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2019/10/10

工場の仕事って今も昔も「3K」じゃないの?最新鋭と噂の研修センターに行ってみた

知っ得!

「キツい・汚い・危険」というイメージが根強い工場勤務の仕事。しかしテクノロジーが発達した現代でもそうなの…? ということで今回、「残念なイケメン」としてネットで人気を博し、かつて工場勤務経験もあるもりすけさんが、日研トータルソーシングの研修センターに潜入。そのイメージが合っているのかを探ってきました。

工場勤務のイメージを覆す施設が、大阪にある?

どうも、もりすけと申します。

皆さんは日本の工場が抱える深刻な「3K問題」をご存じですか?

高学歴・高身長・高収入ではありません。

キツい・汚い・危険 です!!!

実は私、大学新卒で就職した会社が金属メーカーだったので、研修のため半年間工場で働いた経験があり、「この3K問題はマジだ……」と感じていました。

研修といっても流れ作業に組み込まれる形で、ほとんどすべてが力作業でキツい。

オイルの匂い漂う工場(僕は好きな匂いでしたが)で、服を黒く汚しながら次々とベルトコンベアーで流れてくる鉄の板や柱を運んだり、プレスしたりしていました。

 

学生時代にスポーツをやってきた私はまだ大丈夫でしたが、同期たちは毎日ヘトヘトで終業後はすぐに寝込んでいました。

だから当時の楽しみといえば、仕事後に同僚のベトナム人とやる卓球! あのキツい労働の後に遊ぶ余裕が残っている彼らは超人です。

 

工場勤務当時、鍛え上げられたもりすけの上半身

その他の楽しみは、仕事しているだけで勝手に付いていく自分の筋肉を見ること(こんな画像しか残ってませんでした)。

工場勤務というと、

  • ・派遣やアルバイトが多くて薄給で将来性が見えない
  • ・体育会系のノリ
  • ・使い潰されそう

というのも怖いですよね。僕も実際にそう感じることがありました。

今ではいい思い出ですが、「もう一度工場で働くか?」と問われたら、なかなか首を縦には振れません。

 

南吹田駅前に立つもりすけ

「そんな工場勤務のイメージを覆す施設がある!」

ということを聞き、今日は大阪の南吹田というところに来ています。

「早朝に東京を出発して、自宅から4時間かけクソ暑い中こんな何もないところに来て、いきなり写真かぁ」という感じの顔をしていますが、安心してください。その通りです。

 

日研トータルソーシング関西テクノセンターの外観

訪問するのはここ、日研トータルソーシングさんの「関西テクノセンター」。

 

ん、地味じゃない?

……しかも工場ですらない……?

「今までの工場勤務のイメージを覆す」という触れ込みだったのですが、大丈夫なのでしょうか。

 

 

今回の案内人は……

ビルの入口には、今回案内してくださるという方が待ち構えていました。

 

「こんにちは、もりすけさん! ようこそ関西テクノセンターへ!」

 

この人は、日研トータルソーシング 関西テクノセンター センター長の木村さん。

にこやかに迎えていただきましたが、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉もあります。

この優しそうな笑顔の裏で、何人ものいたいけな若者を使い潰してきたに違いありません。

そんな非道なこと、絶対に許せない……!

今回の取材で、その企みの裏を暴いていこうと思います。

 

 

エントランスに入ってみた

日研トータルソーシングは、製造業を中心に人材派遣・業務請負をする会社なのだそう。

こういった広々としたエントランスをしつらえて若者たちを安心させ、アリ地獄に引きずり込もうという魂胆なのでしょう……!!

 

木村さん:ある仕事に就く際に、技術を学んでいくための公共のポリテクセンターって、各地にありますよね。うちはそれを会社内でやっていて、この施設は工場に派遣されて働く社員を教育する研修センターなんです。

 

もりすけ:若者たちはこの閉鎖空間に1年ほど閉じ込められ、身体も精神も徹底的に鍛え上げられて「はい」しか言わないソルジャーになっていく、ということなのでしょうか。

木村さん:いえ、日研トータルソーシングでの研修自体は32日間です。研修期間中はここからすぐ近くの無料の寮に住んで、そこから通ってもらっているので、比較的短期で研修を終えることができるんです。

もりすけ:へぇ、そうなんですね……。ちなみに派遣社員ということは、契約期間が切れたらいきなり職を失うリスクも大きいってことですよね?

