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2020/11/20

自動車整備士は未経験でもできる? 年収や仕事内容などを詳しく解説

モノづくり

自動車の整備を行う専門職である「自動車整備士」。この仕事に従事するには国家資格を取得する必要があります。未経験でも資格は取れるのか、年収や仕事内容はどうなっているのかなど、自動車整備士になるために押さえておくべきポイントを解説します。

自動車整備士とは?

自動車整備士とは、自動車整備に関する知識と専門技術を活かして、自動車の点検、部品交換、修理などのさまざまな整備作業を行う仕事です。

自動車整備士は自動車の故障や事故を防止するという非常に重要な役割を担う職業です。そのため「自動車整備士」という名称の国家資格が設けられており、この資格を取得していないと整備に携わることができません。

ただし、資格を持っていない人でもできる作業もあるため、まずは見習い、または自動車整備工として自動車整備工場で働く人もいます。資格がなくてもできる作業には、タイヤやオイルの交換などがあります。

自動車整備士の資格の種類は?

自動車整備士の資格は大きく分けると一級・二級・三級と特殊整備士の4種類があります。

 

  • 一級自動車整備士

自動車整備士の中でも最上位の資格です。一級小型自動車整備士の他に、一級大型自動車整備士、一級二輪自動車整備士の3つがあります。しかし、大型と二輪自動車はこれまで試験が実施されたことがありません。したがって現在は一級自動車整備士といえば一級小型自動車整備士を指します。

 

この資格を持っている人は非常に少なく、取得すると他の整備士などを指導する立場に就けます。

 

  • 二級自動車整備士

自動車の整備全般に携われる資格です。自動車整備士として長く働くなら、ぜひ取得したい資格と言えます。

 

二級は二級自動車シャシ整備士、二級ガソリン自動車整備士、二級ジーゼル自動車整備士、二級二輪自動車整備士の4種類に分かれています。

 

  • 三級自動車整備士

自動車の基本的な整備に携われる資格です。

 

三級自動車シャシ整備士、三級ガソリン自動車整備士、三級ジーゼル自動車整備士、三級二輪自動車整備士に分かれています。

 

  • 特殊整備士

特殊整備士は自動車電気装置整備士、自動車車体整備士、自動車タイヤ整備士に分かれています。それぞれ電気装置、車体、タイヤに関する専門知識と技術を持つことを示す資格です。ただし、特殊整備士の場合は自動車整備士として働くための必須の資格ではありません。これらの資格を持っていることで、より専門的な知識やスキルを身につけていると評価され、就職に有利になったり現場でも仕事の幅が広がります。

自動車整備士の仕事内容は?

自動車整備には、点検整備、緊急整備、分解整備の主に3つがあります。それぞれの仕事内容は次のとおりです。

 

  • 点検整備

事故を防ぐために劣化や不具合の確認と部品交換を行う仕事です。ベルトやブレーキの摩耗、サスペンションやドライブシャフトの緩み、オイルの状態のチェックなどが該当します。いわゆる車検も点検整備の中の一つです。

 

  • 緊急整備

突然エンジンがかからなくなったり、ブレーキの効きに不調が生じたり、あるいは事故によって車体が破損してしまったりした場合に、緊急の故障への対応や修理を行う仕事です。応急処置で対処することもありますが、いずれにしろ自動車が安全に走れる状態にまで戻すことが大前提となります。

 

  • 分解整備

エンジンやミッションなどの機械的なパーツを取り外して故障箇所を見つけ、整備する仕事です。いわゆるオーバーホールのことです。また、分解して改造を行うこともあります。分解整備を行えるのは国から認可を受けた整備工場のみと決められています。

自動車整備士になるには?

自動車整備士になるには2つのパターンがあります。専門学校に入学して講習を受けながら二級の資格を取得するパターンと、整備工場などで実務経験を積んで三級または二級の資格を取得するパターンです。それぞれ説明します。

 

  • パターン①:専門学校に入る

高校を卒業後、国が指定する自動車整備の専門施設や養成学校に入学し、卒業すると、二級自動車整備士の受験資格が得られます。または、四年制の専門学校や大学校の一級自動車整備士の課程を修了すると、卒業と同時に一級自動車整備士の受験資格が得られます。

 

  • パターン②:実務経験を積む

自動車整備士を目指す人の多くが専門学校に入る方法を選びますが、自動車整備士になるにはそれ以外の選択肢も用意されています。それが自動車整備工場(特に地方運輸局の認証を受けた「認証工場」や、その中で一定の基準を満たした「指定工場」)で見習いとして働いて実務経験を積む方法です。

 

認証工場や指定工場で1年以上の実務経験を積むと三級の受験資格が得られ、3年以上の実務経験を積めば二級の受験資格が得られます。

自動車整備士の魅力と大変なところは?

自動車整備士は車好きな人にとってはとても魅力的な仕事でしょう。特に車のメカニカルな部分に興味がある人なら、好きなものに触れながら仕事ができるという充実感が味わえます。

国家資格を取得し、専門的な知識や技術を身につけて、手に職をつけられる点もメリットです。また、乗車する人の安全や命を守るという点では使命感のある仕事であり、お客様に感謝されればやりがいも得られます。

大変なところは、体を動かす仕事なのでそれなりにハードな面があることです。技能職ではありますが、デスクワークとは違う肉体労働である点を認識しておくべきです。油で汚れたり、手が荒れやすかったり、夏は暑く冬は寒い職場環境がほとんどだったりもします。やりがいがあるけれど、苦労もある仕事と言えます。

自動車整備士の年収は?

厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、自動車整備士の給与は平均月給が約29万円で、ボーナスを含む平均年収は約418万円です。

勤務先としては新車カーディーラー、中古車販売店、カー用品店、街の自動車整備工場、ガソリンスタンドなどが一般的です。
また、大手自動車・部品メーカーでも実験や技術指導などで必要とされますし、変わったところでは損害保険会社が自動車事故の原因を調査したり事故車両の修理費用を見積もったりするために「技術アジャスター」という職種で雇用しています。

経験を積めば、将来独立して自分の整備工場などを持つことも不可能ではありません。ただし、その場合はスキルだけではなく、営業力も必要になります。

まとめ

自動車整備士は車が好きで、機械いじりも好きな人なら、一度はなりたいと考える職業ではないでしょうか。未経験でも挑戦でき、資格取得という目標も得られ、やりがいを感じられる仕事です。この記事を参考に、自動車整備士を目指すかどうか考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

監修/細原敏之

高分子材料を利用した自動車電装部品の設計、製造、生産技術(設備設計、レイアウト検討)及び品質保証業務などを歴任し、トヨタ自動車関連のティア1サプライヤーであるデンソー、アイシン精機及び三菱電機株などを主要顧客とした業務の責任者を担当。その後、タイ・バンコックでの工場建設の代表取締役、発電所などの金属ガスケットやシール材などの開発・マーケティング担当を経て独立。工場の品質管理、生産管理及び労務管理の業務や、ISO審査員及び経営コンサルティング業務を開始し、現在に至る。

 

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