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2022/05/31

設備保全はきつい?向いている適性を紹介!将来性と年収から「楽しい」の声も

就職・転職

設備保全は「きつい」「つまらない」としばしば評され、時には「辞めたい」という声も漏れ聞こえます。その一方で、「楽しい」「ラク」という意見も目立ち、設備保全は適性によって業務を取り巻く環境が大きく左右される性質があると考えられるでしょう。 「きつい」とも「楽しい」とも評される、双方の理由について解説します。

そもそも設備保全の仕事とは

設備保全の仕事内容は、主に工場の機械など生産設備の定期点検や部品交換、トラブル対応や修理など、メンテナンスに関わる業務です。工場の生産設備を安全な状態で、安定的に稼働させる、重要な役割を担います。

 

なお、設備保全の方法は大きく次の3種類に分類されます。

 

●事後保全:機械など生産設備の不具合が起きてから実施する保全方法

●予防保全:機械など生産設備の不具合が起きる前に実施する保全方法。一定期間ごとに実施する時間基準保全と、劣化具合に応じて行う状態基準保全がある

●予知保全:機械など生産設備を常時監視して、故障や不具合を検知したときに実施する保全方法

 

設備保全業務の概要や種類について、詳しくはこちらの記事も合わせてご確認ください。

【関連記事】設備保全って何?設備保全の種類や必要スキルについて

設備保全の仕事はなぜきつい?

設備保全の仕事はときに「きつい」「つまらない」と評され、「辞めたい」という声も聞かれます。また、そもそも製造業自体に3K(きつい・汚い・危険)のイメージが蔓延していることから、離職率が高い業種と思われがちです。

 

しかし、その実態をデータから定量的に俯瞰すると、製造業の離職率は決して高くはありません。

製造業の離職率

●画像引用元:厚生労働省「平成 30 年雇用動向調査結果の概況」

 

厚生労働省が公表する「平成30年雇用動向調査」の「産業別の入職と離職」のデータによると、製造業は入職率を離職率がわずかに上回っている程度です。他業種と比較しても、製造業の離職率は高い水準とはいえず、人材の出入りが多い業種でもありません。

【関連記事】製造業はきつい?製造業で働くメリット、きついと感じたときの解決法とは?

 

では、なぜ設備保全の仕事を「辞めたい」という声が聞こえてくるのでしょうか? 「設備保全の仕事はきつい」とされる理由を考察すると、次の4つの点が浮かび上がります。

 

●仕事が単調でつまらない

●人手不足の影響で負荷がかかる

●生産設備の高度化

●労災のリスクがある

 

仕事が単調でつまらない

設備保全では定期点検を行うほか、部品交換や修理などのメンテナンス業務を担います。定期点検は決められた手順で行う作業であり、毎日、工場内を巡回して実施するルーティンワークもあります。また、機械など生産設備に不具合が起きていないかモニターで監視し、トラブルが起きたときには修理などの対処を施します。

 

安定的に生産設備が稼働している工場では、トラブルが発生すること自体が少なく、人によってはルーティンワークが中心になり、業務が単調に感じられます。そのため、アクティブに動きたい人、やりがいを強く求める人は、「仕事がつまらない」と感じることもあるでしょう。

 

人手不足の影響で負荷がかかる

わずかではあるものの離職率が入職率を上回っていることからもわかるように、製造業は慢性的な人手不足の課題を抱えている企業が多くあります。

 

なかでも、設備保全は人員が不足して、残業が発生しがちな業務です。定時内ですべての担当業務を完了できず、事務処理などは残業で対応することが常態化している職場も散見されます。トラブルが発生すると、勤務時間を過ぎていても解決するまで帰れないこともあります

 

また、生産設備にトラブルが発生した際、人手不足から原因究明を徹底的に実施するまで手が回らず、その場しのぎの対応に終始してしまうことも懸念されます。結果、不具合が頻発してしまいさらに忙しくなる、そんな負のスパイルに陥ってしまうこともあるでしょう。

 

