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2023/06/30

将来性のある仕事12選|需要が増える成長産業・長く続けられる職種をリストアップ

就職・転職

「いまの会社や業界の未来は今後先細りなのでは?」
「将来無くなりそうな仕事をこのまま続けていていいのだろうか?」

生活を取り巻く環境の変化や、技術革新の速度が上がっている現代において、こうした悩みを抱く人は少なくありません。「将来性のある仕事」の言葉は、とても魅力的なものでしょう。

また、これから伸びていくと目される職に就くことは、自分自身の成長にもつながります。仕事選びにおいて、将来性への意識は重要な観点となるのです。

では、高い将来性が期待される仕事とは、どのような特徴・条件が当てはまるのでしょうか? 具体的な職種をピックアップし、実際の業務内容や求められる特性などについて考察します。

「将来性のある仕事」の条件

「将来性のある仕事」の条件

「将来性のある仕事」とは、漠然とした意味で用いられるわけではありません。以下に挙げるような条件を満たす職種が該当すると考えられます。

●市場が伸びていくと予測されている

●AIや機械では代替できない

●専門性が高く人材の供給が不足している

●生活や社会のインフラに直結している

 

市場が伸びていくと予測されている

成長産業の将来性に関して、疑いの余地はないでしょう。

 

革新的な技術の登場、消費者ニーズとのマッチング、政治経済の動向など、さまざまな要因によって市場の伸びは予測されます。成長傾向が長期にわたるほどに、高い将来性が見込まれます

 

たとえばAIやIoT、ブロックチェーンといったイノベーションは、一過性の流行では終わらないメガトレンドです。技術革新が新たなビジネスモデルを創出するサイクルを繰り返し、市場成長を牽引しています。

 

こうした持続可能性が見込める産業には消費者の関心も高まり、政府も積極的な支援に取り組みます。サステナビリティの見極めは、市場の成長曲線を予想するうえで重要なポイントとなるでしょう。

 

【市場が伸びていくと予測される業界】

●IT業界

●EC業界

●医療・介護福祉業界

●デリバリーサービス・フード業界 など

 

上述したテクノロジー分野を代表するIT業界はもちろん、少子高齢化トレンドに伴い医療や福祉業界なども成長が半ば約束されている分野です。社会が今後どのように変化していくのか、客観的な視点をもって評価しましょう。

 

AIや機械では代替できない

AIやロボットなど、ITシステムによる業務代替は、多くの分野で注目されています。

 

たとえば多くの事務作業は、いまではRPAが担当する領域が拡大しており、今後はAIの本格活用も目されます。人的リソースを投入せずに、業務の大半を自動化できるフェーズに差し掛かっているのです。

 

つまり、人の手を介さずとも生産性を損なわずに運用できてしまうような業界は、将来にわたっての人材登用は縮小へと向かいます。一方、AIや機械では代替できない仕事は、その将来性を高く評価できます。

 

【AIや機械が代替できない業界】

●医療業界

●デザイン業界

●カウンセリング

●AI開発 など

 

ただし、AIや機械では代替できない仕事であっても、市場規模自体がシュリンクしていくような業界においては、将来性を見込めない点を考慮しましょう。

 

>>【関連記事】AIに奪われない仕事・奪われる仕事とは?|10年後になくなる仕事の共通点

 

専門性が高く人材の供給が不足している

専門性が高い仕事は、特別な資格やスキルが求められることがほとんどであるため、人材不足の傾向が強まりがちです。

 

人材の需要に供給が追い付かない結果、それだけ人材を求める企業が増えていくことになります。専門人材であれば、将来的に職に困るといった事態は起こりにくいといえるでしょう。

 

【専門性が高く人材の供給が不足している業界】

●建設業界

●製造業界

●運送業界

●介護福祉業界

●IT業界 など

 

これからの市場成長が目される介護福祉業界なども、規模の拡大に伴って人材不足が深刻化すると考えられています。また、専門資格の取得など、いわゆる「手に職」が求められる建設業界や製造業界も人材不足が顕在化しています

 

>>【関連記事】手に職をつける!おすすめの仕事一覧|ものづくりや専門職に資格は必要?

 

生活や社会のインフラに直結している

人々の生活に密接にかかわる仕事には常に一定のニーズが見込めることから、将来性の観点で見ても安心です。同様に、社会に欠かせないインフラを提供するサービスも、衰退していくことは考えにくいでしょう。

 

【生活や社会のインフラに直結している業界】

●医療業界

●電気・ガス・水道業界

●建設業界

●教育業界 など

 

教育や医療、インフラ業界は、公務員になる必要があったり、特別な資格が求められたりすることもありますが、広く開放されている職務領域も少なくありません

 

将来性のある仕事12選

将来性のある仕事の「条件」について見てきた内容を踏まえ、それらに合致すると考えられる具体的な仕事をピックアップしました。

 

●介護職

●医師・医療の専門家

●保育士

●建築関連

●カウンセラー・講師

●デジタルマーケティング関連

●クリエイティブ関連

●データサイエンティスト

●システムエンジニア

●ロボットエンジニア

●VR・AR関連

●ITコンサルタント

 

