハンディターミナルなどでバーコードによる管理をしていない工場も多く、似たような部品を間違えてピッキングしないように注意して作業する必要があります。

きつい面と楽な面は?

ピッキングは特に専門的な知識が技術がなくても、誰でもできる作業です。一昔前は品物の確認でミスをすると倉庫内を何度も往復したり、間違って出荷してしまうことも多かったのですが、最近はバーコードで管理するようになってそのようなミスは格段に減りました。どんどん作業が効率的になっているので、難しいことをしたくない人にはおすすめの仕事と言えます。

 

きつい面としては、企業によってノルマの設定があることです。ノルマというほどきつい言い方でなくとも、目標とされるピッキング数はどの倉庫でもあるので、目標を達成できるように効率的なピッキングを心がける必要があります。

といってもノルマが達成できないからといって罰則などはありませんし、目標も決して難しい数量を設定されることはなく、真面目に作業をしていれば自然に達成できるようになっています。必要以上に身構えることはないので安心してください。

 

工場の部品をピッキングする仕事は、バーコードで管理されていない場合は似たような部品を間違えずに選ぶ注意力が必要になりますが、慣れてくれば間違えることはなくなります。単調な作業の繰り返しですが、黙々と1人でこなす作業ですので、そのような作業が得意な人や同僚とのコミュニケーションが苦手な人には楽な仕事に感じられるようです。

どれくらい稼げる?

ピッキングの作業がある倉庫や物流センターは、買い物がインターネットでの注文を通すことが主流になってきている現在、とても需要が高まっているため、常に人員を募集しています。時給も1,000〜1,300円が多く、中には1,800の募集もあります(「ニッケンで発見」編集部調べ)。

 

誰にでもできて比較的稼げる仕事となっています。

どんな人が向いている? 必要な資格はある?

ピッキングの作業でやりたくないのは品物を間違えてしまうことですので、慎重で注意深く品番を確認できる人が向いていると言えるでしょう。

 

力仕事はありませんが、倉庫内を歩き回るためそれなりに体力は必要です。

 

基本的に資格が必要な仕事ではありませんが、フォークリフトの免許を持っていると大きな荷物も運べるようになるため重宝されます。フォークリフトの資格は簡単に取れるので、ピッキングの作業が気に入った人は取っておくと良いでしょう。

作業環境は?

工場のピッキングは主に屋内作業ですので、工場によっては冷暖房が完備されている場合もあります。冷暖房が効いていない工場でも、暑さや寒さが厳しく感じられるような環境にはなりません。

 

物流企業の倉庫内は雨風にさらされることはありませんが、冷暖房はあっても特定の場所だけのスポット空調であることが多いので、快適とまではいきません。倉庫内だけの作業ではなく、敷地内の離れた場所に荷物を運ぶこともあります。

冷凍食品などを保管している倉庫であれば、防寒服を着ての作業もあるので夏は涼しくて良いかもしれません。

 

立ち仕事ですが、立ちっぱなしということはなく歩き回る作業です。

 

髪型やピアスなどを自由にしている企業が多いので、ファッションにこだわりがある人にはおすすめできます!

アルバイトや派遣従業員は多い?

ピッキングは単純な作業ですので、ほとんどはアルバイトか派遣従業員などが行っています。正社員は倉庫の管理担当を任されているのが一般的です。

ピッキング以外の倉庫作業を一通り覚えれば、やがて他のアルバイトを管理する立場になり、正社員に登用されることもあります。

まとめ

ピッキングはネット通販が買い物の主流となって物流センターが重要になってきている現在、需要が増している仕事です。そのため他のアルバイトよりも時給が良く、初心者でも問題なくこなせますので、手っ取り早く稼ぎたいという人におすすめの仕事です。

もちろん、長く働きたい人も倉庫作業を色々と覚えていけば仕事がなくなることはないので、とてもやりがいのある仕事になっています。

 

監修/細原敏之

高分子材料を利用した自動車電装部品の設計、製造、生産技術(設備設計、レイアウト検討)及び品質保証業務などを歴任し、トヨタ自動車関連のティア1サプライヤーであるデンソー、アイシン精機及び三菱電機株などを主要顧客とした業務の責任者を担当。その後、タイ・バンコックでの工場建設の代表取締役、発電所などの金属ガスケットやシール材などの開発・マーケティング担当を経て独立。工場の品質管理、生産管理及び労務管理の業務や、ISO審査員及び経営コンサルティング業務を開始し、現在に至る。

 

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