夜勤など急な対応を迫られることがある

製造の現場は交代制勤務で稼働している工場が多く、設備保全の業務も交代制勤務が一般的です。夜勤があることで生活リズムが乱れ、きついと感じる人もいます。

 

なお、通常はトラブルがあっても、休みのスタッフが呼び出されることはありません。勤務中のスタッフが対応し、解決できない場合には、産業機械のメーカーに問い合わせるためです。

 

しかし、人手不足や他のスタッフの技術力の問題から、休日や深夜に呼び出しがあるようだと心身ともに負担が増大し、プライベートにも影響をおよぼしかねません。

 

生産設備が高度化している

産業用ロボットや協働ロボットの普及など生産ラインの自動化が進み、生産設備は高度化の一途をたどっています。そのため、設備保全の仕事に就いて活躍していくためには、設備や業務に関する専門的な知識が必要です。

 

技術進化のスピードはますます加速しており、新しい知識を随時習得していくことが求められます。先端技術に関する知識を常に身に付け続けなければならないことに、負担を感じている人もいるでしょう。

 

労災のリスクがある

製造の現場では労働災害の防止のため、さまざまな安全対策が講じられています。設備保全においても同様で、労働災害を防ぐため作業マニュアルなどの遵守が基本です。

 

しかし、修理対応などは機械など生産設備が不具合を起こした状態で行われるため、予期せぬトラブルに見舞われる可能性も少なからずあります。また、工場によっては高所での作業も発生します。

 

こうした危険と向き合わせで作業を行うリスクから、設備保全の仕事を辞めたいと考える人もいます。

設備保全の仕事は「楽しい」「ラク」という声も

設備保全の仕事は「きつい」という声が聞かれる一方で、「楽しい」「ラク」という声もあります。「楽しい」と考える人の背景には、主に次のような理由があると考えられます。

 

●設備保全の仕事が向いている

●電気系・機械系の確かなスキルが身につく

●高卒・大卒未経験からも着実にキャリアをつめる

●身体的な負荷が軽い

●給料がいい・年収アップを望める

 

設備保全の仕事が向いている

設備保全の仕事には向き・不向きがあり、そもそも向いている人であれば「きつい」と感じにくく、やりがいを持って取り組めます。

 

【設備保全の仕事が向いている人の特徴・適性】

●機械が好き:機械と関わる仕事のため、機械に興味があると意欲的に打ち込める

●対応力・柔軟性:突発的なトラブルや原因がすぐにわからないトラブルに対して、柔軟に取り組める対応力が必要

●責任感:生産設備の安全や安定的な稼働に関わるため、責任感は重要

●忍耐強さ:ルーティンワークにコツコツと前向きに取り組むことが大切

【関連記事】製造業のやりがいとは?向いている人やその特徴をご紹介

 

電気系・機械系の確かなスキルが身につく

設備保全の仕事には電気系や機械系の基礎知識が必要とされ、生産設備の高度化によって、より専門的な知識が求められるようになっています。

 

これは裏を返せば、電気系や機械系の専門的な知識を深めていけるということ。知識欲、成長意欲のモチベーションを満たしながら多様な機械のメンテナンスを経験していくことで、広範な修理対応ノウハウが身についていきます。

 

高卒・大卒未経験からも着実にキャリアをつめる

設備保全は、企業によっては大卒以上の学歴を応募要件とするケースも見られますが、学歴による強いフィルタリングはなく、高卒であっても応募可能な職種です。電気や機械に関して大学で専門的に学んだことを活かし、実践を積み重ねながら知識を高めていきます。

 

また、企業によっては設備の選定に関わるなど、担当業務の幅を広げながらキャリアを積んでいくことも十分に可能です。

 

身体的な負荷が軽い

製造業の現場の仕事は、重いものを運んだり、立ち仕事が中心だったりするなど、体力が必要とされることが少なくありません。そうしたイメージから「製造業=体力的にきつい」という印象を持たれがちですが、設備保全は比較的体力を求められない仕事です。

 

設備保全の仕事は、定期点検や修理対応を行うほか、工場内の巡回や生産設備のモニター監視といった仕事が中心です。動き回ることはあっても、身体的な負荷は大きくはありません