いずれもAIや機械での代替が困難な専門性が求められる業務内容であり、今後の成長産業としても位置付けられる業界です。

 

それぞれの仕事の具体的な業務内容や、求められる特性などについて紹介していきます。

 

介護職

介護職

介護職は、介護を必要とする高齢者や障がい者の日常生活を支える仕事です。具体的には、身体介護(食事の支援、移動の補助、入浴支援など)から生活全般の支援(掃除、料理、買い物など)まで、対象者の状況に寄り添ったサポートを担います。

 

また、心理的なサポートも重要な役割です。笑顔や会話を通じて介護対象者の心の安定を図ることも求められます。

 

介護職の高い将来性の背景には、高齢化社会に伴う介護ニーズの急増があります。また、高度な人間性や対人スキルが不可欠となることから、AIやロボットによる自動化は難しく、人材ニーズの高まりは中長期的に続くと見られます。

 

医師・医療の専門家

人々の健康を守る、社会全体において重要な役割を担う仕事です。具体的な業務内容は、診断、治療、予防指導、研究など、専門分野や役職により異なります。

 

人々の健康に対する要求が絶えることは決してありません。医師や専門家の将来性も、同様に常に確保されています。新たな疾病の出現、生活習慣病の増加、高齢化社会に伴う医療ニーズの増大など、需要も多様化しています。

 

AIやテクノロジーの進化が医療業務をサポートする一方で、専門的な知識や技術、患者との対話といった要素において、今後も人間の医師の介在は欠かせないでしょう。

 

保育士

保育士は、子どもの育成を支援し健やかな成長に寄り添う、社会貢献性の極めて高い仕事です。具体的な業務内容は、遊びや学習、食事など適切な保育プログラムの実施や、子どもの安全確保、発達の観察と記録、保護者とのコミュニケーションなど、子どもの年齢や状況に応じて多岐にわたります。

 

保育士の将来性・安定性は、子育て支援の重要性の高まりと、それに伴う需要の増加に表れています。子どもの早期教育と心身ケアの重要性が広く認識される一方、共働きの家庭が増えていることから、保育サービスの需要が高まっているのです。

 

優れた対人スキルや心理的理解を必要とするため、AIや機械が仕事そのものを代替する存在となることもありません。

 

建築関連

建築関連

建築関連の仕事は、建築物の設計から施工、さらにメンテナンスまでと、幅広い領域を担当します。具体的な仕事内容も広範であり、安全で機能的な建造物の設計、効率的な施工計画の作成および管理、建造物の施工からリノベーション、設備メンテナンスまでさまざまです。建築依頼を請け負う営業などの仕事も該当するでしょう。

 

建築関連の仕事の将来性が高く評価されている理由には、人口集中と都市化の進行に伴う建築ニーズの増加、さらには持続可能な社会を実現するためのエコフレンドリーな建築設計需要の増大などが挙げられます。

 

また、AIやテクノロジーが建築業界において存在感を示す一方で、設計感覚や創造性、安全を担保する専門的なスキルなど、専門人材が求められる領域は豊富に残されています。

 

カウンセラー・講師

カウンセラーは、クライアントが有するさまざまな問題を克服するためのサポートを提供します。具体的な仕事内容は、クライアントとのカウンセリングセッションの実施、問題解決のためのアドバイス、専門機関への必要に応じた紹介などです。

 

一方、講師は特定の主題やスキルについてのアドバイス等を行います。これにはレッスンプランの作成、対象者に合わせた柔軟なフィードバックの提供などが含まれます。

 

カウンセラー・講師の高い将来性は、精神的な健康やQOLの向上に対し、人々の意識が高まっていることにあります。ストレスフルな現代社会において、カウンセラーによる心のケアや講師による教育の重要性の認識はますます広がっていくでしょう。

 

また、これらの職種は高度な対人スキルや感情的な理解が不可欠となるため、現在のAIやロボットでは代替が困難です。これらの理由から、カウンセラー・講師の高い将来性が評価されています。

 

デジタルマーケティング関連

デジタルマーケティングの専門家は、企業がWebを通じて目的を達成するための戦略を立案し実行します。具体的な仕事内容は、ソーシャルメディア戦略の立案、SEOやSEMの実施、コンテンツマーケティング、データ解析による戦略の最適化など、担当領域は多岐にわたります。

 

デジタルマーケティング関連の職業の将来性が高く評価されている理由は、デジタル技術の進化とともにWeb上でのビジネス活動が増え続けているためです。企業は、自社のブランドや商品を効果的にマーケットに展開するため、デジタルマーケティングの専門家を常に募集しています。

 

また、この領域はテクノロジーと人間の創造性が融合する分野です。AIや機械による自動化と、人間の専門家ならではの戦略的思考や創造的なアイデアの両輪駆動が求められます。

 

