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自己PRと長所の違いは?両方聞かれる場合はかぶっても大丈夫?
就活で自己PRや長所を聞かれる場面は多くありますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか? 「自己PRと長所は同じ内容でよいのか?」「自己PRと長所がかぶる場合は?」など、疑問を感じる就活生も少なくないでしょう。
自己PRと長所について、採用担当者が就活生に聞く意図はそれぞれ異なります。本記事では、自己PRや長所の考え方のほか、例文の一覧を紹介していきます。
両方聞かれる?自己PRと長所の違い
エントリーシートや履歴書、面接などで聞かれる「自己PR」や「長所」。同じような意味を持つ言葉にも見えますが、両者には以下のような違いがあります。
●自己PR:仕事で活かせる自分の強み
●長所:自分の人柄で周囲に好影響を与えられるような事柄
企業が自己PRや長所を問う目的を理解したうえで、適切に解答できるように準備しておきましょう。
自己PRで伝えるのは「自分の強み」
採用担当者が就活生に自己PRを聞く目的は、就活生がどのような強みを持っており、自社にどのように貢献できる人材なのか見定めることにあります。
自己PRを聞かれたときには、仕事で活かせるような自分の強みを端的に言語化したうえで、その裏付けとなるエピソードや、志望企業でどのように活かしていくかといったビジョンを伝えましょう。
また、自己PRは志望動機と一貫性のある内容にすることもポイントです。
>>【関連記事】「志望動機なんてねーよ」と90%以上の就活生が考えていた!「嘘つき大会」の対処法
長所で伝えるのは「自分の人柄」
一方、採用担当者が就活生に長所を聞く目的は、就活生が自社の社風にマッチする人材なのか判断することにあります。
長所を聞かれたときには、これまでに培われてきた価値観や考え方、気質など、自分の人柄がわかるような特徴を長所として伝えましょう。入社後に上司や部下、同僚たちとどのような関係性を構築できるのか、採用担当者にイメージを認識してもらえるように言語化することがポイントです。
長所を聞かれた際も、その裏付けとなる具体的なエピソードのほか、志望企業でどのように活かしていくかといった内容を加えてください。
「自己PRと長所がかぶる」は普通!大切なのは一貫性
自己PRと長所は、自分の特徴を伝えるという点は同じです。そのため、内容が似通ってしまうことは不自然ではありません。
しかし上述の通り、自己PRと長所では、企業側が質問する意図は異なります。まったく同じ返答となるのは望ましくありません。言葉を言い換えたり、内容を掘り下げたりするなど工夫を凝らしながら、自己PRと長所に関連性を持たせるように伝えましょう。
また、自分の長所をいくつか列挙していくと、自己PRとなる「自分の強み」が見つかることが多いです。
>>【関連記事】自分の強みがわからない…見つけ方は?就活生の例文一覧
自己PRの考え方
自己PRといえる自分の強みを言語化する方法は、大きく2つのベクトルに分類できます。
1つ目はガクチカを含め、これまでの経験やエピソードをもとに、「自分」を軸に考えていく方法です。2つ目には、企業が自己PRを聞く目的や志望企業が求めている人物像などをベースにするアプローチで、「企業」を軸に考えていく方法が挙げられます。
なお、上記のアンケート調査によると、多くの就活生は「自分」を軸に自己PRを構成していることがわかります。自分自身の内面に目を向けて自己PRを構成するには、過去の経験の棚卸しや丁寧な深堀りなど、徹底した自己分析が欠かせません。
就活の自己分析によく用いられる代表的な手法と、それぞれの特徴を紹介していきます。
自己分析の手法 | 特徴 |
---|---|
ガクチカを振り返る | ●「学生時代に力を入れたこと」の略語 ●アルバイトやゼミ、部活やサークル活動、留学、趣味などのエピソードが用いられることが多い ●学生時代の学びにつながった経験であれば、どんなことでもよい ●自己PRを裏付ける具体的なエピソードとして活用できる |
モチベーショングラフを作る | ●幼少期からこれまでのできごとや体験を振り返り、モチベーションの揺れ動きを時系列グラフで表したもの ●モチベーションが上下するときの共通点から、自分がやりがいを感じる要素を特定できる ●自分の特性を形成した具体的な出来事を深掘りできる ●自己分析やES、面接対策などに活用できるほか、志望企業を選択する軸となるものを見つけられる |