 

特に予防保全や予知保全に取り組んでいる工場では、突発的に大きなトラブルが発生すること自体が少ないため、計画的に業務を推進できる環境にあります。

 

給料がいい・年収アップを望める

設備保全はきつい面はあるものの、比較的給料がよく、将来性も見込める職種です。交代制の勤務が中心となるため、時には夜勤が発生することもありますが、それは深夜勤務手当がつくなど収入にダイレクトに反映されます。

 

また、設備保全の仕事が将来なくなることも考えにくいです。むしろ多くの工場では、産業用ロボットや協働ロボットの導入による自動化が進むなど生産設備が高度化し、安定稼働のために設備保全の重要性が高まることが予測されます。生産設備の故障の影響がより大きくなり、メンテナンスの専門性が高まっていくためです。

 

技術革新に伴うスキルアップは求められますが、設備保全は人手不足の影響から売り手市場という面からも、今後の年収水準のアップが期待されます。

【関連記事】製造業は稼げる?年収・給与について解説します!

設備保全の関連資格を取得してスキルアップ!

設備保全の求人は、未経験で特別な資格を保有していなくても応募できるケースが目立ちます。資格は必須とはなりませんが、資格取得を通じて業務に関連する知識を深めていくことができるほか、対応できる仕事の幅を広げたり、就職や転職の際のアピール材料にしたりと有効に機能するでしょう。

設備保全に関連する資格には、担当する業務によって必要になる資格と、スキルを証明するための資格があります。代表的なものとして、次の3つの資格を紹介します。

 

●機械保全技能士

●電気工事士

●電気主任技術者

 

機械保全技能士

機械保全技能士は、機械保全技能検定に合格することで取得できる、設備メンテナンス技術に関する国家資格です。特級・1級・2級・3級があり、3級以外は下位級の合格や学歴、実務経験などによる受検資格が設けられています。

 

機械保全技能士は名称独占資格であり、仕事に就くために必ずしも必要なわけではありません。しかし、資格取得のための勉強を通じて、設備保全に必要な知識の習得や再確認に役立ちます。また、設備保全に関する専門的な知識や技術を有することを証明できるため、就職や転職に有利となるほか、企業によっては昇給や昇格の評価にも反映されます。

【関連記事】機械保全技能士とは?仕事内容・資格取得のメリットをご紹介!

 

電気工事士

電気工事士は電気設備の工事に従事するために必要な国家資格です。第一種電気工事士と第二種電気工事士があり、従事できる工事の範囲が異なります。

 

●第二種電気工事士:一般住宅や店舗など600ボルト以下で受電する設備の工事に携われる資格

●第一種電気工事士:500キロワット未満で受電する工場、ビルなどの工事に携われる資格

 

電気工事士の資格を持っていると、電気系統の知識を有することを証明でき、実際に配線など電気設備の工事も行えるため、電気系統の設備保全の仕事に就くのに有利です。

 

電気主任技術者

電気主任技術者は、発電所や変電所のほか、工場やビルなどの受電設備や配線といった電気設備の保安監督を担う国家資格です。第一種~第三種の区分があり、取り扱える電圧が異なります。

 

●第三種電気主任技術者:出力5000キロワット以上の発電所を除く、電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物

●第二種電気主任技術者:電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物

●第一種電気主任技術者:すべての事業用電気工作物

 

電気主任技術者は、工場の電気系統の設備保全にも関係する資格です。600ボルト以上の事業用電気設備を持つ事業者は、電気主任技術者の有資格者を専任することが義務付けられていることからも、電気主任技術者の有資格者は設備保全の現場で高いニーズがあります。

まとめ

「きつい」「辞めたい」という声も聞かれるものの、設備保全の仕事には向き・不向きがあり、「楽しい」と感じながら取り組んでいる人もいます。

また、人員体制や設備保全のやり方によっても、設備保全の担当者の負担は大きく異なってきます。機械が好きな人や地道にコツコツと取り組むことが得意な人など、適性のある人は高い将来性も期待される設備保全の仕事にぜひチャレンジしてみましょう。

 

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