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2020/11/20

梱包とは具体的にどんな仕事? 年収や作業環境などを詳しく解説

モノづくり

倉庫内での仕事を探していると、よく「梱包」という言葉が出てきます。梱包とは具体的にどんな作業を行うものなのでしょうか。今回は梱包の具体的な仕事内容、仕事をするときに求められること、収入、作業環境などについて解説します。

梱包とは?

梱包とは、工場で作った商品(や部品などの品物)をダンボールなどの箱に詰めて、出荷できる状態にする仕事です。梱包には外部の衝撃などから商品を保護すること、そして運搬しやすくするという主に2つの役割があります。

 

梱包に関連した言葉に包装があります。包装は個装、内装、外装と大きく3種類に分けられます。個装は商品をビニールなどで個々に包むこと、内装は個装された商品を複数まとめて箱などに入れることです。内装された箱に商品が10個入っているとすると、200個の注文が来たときには大きなダンボールなどに内装された箱を20個入れます。これが外装です。

 

梱包は商品を出荷できる状態にまとめるという意味なので、個装から外装まで行うことを指します。

工場や倉庫での梱包の仕事内容は?

梱包の仕事は倉庫や物流センター、または工場などで行われています。

 

大規模な倉庫や物流センターでは、ピッキング、検品、梱包、仕分けなどの作業が細かく分業化されています。ピッキングは保管場所から出荷前の商品を集めて、検品や梱包作業者のもとに運ぶ作業です。ピッキングした商品を検品して梱包し、仕分けして出荷するというのが細かく作業を分けた場合の流れです。

 

梱包作業者は商品を、生産管理や営業などの部署から回ってきた出荷の指示書に従って梱包します。個装され内装された商品がすでに出荷棚に並んでいるとすると、内装された箱を必要な数だけ適切な大きさのダンボールに詰めて、外装する作業を行います。ダンボールには伝票を添え、宛名ラベルを貼るなどの作業も同時に行います。梱包がすんだダンボールは仕分け担当の作業者が出荷先別に分け、最後にトラックに積み込みます。

 

ただ、規模の小さな倉庫では、ピッキングや検品、梱包などを同じ作業者が兼任することもあります。

 

なお、自動車部品の工場の場合はダンボールはあまり使いません。品物を個装して通い箱と呼ばれるケースに入れるまでが梱包作業者の仕事です。その通い箱を伝票と一緒にトラックに積んで出荷先に届けます。出荷先では中身だけを取り出して受け取り、通い箱は返すという仕組みになっています。

梱包の仕事に求められることは?

梱包の仕事で必要となるのは、ある程度の体力、丁寧さと正確さ、迅速さ、器用さなどです。

 

中でも特に求められるのは丁寧さと正確さでしょう。大中小とサイズの異なる箱の選び方、商品や緩衝材の詰め方、箱の並べ方など作業手順やルールが決まっているので、それをしっかりと守って作業します。

 

その際、商品にダメージを与えるような扱い方をしてしまうのは当然NGです。商品に問題がなくても、箱をどこかにぶつけて傷つけたり、汚したりするのは印象が悪くなります。出荷時刻に間に合うように迅速に作業を行いながらも、乱暴な扱いにならないよう注意しなければなりません。

 

箱にきちんと商品を詰めてガムテープをきれいに貼るには器用さも必要です。もっとも、これは作業を繰り返すうちにコツがつかめてくるでしょう。

梱包の仕事のきつい面、楽な面

梱包は基本的に立ち仕事です。広い倉庫をあっちに行ったりこっちに行ったりと移動することもあります。大量の商品を流れ作業でスピーディーに梱包していかなければならないような現場では、慣れるまでは大変だと感じる人が多いでしょう。

 

ただ、梱包作業者が重い荷物を持ち運ぶようなことはほとんどありません。重い物を扱うとしても、持ち上げてテーブルに置くくらいです。

 

また、梱包を含む出荷作業で避けなければならないトラブルに誤出荷があります。しかし、現在では多くの現場でうっかりミス防止のためのバーコードが導入されています。商品や箱に貼られたバーコードシールをハンディターミナルと呼ばれる携帯端末で読むなどして管理しているので、間違いはほとんど起こりません。そうした意味でも以前に比べて梱包作業は楽になっています。最新の自動倉庫システムを導入しているような会社では、さらに仕事は楽でしょう。

作業環境は?

倉庫や工場は広く、梱包の現場は出入り口にも近いことも多いので、冬は寒く、夏は暑い傾向があります。冬はジャンパーなどの上着を着て作業をするような現場が多いでしょう。

 

一方で冷暖房が完備されていて、季節に関係なく軽装で作業できる現場もあります。応募の際にどんな作業環境なのか確認しておきたいところです。

どれくらい稼げる?

オンラインショッピングが主流になっている現在、そうした商品を扱う倉庫や物流センターでは梱包作業者を常に募集しています。

 

時給は1,000~1,300円が中心で、中には1,800円の募集もあります(「ニッケンで発見」編集部調べ)。

どんな人が向いている?必要な資格はある?

梱包は丁寧かつ正確に、同じ作業を長時間コツコツと続けられる人に向いている仕事です。また、複数人で作業を分担し、流れ作業で梱包していく現場もあるので、その場合は協調性も重要になります。

 

資格は特に必要ありません。初心者でも問題なくすぐに始められる仕事です。ただ、梱包された荷物を運ぶためにフォークリフトの免許を持っていると仕事の幅が広がります。梱包に限らず倉庫での仕事に興味がある人は、フォークリフト免許を取得するのも良いでしょう。

アルバイトや派遣従業員は多い?

梱包は軽作業や単純作業に分類されるので、アルバイトや派遣従業員が多く活躍しています。正社員は梱包を含めた倉庫内の管理を担当していることが多いでしょう。

 

アルバイトや派遣従業員として梱包の仕事を続け、経験を積むと、やがて他の梱包作業者をまとめるチームリーダーなどを任されるようになります。そこで能力が認められれば、正社員へ登用される可能性もあるでしょう。

まとめ

梱包は未経験でも採用されやすく、求人も比較的多い仕事です。アルバイトや派遣従業員として始められるので、ピッキングや仕分けなどの同じ倉庫内作業と同様に、手っ取り早く稼ぎたいという人には有力な選択肢の一つでしょう。仕事に慣れ、倉庫や物流センター、工場内の職場環境が気に入れば、長く働き続けることも可能です。
 

監修/細原敏之

高分子材料を利用した自動車電装部品の設計、製造、生産技術(設備設計、レイアウト検討)及び品質保証業務などを歴任し、トヨタ自動車関連のティア1サプライヤーであるデンソー、アイシン精機及び三菱電機株などを主要顧客とした業務の責任者を担当。その後、タイ・バンコックでの工場建設の代表取締役、発電所などの金属ガスケットやシール材などの開発・マーケティング担当を経て独立。工場の品質管理、生産管理及び労務管理の業務や、ISO審査員及び経営コンサルティング業務を開始し、現在に至る。

 

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