マインドマップを作る | ●「自分」をテーマの中心に据えて関連する項目などをマッピングすることで、自分の興味や強みを把握できる ●紙とペンさえあれば作れる ●項目ごとに色分けするとわかりやすくなる ●思考を可視化して、自己PRや長所・短所などを発見できる |
自分史をまとめる | ●自分の人生を振り返り、時系列でまとめたもの ●「中学生」「高校生」「大学生」など年代ごとに区切り、自分のキャラクターやエピソード、感情などをまとめていく ●自分を俯瞰して見ることで、弱みや強み、価値観などを把握することが目的 ●モチベーショングラフを作成する準備にもなる |
ジョハリの窓で他己分析する | ●分析対象者の性格や特徴を本人や他者が洗い出し、自他ともに認める「開放の窓」、自分だけが知る「秘密の窓」、他人だけが知る「盲点の窓」、誰も知らない「未知の窓」に分類する手法 ●他者の視点が入ることで、自分を客観視できる ●就活仲間を集めて全員分の分析を行うと効率がよい |
ガクチカを振り返る
ガククチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略語です。アルバイトやゼミ・研究、部活やサークル活動、留学、趣味など、これまでの経験や取り組みをエピソードとしてまとめます。
企業側にとっては、就活生の経験や、そこからわかる人柄、モチベーション志向などを把握でき、自社にマッチする人材なのかを判断する有効な材料になります。
また、ガクチカは自己PRを裏付ける具体的なエピソードとしても活用できます。学生時代の学びにつながった経験であればどんな内容でもよく、特別なエピソードにとらわれる必要はありません。
>>【関連記事】ガクチカの書き方と例文|アルバイト・部活・趣味など「本当にない」場合は?
モチベーショングラフを作る
モチベーショングラフは、幼少期からの出来事や体験を振り返り、モチベーションの揺れ動きを時系列のグラフで表したものです。
グラフの縦軸には「モチベーション」を、横軸には「時間」を設定することが一般的です。具体的な出来事と、当時のモチベーションの起伏を書き入れ、モチベーションが上下するときの共通点を見出し、自分がやりがいを感じる理由となる要素を言語化していきます。これにより、自分の特徴はどのような出来事から形成されているのか、深堀りしていくことが可能です。
モチベーショングラフは、自己分析はもちろんのこと、ES作成や面接対策としても活用できるツールです。また、就職をしてどんなやりがいを得たいのか、どういった点で評価されたいのかといった点を整理し、志望企業や業界を選択する軸にもなります。
>>【関連記事】モチベーショングラフの書き方とテンプレート|就活の自己分析・ESでの活用方法
マインドマップを作る
マインドマップは、就活に限らずビジネスパーソンにもよく用いられている、自己分析の代表的な手法です。就活の場では「自分」をメインテーマに据え、関連する項目を派生させて放射線状につなぎ深堀りしていくアプローチを経て、自身の興味関心の傾向や強みを可視化します。
マインドマップは紙とペンさえあれば作成できるため、いつもで気軽に取り組むことが可能です。黒いペンだけでも作成できますが、項目ごとに色分けをした方がよりわかりやすくなるでしょう。
マインドマップの作成は、自己PRや長所・短所となる自分の要素の発見および言語化に役立ちます。
>>【関連記事】マインドマップでの就活の自己分析のやり方!項目やノートへの書き方、アプリ・ツールも紹介
自分史をまとめる
自分史とは、自身のこれまでの人生を振り返り、時系列でまとめたものです。作成する際には「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」など年代ごとに区切ったフォーマットを用意し、自分のキャラクターや性格、エピソード、感情、学んだことなどを記載していきます。なお、エピソードは大きな出来事にこだわる必要はありません。
自分史は作成して終わりにするのではなく、自分を俯瞰して見ることで、弱みや強み、価値観などを把握することが目的です。ESや面接対策に活用できるほか、モチベーショングラフを作成するための準備としても役立ちます。
>>【関連記事】自分史のESへの書き方とは?無料ワークシート・テンプレートや例文を紹介
ジョハリの窓で他己分析する
ジョハリの窓とは、分析対象者の性格や特徴を本人や他者が洗い出し、自他ともに認める「開放の窓」、自分だけが知る「秘密の窓」、他人だけが知る「盲点の窓」、誰も知らない「未知の窓」の4つに分類する心理学モデルです。就活では他己分析の手法として応用されています。
