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2021/04/01

製造業の志望動機・履歴書の書き方と例文を紹介!思いつかない未経験必見【コツコツ・ものづくり】

就職・転職

どうする?製造業の志望動機

工場における製造業の仕事は求人数も多く、比較的季節を問わず安定して募集が行われています。ものづくりに興味があり、製造業で働いてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

 

しかし工場全体で製造されるモノ自体は知っているものの、実際にどのような作業が行われているのか、イメージがわかないという方も多いはず。また、いざ志望動機や履歴書を作成するとなると、どう書けばよいか悩んでしまうこともあるでしょう。

 

ここでは、製造業の志望動機・履歴書の特徴をはじめ、志望動機や履歴書を作成する前に知っておくべき3つのポイント、ケースごとに異なる例文などについて解説します。

製造業の志望動機・履歴書の書き方の特徴

製造業の志望動機・履歴書の書き方の特徴

「未経験者OK」「簡単」などの文言が用いられている製造業の求人は多いものです。そこから「製造業なら誰でもできる」という印象を受け、志望動機や履歴書を軽く考えてしまう方は少なくありません。

 

しかし、製造業では主に「熱意」や「誠実さ」などをチェックしています。モチベーションが感じられないような志望動機や履歴書の内容では、採用が遠のく可能性があります。

 

そのため、志望動機・履歴書は「製造業に対する熱意」が伝わるように書きましょう

 

また、製造業の志望動機・履歴書は「職種」に合わせて作成することも大切です。製造業全体に当てはまるような内容に終始してしまうと、希望している職種に配属されない可能性が高まるためです。

 

たとえば工場勤務を希望するなら、「自分が製作に携わったものが、多くの人の役に立っていると実感したいから」など、希望理由を明確に提示しましょう。希望の職種に対する熱意が採用担当者に届きやすくなります。

 

「製造業の志望動機が思いつかない」と悩む人は多い

しかし、実際に製造業の求人への応募を検討し、志望動機をまとめようとする際、「書けない」「思いつかない」と悩んでしまう人は少なくありません。

 

こうした悩みは、Yahoo!知恵袋などでも多く見受けられます。

志望動機(製造業)を考えているのですが力に自信はないけどやる気を伝えるためにはどのようにすればいいでしょうか?

引用元:Yahoo!知恵袋

製造業(製造現場)の志望動機が 書けない という質問が知恵袋では多いですが

志望動機が書けないなら、受けない方がいいのでしょうか??

製造業の志望動機は書きにくいものなんですか??

しかしサービス業が苦手なら、製造業しかなくありませんか?

引用元:Yahoo!知恵袋

特に未経験者や新卒者であれば、こうした悩みを抱くのは当然のことです。本記事で紹介する志望動機を作成する前に知っておくべき3つのポイントや例文を参考にできるよう、読み進めていってください。

 

>>【関連記事】「志望動機なんてねーよ」と90%以上の就活生が考えていた!「嘘つき大会」の対処法

志望動機や履歴書を作成する前に知っておくべき3つのポイント

製造業の志望動機や履歴書を作成する際は、以下の3つのポイントを事前に押さえておきましょう。

●製造業・工場勤務の仕事内容を理解する

●製造業・工場勤務で働く人の適性を知る

●製造業の適性を「仕事別」「職種別」に深掘りする

その1.製造業・工場勤務の仕事内容を理解する

製造業・工場勤務の仕事内容を理解する

まずは、製造業・工場勤務の仕事内容を理解することから始めます。

 

製造業では、主に「ライン(正式には「ライン生産方式」)」と呼ばれる方法で業務を完遂させます。具体的には、工程を細かく分けてそれぞれにスタッフを配置し、複数人による流れ作業で業務を完成させる方法です。

 

以下にて、ラインの例とその特徴を見ていきます。

 

自動車工場のライン

ラインの仕事の代表例といえるのが自動車工場です。自動車工場のラインにはさまざまなものがあり、自動車メーカーや部品メーカーなど、工場が取り扱う製品や工程によって仕事内容は変わってきます。

 

ラインにおける仕事内容は多岐にわたります。

●組み立て

●機械加工

●部品供給

●成型 など

そのほかにもボルト締めや最終チェックなど、各スタッフが担う役割はさまざまです。

 

>>【関連記事】自動車製造工場。部品工場の仕事とは?向いている人や作業環境などを解説!

 

自動車工場のラインでは各工程の作業内容が明確に規定されていることがほとんどで、効率的に作業を進めるためのマニュアルも整備されています。未経験者でも受け入れられやすい現場といえるでしょう。

 

なお、自動車製造は男性が携わるイメージが強いかもしれませんが、検査業務や細部の部品取り付けなどの工程では、女性も多数活躍しています。

 

>>【関連記事】工場勤務の女性はモテる?職場環境あるある~イケメンとの出会いや服装・化粧・給料は?

