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2020/03/06

製造業とはどんな仕事?具体的な仕事内容や知られざる魅力に迫る

モノづくり

「モノづくり大国」と呼ばれる日本を古くから支えているのが製造業です。
製造業は名称こそ広く知られていますが、業界の実情については詳しくない人が多いのではないでしょうか。
ここでは、製造業とはどんな業種なのか、職種や具体的な業務内容、製造業の魅力などを具体的に解説していきます。

未経験でも採用される!製造業ってどんな仕事

製造業の定義は「原材料などを加工することによって製品を生産・提供する産業」です。ひとくちに製造業といっても職種は食品製造や機械製造、金属加工、金属製造、衣類製造と多岐に渡り、仕事内容は大きく上流工程、中流工程、下流工程に分かれます。

 上流工程
製品のもととなる素材を作る工程です。鉄やガラス、ゴム、繊維、紙などの素材メーカーが上流工程を担います。
 中流工程
素材メーカーが作った素材を使って、部品を作る工程です。中流工程は金属部品メーカーや電子部品メーカー、半導体メーカーなどが担います。
 下流工程
素材や部品を加工したり組み立てたりする工程です。商品として売り出せる形にする最終工程で、自動車メーカーや電子機器メーカーなどが担います。

このように製造業は基本的にはモノづくりの仕事ですが、営業や研究、企画などモノづくりに直接的には携わらない仕事もあります。

 

製造業の職種や仕事内容

製造業の特徴のひとつが、職種によって仕事内容が大きく異なることです。次に製造業の職種や仕事内容を詳しく見ていきましょう。

製造現場の職種
まずは工場などの生産ラインで製品を作る、製造現場の職種を紹介します。

 鍛造
金属をたたいたり、溶かして型に入れ冷やしたりして部品などを製造します。鍛造の仕事は防護服を着用するものの、熱くて危険です。しかしその分、給料は比較的高い傾向にあります。

 旋盤
機械を使って金属を加工する仕事です。材料を回転させ、刃物をあて削っていきます。旋盤は微妙な力加減が要求される仕事なので、未経験可の求人は少ないです。

 研磨
部品を磨く仕事です。砥石に金属部品などを押し当てて、規定の形に加工します。研磨には塗装された部品の鏡面仕上げを施すなど、上流工程の最終段階の仕事もあります。

 組み立て
上流工程で作られた部品を組み立てる仕事です。精密機器の部品など 細かな部品は女性が、自動車の部品など大きな部品は男性が組み立てる傾向にあります。

 塗装
色を塗る仕事です。色塗りの他、サビ防止加工作業も塗装に含まれます。
塗装には、下地作業と塗装作業、磨き作業3段階があります。
むらなく塗装できるよう、下地を整えてから色塗りに入り、磨いて仕上げる。
この一連の工程を踏むことで、ムラなく耐久性のある塗装が実現できます。塗装は製品の最終工程に近い段階の作業で、「製品つくりに携わっている」という実感が湧く工程でもあります。
きれいに仕上げることが好きな人には向いているでしょう。比較的人気がある職種ですが技術と経験を要するために未経験の場合、補助に回ることが多いです。

 クレーン
クレーン機を使い荷物を運ぶ仕事です。クレーン職に就くにはまず資格を取得しなければなりません。

 検査
出荷前に製品の品質を目視・検査機で検査する仕事です。女性が活躍できる仕事で、製造業で働きたいと考えている女性にはおすすめです。

 梱包
できあがった製品を箱に詰める仕事です。素早く作業するには慣れが必要ですが、作業そのものに特別なスキルは不要で未経験可の求人も多くあります。
梱包も女性が活躍できる仕事なので、製造業で働くことを検討している女性におすすめです。
製造現場以外の職種
製造業は工場でモノを作る、「現場作業」のイメージがもたれがちですが、良い製品を造り出すには製造現場以外の職種のサポートが欠かせません。

 商品企画
商品の企画構想をする仕事です。
市場・競合調査などを行い、どんな商品にすればよいか考えます。もちろん一筋縄ではいきませんが、企画した商品がヒットした時には、ほかでは味わうことのできない達成感や喜びを感じられます。そのため非常に人気がある職種です。マーケティング能力が求められるので、分析するのが得意な人にピッタリでしょう。