木村さん:いや、うちは基本的に正社員として雇用しているので、そういうことはないんですよ。

もりすけ:(……? 何を言ってるんだろう……? 派遣なのに正社員……?)

 

 

施設内では果たしてどんな過酷な訓練が行われているのか?

エントランスを案内されたあと、上の階にある教室に通されました。

 

木村さん:こちらでは今、研修生が座学を受けています。

もりすけ:研修って、体力トレーニングじゃないんですか?

木村さん:体力トレーニングはありません(笑)。もちろん工場の仕事には力が必要なものもありますけど、このセンターでは主に「保全」という仕事の技術を学んでいるので、力はいらないんです。たとえばパソコンをつくるためには色々な機械や設備が必要ですが、それを順調に動かすのが保全マンの仕事です。できあがった品物が不良品だったら作っている意味がないので「品質管理」の知識も必要になります。

もりすけ:保全……というのは、機械を修理するお仕事」ってことなんですか?

木村さん:「修理」と「保全」はちょっと違うものなんです。故障したものを直すのが「修理」ですけど、「保全」って、同じ故障を再発させないように対策をすることも含むんですね。

もりすけ:人間にとっての定期検診やマッサージ、サウナと同じですね。

木村さん:サウナと近いかはよくわからないですけど、まあイメージとしてはそんな感じですかね。

 

もりすけ:工場といえば「男!社!会!」というイメージがありますが、女性の方もいらっしゃいますね。

木村さん:保全は男女関係なくできる仕事です。研修生にももちろんいますし、ちょうどいま教壇に立っている先生は、うちで唯一の女性教員です。彼女は現場でいろいろ経験したのち、ここで指導員の仕事をしているんです。

  • メモ
  • ・ここは派遣社員を教育する研修センター
  • 保全とは、工場設備の修理や維持点検をする仕事
  • ・研修期間は32日間

体育会系な標語ポスターを発見!恐ろしさで震える

さらに上の階に行くと、またしても一見平和そうな光景が広がっていました。

木村さん:ここは休憩スペースです。研修は8時半から17時半まであって、1時間の休憩でこちらのスペースを使います。

もりすけ:うわぁ……これこれ。

 

もりすけ:こういうポスターが貼ってあるの、まさに工場という感じですね。大声で点呼したあとに社訓を唱和したりとか、「気合いで乗り切れ」みたいな体育会系・ブラック企業臭を感じちゃう。

木村さん:うちの研修センターでも「毎朝テーマを決めて1分間スピーチ」というのをやっていますけど、必ずしも気合いとか根性をつけようというわけではないんです。というのも保全の仕事って単純作業では全然なくて、装置を動かしているオペレーターと連携したり、機器のメーカーさんとやり取りをしたり、工場の生産管理の人との交渉をしたりと、コミュニケーション能力が必要なんです。あくまでも、そのコミュニケーション能力をつけてもらいたい、という意図なんですけどねぇ。

もりすけ:まあ、工場において「5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)」が必要なのはまだわかるんですよ。最近、日本のものづくりの「カイゼン」という考え方がアフリカ諸国で取り入れられて、品質や生産性向上などにつながっている事例もあるんですよね。

木村さん:詳しいですね!

もりすけ:一応、工場で働いていたので……5Sはまだしも、問題はこっちです。

 

もりすけ:この「5つの気が大事!」っていうのは、さすがに時代的にまずいんじゃないですか? 僕は部活でスポーツをやっていたので工場の雰囲気にもすんなり入れたんですけど、やっぱり「チャレンジしよう!」「根気が大事だ!」みたいな空気感に苦手意識を持ってしまう人って多いと思うんです。そういうものってまだ必要なんですか?