ジョハリの窓の特徴は、自己分析が上手くいかないときや自分を客観視したいときなどに、他者の視点を取り入れることで、自分が考える「自分像」と他者の認識のズレを把握できることにあります。3~4人程度で実施することが望ましいため、就活仲間を集めて全員分の分析をそれぞれ行うとよいでしょう。
>>【関連記事】ジョハリの窓とは?やり方と診断アプリ・質問項目|就活の自己分析用テンプレート
長所の考え方
エントリーシートや履歴書、面接などで伝える長所の言語化では、次に挙げる点がポイントとなります。
●長所と短所はコインの裏表
●企業が長所を聞く意図を考える
●長所をリストアップして志望企業との関連性を求める
長所と短所はコインの裏表
長所と短所は表裏一体の関係です。たとえば、「慎重に物事を進められる」ことは長所といえる特性ですが、一方では心配症で過度な確認を求めてしまうという短所にもなりえます。同様に、「負けず嫌い」は短所と捉えられることもありますが、「向上心がある」長所として伝えることも可能です。
長所 | 短所 |
---|---|
慎重に物事を進める | 心配症である |
向上心がある | 負けず嫌い |
信念を持っている | 頑固なところがある |
ポジティブに考える | 楽観的に行動する |
協調性がある | 自分の意見を抑える |
上の表の要領で、自分の短所と感じている特徴を、長所として置き換えられないか考えてみましょう。
企業が長所を聞く意図を考える
企業が就活生に長所を聞く意図は、自社の社風に合っているか、自社の働き方に溶け込んで活躍していける人材か、という点を判断することにあります。
また、企業側は会社に定着し腰を据えて活躍する人材を求めています。そのため、長所をもとに「入社したらどのように貢献していけるか」という点を付け加えると、採用担当者は入社後の姿をイメージしやすくなります。
長所をリストアップして志望企業との関連性を求める
自分の長所を考える際は、まずは長所と感じられる点を複数リストアップします。企業や職種によって社風や求める人材像は異なるため、企業とのマッチングを意識してアピール要素を臨機応変に変えていけるように準備しましょう。
たとえば、実力主義の企業であれば「向上心があること」、チームワークを大切にする社風であれば「協調性があること」は大きな強みとなる長所です。
長所を交えた自己PRの例文一覧
就活にける自己PRと長所は異なるものではありますが、長所は自己PRを見つけるための要素としても機能します。
実際に就活生は、どのような特性を自己PRに盛り込んでいるのでしょうか? アンケート調査から確認していきましょう。
これらの項目のなかには、あなたの長所と関連するものが必ずあるはずです。自己PRによく反映されている以下の特性を、長所を交えながらどのように伝えていくべきか。それぞれの例文を紹介していきます。
●コミュニケーション能力
●継続力
●行動力
●協調性
●忍耐力
●傾聴力
長所を交えてコミュニケーション能力をアピールする自己PRの例文
たとえば長所である「積極性」を交えながら、コミュニケーション能力をアピールする自己PRの例文は以下のようになります。
私はアメリカの大学に1年間留学しました。ランチの時間には積極的に声をかけて、カフェテリアの学生の輪に加わるように努めました。コミュニティに入ることが、異なる文化を知り、語学力を身につけるのに重要だと感じたためです。
また、夏休みには南米まで旅行に行きました。留学や旅行を通じて、異なる人種・文化を知ったことで、視野が広がったと感じています。インターネットでなんでも調べられることができる時代ですが、リアルに触れると本質を理解できると思います。
留学中にはトラブルにも遭遇しましたが、持ち前の積極性を活かしてコミュニケーションをとり、交渉を経て解決したことも私の強みです。
同様に、「気配りができる」の長所を、コミュニケーション能力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
ドラッグストアのアルバイトで、接客やレジを担当していました。
新型コロナウイルスの感染が拡大した頃はマスクが品薄になり、開店前には連日のように行列ができていて、お客様同士のトラブルが頻発していました。私も他のスタッフも始めは混乱していましたが、スタッフが連携して開店前からお客様を誘導するとともに、当日の入荷数や個数制限について説明を行うことで、トラブルがほぼ起きなくなりました。また、お客様は不安な気持ちを抱えている方が多いと感じられたため、丁寧な説明を心がけていました。