 研究開発
製品の開発、品質向上に努める仕事です。より良い商品を製造するために最新の技術を取り入れたり、研究したりします。発想力が必要なので考えることが得意な人におすすめです。

 設計
企画を設計する仕事です。自らのアイデアを形にしていくことができる環境があるため、責任とやりがいを持って業務に取り組むことができます。柔軟な発想ができる人に向いているでしょう。

 品質管理
品質を管理する仕事です。商品として出荷する前に、品質に問題がないか検査したりします。
品質管理の工程がおざなりだと、粗悪品を世に送り出すことになりかねません。そうなれば企業の信頼は取り返しのつかないダメージを負うことになります。
品質管理の業務は目立つことこそ少ないですが、とても大切です。几帳面な人や責任感を持って業務にあたれる人が適しているでしょう。

 設備保全
機械設備のメンテナンス、点検をする仕事です。
一見地味に見えますが機械や作業員の安全を守る、製造業になくてはならない仕事といえます。目立たない作業でも、コツコツと真面目に取り組むことができる人にはピッタリです。設備保全は給与も高い傾向にあります。

 営業
出来上がった製品を売り込む仕事です。
どんなに素晴らしい商品でも顧客開拓や既存顧客とのパイプ役を担う営業がいまひとつでは、大きな成果はあげられません。つまり製造業において、営業の果たす役割は非常に大きいわけです。
簡単ではありませんが営業は歩合給のケースが多く、頑張り次第で大きく稼ぐことができます。

 広報・広告
自社を宣伝する仕事です。
会社の認知度を高め、多くの人に製品を買ってもらうためには、効果的にその魅力を PRする必要があります。インターネットに強い人や広告作りが得意な人に向いているといえるでしょう。

実はメリットが多い!製造業の魅力

キツイ・汚い・給料安い、のいわゆる「3Kイメージ」が強い製造業ですが、実はメリットも多いのです。製造業の魅力を解説します。

未経験可・学歴不問のケースが多い
製造業は一から育てる方針のところが多いです。
社内教育が充実していたり、資格所得にかかる費用やセミナー受講料の補助をしてくれたりするところもあり、やる気があればスキルアップしやすい業種といえます。
また、経験がなくても活躍できる点も魅力です。というのも、一見難しそうに見える業務もマニュアル化されていることが多く、マニュアルにそって作業をすればさほど難しくないため、未経験からでも戦力になることができます。

大きく稼ぐことも可能
製造業は稼げないというイメージが強いですが、そんなことはありません。
確かに平均年収で見れば、他業種と比較して低いです。しかし、製造業はパートやアルバイトなど非正規従業員の割合が高いため、平均値が押し下げられているのです。製造業のなかでも研究開発や生産管理は高収入が期待できます。

現に製造業と同様に未経験でも採用されやすい業種にサービス業がありますが、サービス業の平均収入は製造業よりも低いです。BtoBが基本であるため深夜業務が多く、割増賃金で効率的に稼げるのも製造業の大きな魅力です。
特に夜勤の多い工場勤務などでは、効率良く収入を得られます。深夜業務というと、「夜中に働くなんてキツそう」と感じる方もいるかもしれません。
ですが製造業における深夜業務は労働者への負担も考慮されていて、体力的な負担は小さい仕事がほとんどなのが実際です。

実は頭を使う作業も多い
一般的に製造業は、流れ作業の単純労働が多いと思われがちですが、実は思考力が求められる作業工程も少なくありません。試行錯誤を繰り返し、改善点を見つけ、課題をクリアするにはどうすればよいのか模索することも、製造業の重要な工程なのです。

製造業はメリットがたくさん!

一昔前までは、製造業には劣悪な労働環境を強いる企業も少なからず存在しました。しかし、最近ではずいぶんと状況が変わっており、むしろ良好な企業が多く、メリットがたくさんあるのが製造業といえます。先入観を捨てて、転職先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。