 

木村さん:確かに僕がかつて現場で働いていたときは、『北斗の拳』のケンシロウみたいなガタイの良い職人さんに「おい、これ直せ」って急に言われて何もできなくて、「こんなのも直せないのか」って怒られて、独力でゼロから学んでいく、みたいな環境でしたよ(笑)。でも、この研修センターでは、これから日研に入ってくる若い人たちがそんな思いをしなくても済むように、「まず基礎的な知識をちゃんと伝えて、入口に立てるようにしてあげたい」という思いでやっているんです。

それと、保全って体力より「頭」を使う仕事なんです。故障とかトラブルを未然に防げていれば「きちんと仕事できている」と評価してもらえます。「自分がラクをするためにどうするか」を考えられるようになってほしい。ましてや今はロボットにどんどん仕事を取られていっていますから、「自主的に考えられるようになる」ということを通じて社会で求められる人材になってほしいんです。これらのポスターは、そういう呼びかけではあるんですよね。

 


▲ちなみに、窓の外の眺めが良かったです。遠くに大阪・梅田のビル群が見えます。

 

危険を未然に防ぐための工具の取り扱い方法もレクチャー

次に案内されたのは、工具室っぽいフロア。

 

棚には部品や工具が並んでましたが、これがめちゃくちゃかっこいい……!

 

木村さん:ここは工具や部品を扱う授業をする部屋です。保全の仕事は危険にさらされることもある仕事なので、ケガをしないように現場での工具の使い方、正しい部品の取り付け方など基本的なことを学びます。

 

もりすけ:僕がいた工場に、薬指のないおじさんがいたんですけど、それ見て現場ではかなり緊張感を持って仕事してました。小指だったらまだ違う原因考えられるんですけどね……。

木村さん:抜けてきたんだなってね(笑)。

もりすけ:でも、どんな仕事でも危険はつきものですよね。精神衛生的に危険なブラック企業に入ってしまっても、危険な上司の扱い方は教えてくれない。この研修センターでは危険な道具や設備の扱い方を教えてくれるので、ある意味ではデスクワークの仕事よりもホワイトとすら言える……んだろうか……?

謎のミニチュアが登場! その用途とは……?

もりすけ:おお、なんだこれ!

木村さん:これは工場のラインのミニチュアで、何かトラブルがあったときにプログラムを組み直すシミュレーションをするためのデモ機ですね。電動と空圧で動かしています。大きな工場にある機械も、このデモ機と原理は同じなんですよ。

 

もりすけ:エンジニアっていうと、インターネットやソフトウェア関連の様々な言語を扱っている人をイメージしがちですが、もともとはこういうハードを扱う人たちのことを指していたわけですよね。

木村さん:今は技術が進歩しているので、ソフトで修理すべき場所を感知することができます。しかし、原因を突き止めても機械の知識がなければ修理ができません。ですので、ソフト・ハード両面での総合知識をここで学んでもらっているんです。

 

もりすけ:すぐ隣ではまた授業をやっていますね。これも保全の授業なんですか?

木村さん:はい。電気系の研修で、PLCという制御機器にきちんと機械が動くようにプログラムを入力する方法を学んでいます。

 

  • メモ
  • ・危険な仕事だからこそ基礎知識を徹底して学ぶ
  • ・設計・開発のためのエンジニア事業もある

これが最新鋭!? ロボット部屋に入ってみた

そんなこんなで、次に案内されたのは……

 

木村さん:ここはロボットの部屋です。

もりすけ:ロボット!?

 

木村さん:これです! こういったロボットも壊れた時に直すのは保全の役割です。

もりすけ:うおー!かっこいい!!

 

作業ロボットとにらみ合う「残念なイケメン」こともりすけ

もりすけ:けど、なんか見透かされているような気がしてちょっと怖い……。

木村さん:ビジョンセンサーが付いているので形を認識して選別などができます。工場では重宝されていますよ。人と違ってロボットは辞めないですし、文句も言わない偉いやつなんですよ。

もりすけ:けど、その分、世界中の工場で人間の仕事を奪っている存在でもある……?

木村さん:いやいや、それがそんなこともないんです。たしかに工場はどんどん機械化・自動化されていますけど、どんなに進化したとしても、結局はその機械をメンテナンスする人間が必要になります。たとえば大手メーカーさんの工場には中央操作室だけに人がいて、工場内部にはほとんど人がいなかったりするんですが、トラブルが起きたときに現場に行くのが、保全の人間の役割です。だから社会的に需要がすごく高いんですよ。

 

木村さん:これは3Dプリンタです。3D図面のデータを読み取って、このプリンタが少しずつ層を重ねて立体化してくれます。工場によっては金属だけでなく樹脂の部品も生産しているわけですけど、それは3Dプリンタで作ることができます。

 

もりすけ:3Dプリンタの扱い方も、32日間の研修の中に組み込まれているんですか?