御社に入社できましたら、持ち前のコミュニケーション能力を活かして周囲への気配りを大切にしながら、チームの一員として成果を挙げられるように貢献していきたいと考えています。
長所を交えて継続力をアピールする自己PRの例文
「丁寧に取り組める」の長所を、継続力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
私は3歳からピアノを習っていて、合唱発表会で伴奏を担当したことがあります。初めは間奏のスピードのある部分の演奏が上手くいかず、ゆっくりと弾くことも頭をよぎりましたが、毎日、初心に戻って指使いの練習から丁寧に繰り返して取り組んでいるうちに弾けるようになりました。その結果、クラスは金賞をとり、ほかのクラスの多くの人からも「ピアノ上手いね」と声をかけてもらい、大きな達成感を獲得できました。
私には秀でた特技はありませんが、丁寧に取り組むことには長けており、継続していく精神力もあります。御社に入社できた後も、壁にぶつかったときには継続した努力をもって困難を打破していきたいと思います。
同様に、「粘り強さがある」の長所を、継続力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
粘り強く努力を続けられることが私の強みです。高校のサッカー部の初めての試合はベンチでのスタートで、後半の試合終了前に10分程度出場できただけでした。しかしレギュラーを獲りたいと奮起し、自主的に部活の友人と朝練を行い、走り込みやドリブル、1対1の練習などに取り組みました。
その結果、2年生ではレギュラーに選ばれ、顧問の先生からも成長を評価していただきました。粘り強さが実を結んだ経験を活かして、今後も日々の努力を怠ることなく、着実な成果を残していきたいです。
>>【関連記事】継続力の自己PR例文と言い換え|アルバイトや部活のエピソードをESにまとめる方法
長所を交えて行動力をアピールする自己PRの例文
「計画性がある」の長所を、行動力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
「サッカーのワールドカップを現地に見にいきたい」という夢があり、2022年のカタールワールドカップを観戦するために、大学1年生からバイト代を計画的に貯めていました。また、カタールの公用語はアラビア語ですが、調べたところ英語も通じることがわかったため、英語の勉強もしていました。
コロナ禍において実際に開催されるのか、無事行くことができるのか、不安がよぎることもありましたが、現地でワールドカップを目の当たりにでき、さまざまな国のサポーターとも英語でコミュニケーションがとれたので、とても良い経験ができたと感じています。
御社に入社してからも、計画的に仕事を進め、目標に向かって主体的に行動したいと考えています。
同様に、「思いやりがある」の長所を、行動力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
街で困っている人を見かけたときに、躊躇することなく、すぐに声をかけてお手伝いをするなどの行動力が私の強みです。バス停から降りて迷っている人がいたときには、声をかけてわかりやすい場所まで案内したことがあります。また、階段の前で大きな荷物を抱えて困っている高齢者を見かけたときには、エレベーターがあることを伝えて一緒に行きました。
御社で働く際でも、思いやりの気持ちを忘れることなく、お客様が笑顔になるような仕事をしていきたいです。
長所を交えて協調性をアピールする自己PRの例文
「リーダーシップがある」の長所を、協調性をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
私の強みは、リーダーシップを活かしながら協調性のある行動をとれることです。
大学2年生のときにグループワークが課される科目を受講しましたが、メンバーは1~3年生まで多様であり、学科も異なっていたため、積極的に意見を出し合うような雰囲気がありませんでした。そこで、みんなが意見を交わし合えるような関係性をつくるため、授業の開始前には積極的に雑談し、コミュニケーションが活発化するような空気感をつくるようにしました。その結果、学年を問わず、メンバーが意見を言い合うようになり、無事にグループワークの発表を行えました。
