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2019/08/21

【決定版】今すぐ揃えておきたい!意外な防災グッズ3選

知っ得!

地震、台風、豪雨など、毎年のように大きな自然災害が続く日本。
「もしも」への備えは、欠かせませんよね。でも、いざ防災グッズを揃えるとなると、あまりのアイテムの多さに愕然!
なかには「これ本当に必要?」「役に立つの?」なんてモノもあったりして、悩んでいるうちに、ついつい後回しに……。そこで今回は、あまり目立たないけれど、いざというとき大活躍する防災グッズを厳選!意外な“スグレモノ”たちの、意外な役立て方をご紹介します!

1.意外な防災グッズ①「命の笛」

突然ですが、命を救ってくれる「命の笛」をご存知ですか?
笛といっても、音楽を奏でるリコーダーやフルートではありません。
大きな音で注意を促す“ホイッスル”のこと。

 

たとえば、地震で倒れた建物の下敷きになってしまったとき。あるいはエレベーターに閉じ込められてしまったとき。
大声をふりしぼって助けを求めても、災害の現場は騒然としています。ガレキに阻まれ、騒音にかき消されて、気づいてもらえないかもしれません。そんなとき活躍するのが「命の笛」。
軽く吹くだけで、遠くまで届き、人が聞き取りやすい音が出るように作られています。まわりが騒がしい中でも、気づいてもらいやすくなるのです。

 

もともとはアメリカで「ストームホイッスル」(嵐でも聞こえる笛)と呼ばれていたもの。
1995年の阪神・淡路大震災を機に、日本でも注目され、広まりました。十数グラムから20グラムほどの軽くて小さな笛なので、ふだんから持ち歩くのもカンタン!

 

ペンダント型、ネックレス型、キーホルダー型といった携帯に便利なタイプや、アクセサリーかと思うほどオシャレな命の笛も市販されています。
災害から身を守るだけでなく、身の危険を感じたときに助けを呼ぶ防犯グッズにもなるので一石二鳥ですね。

2.意外な防災グッズ②「安全ピン・ポリ袋」

安全ピン?ポリ袋?
ありふれていて、イマイチありがたみを感じられないけれど、立派な防災グッズとして、輝きを放つときがあるのです。

 

まず、安全ピンは、布を自由自在に留められるのが肝。たとえば、衣類を干すときに、洗濯バサミの代わりに使えます。
また、包帯で止血したときなどに固定することや、洗濯ができず、下着の替えがなくなってしまったときにも、安全ピンが救ってくれます。
タオルをまとって安全ピンで留めれば、なんと、インスタント下着のできあがり!
さらに、尖った針の部分もポイント。一滴の水もムダにできない災害時には、ペットボトルのフタに安全ピンで穴を開け、水量を調整しながら水を使えるのです。

 

一方、ポリ袋が得意とするのは、キッチンや水まわり。ポリ袋はボールの代わりにも、手袋にも、お皿にもなります。簡単な調理ができるだけでも、食卓がかなり豊かになりますよね。
そして、水を運ぶときにもポリ袋は大活躍。バケツ並みに大量に運べて、頼りになりますよ。
トイレが断水で使えなくなってしまったときも、ポリ袋が役に立ちます。大きめのポリ袋に新聞紙を詰めれば、簡易トイレとして使えます。
さらに、大きなゴミ袋なら、即席レインコートだって作れちゃいます。万能感がハンパない安全ピンとポリ袋、用意しておかない手はありませんよね!

3.意外な防災グッズ③「サランラップ」

2016年、熊本地震が起こった直後のこと。
化学メーカーの旭化成が『サランラップ』を10万本、被災地に寄付すると発表し、話題になりました。
正直「被災地で何の役に立つの?」と思った方も多いはず。
実は旭化成は2011年の東日本大震災の際にも『サランラップ』50万本を被災地に寄付。その多機能ぶりが知られるようになったのです。
ちなみに『サランラップ』は旭化成の商品名。『クレラップ』など、他社の食品用ラップフィルムも同様に活躍できますよ。

 

災害時のラップの使い方として、まずポピュラーなのが「皿の上に敷く」こと。食器を汚さず食べられるので、貴重な水を洗いものに使わずに済みます。
こまめに手を洗えない状況では、サランラップは衛生的な調理用手袋としても役立ちます。
また、おにぎりを握るのにも重宝。そのまま包んで保存もできちゃいます。また、ラップをクシャクシャに丸めれば、水なしで食器を洗えるスポンジにもなります。

食事関係以外では、防寒グッズとしても優秀。熱を逃しにくいため、足先に巻いたり、腹巻きにすれば、寒さから体を守ってくれます。
さらに、ケガの応急手当に使えることも知られています。傷口を水で洗った後、絆創膏や包帯のかわりにラップを巻いて、輪ゴムなどで留めればOK。
一般的な防災セットには入っていないことが多いですが、お役立ち度合いではトップクラスではないでしょうか。

4.まとめ

そもそも、防災グッズはめったに使うものではありません。
ふだんから積極的に考える機会も少ないでしょう。
本当に大災害にみまわれないかぎり、備えていたことさえ忘れがち。だからこそ、実際に災害を経験した人たちの「コレが意外に役立った!」という意見は貴重ですよね。
防災グッズも時代に合わせて進化していますので、たまには見直してみませんか?
今回ご紹介した意外な3アイテムもラインナップに加えて、さらに備えを固めてみてはいかがでしょうか。
役立つ日が来ないのがベストですが、備えておくに越したことはありませんよね!