木村さん:いえ、それは保全ではなくプログラミングの研修のほうですね。ただ、将来的には加工技術が進み3Dプリンタが主流になってくる可能性があって、であれば3Dプリンタを動かすソフトを扱えたほうがいい。そのためにも、研修生やうちに在籍している社員には、最新の機器に触れてもらいたいと思って置いているんです。

 

木村さん:今後このスペースは物流倉庫を模したものにしていこうとしています。ネット通販で物流倉庫の需要が高まり自動化も進んでいますので、そのミニチュアも作ろうかなと。

もりすけ:さきほどのラインのミニチュアの倉庫版ってことですね。

木村さん:例えばAmazonさんのような自動倉庫に配属されたとき、初めて機器を目の当たりにするよりも、事前にイメージできていたほうがいいなと。世の中のニーズは日々変わっていくので、研修プランもどんどん進化させていく予定です。

 

研修生たちに話を聞いてみた

と、ここで、工具室で自習してる研修生の方々がいたので、せっかくなのでインタビューさせてもらうことに。

 

もりすけ:今、何をされているんですか?

受講生:資格の勉強です。資格を取れば実務での幅も広がって、キャリアアップに繋がるので。

もりすけ:みなさん世代は同じぐらいなんですか?

受講生:年齢はバラバラです。23、24、38です。

もりすけ:ここに入る前は違う仕事をされていたんですか?

受講生:以前は普通に営業の仕事をしていたのですが、友人がここに入っていたので、その紹介で入ってきました。

もりすけ:研修って、ぶっちゃけきつくないんですか? 今、センター長もいないので、正直に話していいですよ(笑)。

 

受講生:学生であれば1、2年かけるような内容を32日間で学んでいて、次々にやる内容が変わっていくし、毎日復習テストがあるので、帰宅後も勉強しないといけないのはちょっと大変です(笑)。だから授業や実習について行けなくて脱落してしまう人はいると聞きます。僕らの期はいなかったですけど……。

もりすけ:一般的に「暑い」「きつい」とか、工場勤務にはマイナスイメージがあると思います。ここに入ってみてイメージは変わりましたか!?

受講生:「一日中同じところで流れ作業をするのかな」と思っていたんですが、いろんなメーカーさんの工場に行って修理やメンテナンスをする「フィールドエンジニア」という仕事があることを、この会社に入って初めて知ったんです。自分のような一箇所でじっとしているのが苦手な人間には、魅力的な仕事だなと思っていて。

 

もりすけ:今日取材してみて、32日で研修を終えられるのはいいなと思ったんです。社会人になってから専門学校などで何かスキルを新しく身に着けようとすると、普通は半年以上はかかりますし、学んでいる時間は稼げないですしね。

受講生:そこで言うとうちの会社、研修期間中も給料が出るんですよ。

もりすけ:え? 給料出るんですか?

受講生:はい、研修期間中は契約社員ですが、研修を修了すると正社員になります。

もりすけ:えっ、そういうこと……!? さっきセンター長が「うちは基本的に正社員として雇用している」と言っていて、「派遣なのに正社員って、何を言っているんだろう」と思ったのですが、日研さんは正社員として雇用した上でいろんな場所に文字通り「派遣」しているってことなのかな。

受講生:そうですね。

 

3人の研修生たちは自分の将来をしっかりと見据え、主体性を持って学習に取り組んでいました。お互いの頑張りに対してねぎらい合える同期がいるというのは、悪くないかもしれません。

  • メモ
  • ・研修生の年齢はバラバラ
  • ・工場派遣でもスキルによって様々な働き方がある
  • ・研修中も給料が出る

 

 

わかんなかったところを木村さんに聞いてみた

もりすけ:見学させていただきありがとうございました! 気になったところを少し質問させてください。念のため、飲み物のラベルは剥がしますね、検尿に見えますが飲めます。

木村さん:えっと、こちらで用意したお茶なんですけどね(笑)。

 

 

研修って難しいのでは? 研修中に給料が出るって本当?

もりすけ:研修生の方が「ついていけなくてリタイアする人もいる」と言っていたんですが、やはり研修は難しいのでしょうか?

木村さん:研修自体は、機械保全士2級という資格を取ることが目的で、それは現場で2年間保全という仕事に就いている人が得るべき知識なので、難しいといえば難しいかもしれません。ただ、やっていることは中学数学の応用レベルです。中学校で習ったことを完全に忘れてしまっていたら、ついていけなくてギブアップしてしまう場合もありますね。

 

もりすけ:研修中も給料が出て、修了後は正社員になると聞いたのですが、本当ですか?