御社に入社できたら、チームに溶け込むための努力を欠かさず、多様なメンバーが協力し合えるような関係性づくりを牽引していきたいと思います。
同様に、「地道に努力ができる」の長所を、協調性をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
私の強みは、50名ほどが在籍するサッカー部で培った協調性です。
チームが強くなるには、練習量が勝負だと考えていました。しかし、試合で勝つためには、みんなが協調性を持ってチームに貢献するという意識を持つことがなによりも重要だと気付きました。そこで、練習後のグラウンド整備を率先して行うようにしたところ、徐々にレギュラーのメンバーが練習前後の準備や片付けに積極的に取り組むようになり、チームの雰囲気がよくなりました。その結果、試合で以前よりも点が入るようになりました。
御社に入社したら、努力を欠かすことなく日々の業務に地道に打ち込み、チームワークを高める役割を果たしたいと考えています。
>>【関連記事】協調性の自己PR例文と効果的な「言い換え」|部活やサークルのエピソードをESにまとめる方法
長所を交えて忍耐力をアピールする自己PRの例文
「柔軟に対応できる」の長所を、忍耐力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
私の強みは、大学の研究室での研究を通じて培った忍耐力です。
研究テーマに沿って実験を何度行っても、仮説を立証できるような結果が出ず、くじけそうになりました。しかし、先生や院生の先輩の助言をもとに、諦めずに別の方法からアプローチをしたところ、最初に立てた仮説とは異なりますが、研究の成果をまとめることができました。
これからも状況に応じて柔軟に対応する姿勢を大切にしながら、忍耐強く取り組んでいく力を仕事にも活かしていきたいと思います。
同様に、「礼儀正しい」の長所を、忍耐力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
小学生のときに地域のチームで野球を始め、中学ではクラブチームに、高校と大学では部活に入り、野球を続けてきました。日々、厳しい練習に耐えながら野球に打ち込んできたなかで、目上の方への接し方や大きな声で挨拶をすることなど、礼儀も身につけることができました。
御社に入社できましたら、先輩方への礼儀を大事にしながら、営業職として結果を出せるように、忍耐強く取り組んでいきます。
>>【関連記事】忍耐力の自己PR例文と効果的な言い換え|部活やアルバイトのエピソードをESにまとめる方法
長所を交えて傾聴力をアピールする自己PRの例文
「臨機応変な対応ができる」の長所を、傾聴力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
傾聴力があることが私の強みです。相手の話をもとに求めていることを理解し、臨機応変に対応できる力があります。
たとえば、家電量販店でのアルバイトでは、「○○の売り場はどこにあるのか」「この商品とあの商品の違いが何か」といった質問に数多く対応してきました。売り場を尋ねるお客様には丁寧にご案内し、商品に関する質問は答えられる範囲のことであれば答えましたが、対応できない場合には社員に引き継ぐなど、柔軟な対応を心掛けました。
御社に就職してからも、状況に応じた対応をしながら、傾聴力を活かして活躍していきたいです。
同様に、「寄り添った対応ができる」の長所を、傾聴力をアピールする自己PRに取り入れた例文です。
相手の意見を受け入れながら、客観的に対応する傾聴力が私の強みです。
有料老人ホームでのインターンでも、傾聴力が役立ちました。身体機能の低下から将来への漠然とした不安を抱える利用者様に対して、話しやすい環境をつくり、お悩みを積極的に聞くなど寄り添った対応を心がけました。その結果、「施設にも馴染んで安心できた」といった声をいただきました。
御社の施設でも、傾聴力を活かして入居者に寄り添った対応をしていきたいと考えています。
>>【関連記事】傾聴力の自己PR例文と言い換え|アルバイトや接客のエピソードをESにまとめる方法
まとめ
自己PRは志望する企業で活かせる強みを答えるのに対して、長所は人柄を伝えるという違いがあります。自己PRと長所を、どのような意図から採用担当者が聞いているのか、事前に理解しておくことが大切です。どちらを聞かれても困ることがないように、万全の準備をして就活に臨みましょう。
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