クリエイティブ関連

クリエイティブ関連

クリエイティブ関連の仕事は、デザインやアート、映像制作など、広義にわたる「表現」に重点が置かれます。具体的な仕事内容は、ビジュアルコンセプトの作成、クライアントとのブリーフィング、制作工程の管理、完成作品の修正および最終チェックなど、クリエイティブなアイデアを形にするための一連の作業を含みます。

 

クリエイティブ関連の職業の将来性は、強く求められる創造性と独自性に由来します。これは話題の生成AIなどでは代替できません。

 

多くの企業は、ブランドの視覚的な表現が持つ、消費者への強い訴求力を理解しています。そのため、新たなアイデアを提供できるクリエイティブな専門家はますます重宝されていくと考えられます。

 

データサイエンティスト

データサイエンティストは、企業が抱える課題に向き合い、データ収集や加工、分析および蓄積された知見を反映し、解決のための施策を提案する役割を担います。具体的な仕事内容は、データの収集と前処理、統計解析や機械学習モデルの作成、結果の解釈とビジネスへの応用など、データにかかわる一連のサイクルをカバーします。

 

多くのデータサイエンティストは、データ分析などの工程において、すでにAIを積極的に活用しています。AIに代替される仕事ではなく、いわばAIを積極的に活用していく職業です。

 

また、どのような種類のデータを集め、どのような展開で活用していくかといった考察は、人間の定性的な判断が求められる余地も大きく、AIに奪われにくい仕事と考えられます。

 

システムエンジニア

システムエンジニアはクライアントへのヒアリングを経て、システムやアプリケーションの要件定義や基本設計、詳細設計を担う仕事です。ソフトウェアやハードウェアの選定、システムの設計と実装、テストの実施、障害の解消や改善提案など、情報システムの工程全体をカバーします。

 

デジタル化が進む社会において、情報システムの重要性はますます高まっています。システムエンジニアの将来性にも、疑問の余地はありません。企業は、効率的な業務遂行や競争力強化を図り、スキルの高いシステムエンジニアを必要としています。

 

複雑なシステムの理解と技術的なスキルが必要となるため、AIや機械による自動化が進んだとしても、人間の需要は維持され続けるでしょう。

 

ロボットエンジニア

ロボットエンジニア

ロボットエンジニアとは、ロボットの設計や開発、安定稼働のためのメンテナンスなどを担う職種です。ロボット開発は一般的に以下の3つのチームに分かれてプロジェクトを進めていきます。

●情報を収集するセンサーの設計・開発

●動きをコントロールする知能・制御の設計・開発

●駆動の設計・開発

 

そして、ロボットが形になってきた段階で、実用化に向けた実験や検証を繰り返します。

 

AIの活用など先進的な技術革新を経て、現代のロボットの性能は日進月歩で向上しています。産業用ロボットや協働ロボットなど、ロボット市場の活性化も明らかであり、省人化や生産性向上が求められる時勢も後押しし、今後もさらにニーズが高まることが約束されています。

 

ロボットエンジニアも、AIやロボットに代替される仕事ではありません。AIを活用したロボットを生み出し、使いこなす側の職種です

 

>>【関連記事】ロボットエンジニアになるには?必要な能力と高い将来性・年収水準の背景

 

VR・AR関連

VR・AR関連の専門家は、仮想空間の生成や現実空間の拡張を通じて新たな体験やソリューションを創出します。具体的な仕事内容は、VR・ARアプリケーションの企画および設計、3Dモデリングとアニメーション、ユーザーインターフェイスの設計、アプリケーションのデバッグなどです。

 

VR・AR関連の職種の将来性は極めて高く、技術進化と応用範囲の拡大は急速に進むと見られています。エンターテイメントから医療、教育、不動産など、多岐にわたる分野でVR・ARの利用が期待されている成長産業です。

 

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業のIT戦略を立案し、ITシステムの導入や改善を支援します。具体的な仕事内容は、クライアントのビジネス要件の理解、最適なITソリューションの選択と提案、システム導入の計画と実行、IT利用におけるトレーニングとサポートの提供などを含みます。

 

ITコンサルタントの高い将来性は、急速に進む企業のDX戦略推進に紐づきます。IT戦略の立案や既存ビジネスとの統合には、人間の専門家の深い知見が不可欠です。AIや機械による代替は、現実的には困難でしょう。

 

まとめ

昨今の物価高や賃金上昇の伸び悩みといった社会情勢を受け、人々の生活には閉塞感が蔓延しています。学生や第二新卒での求職者など、特に若い世代が「将来性が高い仕事に就きたい」と強く希望しているのは当然ともいえるでしょう。

●市場が伸びていくと予測されている

●AIや機械では代替できない

●専門性が高く人材の供給が不足している

●生活や社会のインフラに直結している

 

仕事の将来性を担保する上記4つの条件を考慮し、あらためて将来を見据えた職業選択を意識してみましょう。

 

本記事で紹介した職業は、医師や保育士などを除けば、必ずしも資格取得が求められるわけではありません。ロボットエンジニアや建築関連職など、就業へのハードル自体は相対的に高くはないものの、継続的な将来性が見込める仕事も豊富です。自身の成長につながる仕事とはなにか、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。

 

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