木村さん:はい、給料は出ます。初めの研修期間は契約期間ですが、修了証書を渡すタイミングで正社員になります。

もりすけ:そんなうまい話には確実に裏があると思うのですが、ニッケンさんの裏とは?

木村さん:いえ、特に裏はないですね(笑)。保全の仕事は一般的な工場派遣の仕事の約2倍と、かなり高い給料がもらえるので、まずはうちで育成して一人前になって働いてもらえれば、社員にも会社にもまったく損ではないんです。

 

 

キャリアアップって難しいんじゃないの?

もりすけ:工場で勤務していると、キャリアアップの道があまりないイメージです。正社員だとしても退職までほとんど同じ仕事なんじゃないかと。

 

木村さん:うちの会社は、職種のフレキシブルな異動は可能です。スタッフのカテゴリーが3つあって、1つ目は一般作業=機械のオペレーター、単純作業、組み立てなどですね。そして2つ目は今日ご紹介した「保全」で、研修センターに来て研修を受けて保全の仕事に入っていきます。3つ目は管理ですね。派遣先でも人が多くなってきて、1箇所に10人、20人となってくると、まとめる管理者が必要なんです。本社の方で管理者育成プログラムというものを受けてます。ですから、工場の中で自身の技術を磨いてキャリアアップする道とは別に、僕のように職員として教育の分野でのキャリアアップを目指すことも可能です。

 

 

「保全」の仕事の先には、どんなものがあるの?

もりすけ:保全の仕事って、機械の修理やメンテナンス以外にもあるのですか?

木村さん:例えばロボット/自動化を導入してどれくらい効率が上がるのか検討するために工場のレイアウトを設計する、という仕事もあります。そういったコンサルティングができる人のニーズは高くなってきています。それともうひとつは、「フィールドエンジニア」という働き方ですね。

もりすけ:あっ、さきほど研修生の方がおっしゃっていました。

木村さん:メーカーから依頼を受けて、あちこちに修理に行くんです。海外を飛び回っているスタッフもいますよ。

 

 

派遣って雇用が不安定なんじゃないの?

もりすけ:派遣=契約社員、非正規雇用というイメージがあったのですが、日研さんの場合はかなり違うんですね。それに「3K」だった部分は、今はかなり機械がカバーしてくれるみたいですし、今後その傾向はもっと進んでいくんですね。スキルを磨いて資格を取れば、行ける派遣先も広がって、給料も徐々にアップしていく――ということなんでしょうか……?

木村さん:そうですね。1つの企業でずっと技術職をやっているだけだと自分の技術が伸びていかなかったりします。でも、うちの仕事ではいろんな現場を学ぶことができるので、知識や技術、視野を広げることができますよ。それにもし万が一、現場の工場にトラブルがあって倒産してしまったりしても、別の工場を紹介してそこで働いてもらえるので雇用は安定しています。「使い捨て」だなんてとんでもなくて、いかにスキルとキャリアを高めていってもらえるかを考えていますし、できるだけ長く働いてほしいと思っているんですよ。

もりすけ:あ、最後にひとつ重要な質問を忘れていました。

木村さん:なんでしょう。

もりすけ:ボーナスって出るんですか?

木村さん:ちゃんと出ますよ。

もりすけ:うーわ、人生で一度ももらったことないから羨ましい……。

 

  • メモ
  • ・保全の仕事は一般的な工場派遣の約2倍の給料
  • ・会社内でフレキシブルな部署異動とキャリアアップが可能
  • ・ボーナスが出る!

 

 

まとめ

技術が進化して、きつい、汚い、危険の「3K」要素自体がどんどん減っていくなかで、日研さんは未来を見据えた人材育成をされているのだなと感じました。

「工場」「派遣」というと、ダブルパンチで良いイメージを持てなかったのですが、世の中の進化とともにどんどん変わってきているんですね。もちろん自分のがんばり次第ではありますが、しっかりと教育と将来のキャリアアップの環境が整っているのは魅力的。転職を考えている方は未経験でも候補に入れてみてもいいかもしれません!

(企画・編集:株式会社LIG / 撮影:岡田佳那子)