 

食品工場のライン

食品工場のラインの特徴のひとつに、作業内容の幅広さがあります。飲料や菓子などの加工品はもちろんのこと、食肉など生鮮食品までが工場化されており、働く工場によって担当する業務は大きく変わってきます。

 

作業内容によっては熟練した技術が必要とされる一方で、計量や仕分け、トッピングなど、初心者向けの作業が多いことも特徴です。検品、梱包などもライン作業に含まれるため、自分に合った業務内容を見つけやすい現場といえるでしょう。

 

>>【関連記事】食品工場の仕事は未経験でもOK! 仕事内容や年収、職場環境について詳しく解説

 

工場でのライン作業の特徴

その他、大半の工場のラインにおいても、業務内容は細分化されています。担当する決められた工程の業務内容のみを覚えればよいため、熟練度が問われないケースも多いです。未経験者でも比較的慣れるのが容易な仕事であるため、やる気があれば、即日勤務も可能でしょう。

 

また、24時間稼働の工場では一般的に交替勤務が導入されています。「朝早いのが苦手」「深夜の作業は難しい」という人でも安心して働けます

 

>>【関連記事】工場のライン作業はきつい?ついていけないと地獄!?向いている人・向いていない人の特徴

 

その2. 製造業・工場勤務で働く人の適性を知る

製造業・工場勤務で働く人の適性を知る

さまざまな職種がある製造業・工場勤務。一般的な工場のライン業務に適した性格や資質についても確認していきましょう。

 

集中・コツコツ・没頭型に高い適性

製造業のラインでは、ひとつの作業に集中できる人に高い適性があります。コツコツと仕事に向きあえる人、地味な作業でも飽きずに続けられる人に向いているでしょう。多方面で仕事をこなせるタイプよりも、「没頭型」といわれるタイプの人のほうが適任です。

 

>>【関連記事】実は魅力的!単純作業の種類やメリット、向き不向きを解説

 

人慣れするのに時間がかかる性格でもOK

とにかくコミュニケーション能力が問われがちな現代社会ですが、人見知りの性格に悩んでいる人も多いはず。

 

しかし、工場のラインでは、大勢の人のなかでも黙々と作業に打ち込むことが可能。新しい環境に置かれ、人間関係に慣れていくのに時間がかかってしまう人でも大丈夫です。話好きなタイプよりも、無口な人のほうが向いている職種といえるでしょう。

 

地味な作業を根気よく続けられる

ラインにおける一つひとつの作業は、確かに地味な作業ではあります。しかし、製品が完成して出荷されるときや、広告やコマーシャルで自分が携わった製品を見たときに味わえる達成感や貢献感は格別です。

 

そんな喜びのために、自分の任されている作業を根気よく続けられるタイプならば長く働き続けられ、やがて大きな信頼を獲得できることでしょう。

 

「ものづくり」が好き・高い興味関心がある

工場での仕事は、製造業という日本を支える極めて重要な分野の一端を担うものです。ものをつくる過程に関われることに興味や関心があり、ものづくりに対して喜びを感じられるタイプであれば、誇りをもって作業を続けていけます。

 

「とにかくものづくりが好き」という人は、ぜひ工場の現場で体感してみましょう。

 

>>【関連記事】今求められている「ものづくりの仕事」とは? その意外な実態を解説!

 

その3.製造業の適性を「仕事別」「職種別」に深掘りする

製造業の適性を「仕事別」「職種別」に深掘りする

製造業の仕事といっても「製造」「加工」「検査・検品」など、その内容は多岐にわたります。それぞれの仕事内容によって求められる適性も異なるため、自分はどのような職種に向いているのか、あらかじめ確認してみましょう。

 

製造の仕事

製造の仕事は、基本的には「ものづくり」がメインです。何かを作ることが好きな人は、製造の職種に向いています。また、「製造過程の製品と図面に相違がないか」の確認作業が必要な仕事でもあるため、几帳面さを持ち合わせている人にも適性があります。

 

このほか、製造の仕事では同じ作業を長時間も繰り返すことがあります。ひとつのことにコツコツと真面目に取り組める方も製造の職種に向いているといえるでしょう。

 

加工の仕事

加工の仕事は「金属加工」「食品加工」などさまざまな内容があります。

 

たとえば、金属加工は未経験から始めると最初は覚えることがたくさんあるものの、慣れてくると問題なく、同じ作業を黙々と続ける形になります。

 

また、金属加工は基本的に立ち仕事となり、腕力も求められます。そのため、1人で淡々と仕事をこなせて、かつ体力に自信がある人が向いているといえます。

 

食品加工の特徴は、未経験の人でも働きやすいことにあります。長時間立ちっぱなしではあるものの、力仕事はほとんど必要とされません。

 

しかし、食品加工では少しのミスが大きな問題・事故に発展しかねないため、丁寧で慎重な作業が求められます。几帳面で細かな作業にも真面目に取り組める人が向いているでしょう。

 

>>【関連記事】機械工場ではどんな風に働くの?実際の仕事と必要な力とは

 

検査・検品の仕事

検査・検品は、不適合品を市場に出してしまわないよう、厳しくチェックする仕事です。適合品・不適合品をしっかりと見極められる力が必要となるため、冷静な判断力が求められます。

 

また、長時間同じ作業を繰り返すため、高い集中力も必要です。こうした特性から検査・検品の仕事には、冷静な判断力・対応力と高い集中力を兼ね備えた人が向いているといえます。

 

なお、検査・検品は人と関わることの少ない仕事です。積極的にコミュニケーションを取る必要はないので、人と会話するのが苦手な人やマイペースに仕事をこなしていきたい人にも向いています

 

>>【関連記事】自動車部品の検査ってどんな仕事?作業環境や仕事の魅力など詳しい内容をご紹介!

 

製造業の志望動機・履歴書の書き方のポイントとNG項目

履歴書

製造業界で働きたいと思ったとき、どのような志望動機を組み立てれば希望どおりの就職がかなうのでしょうか? 志望動機を考える際に押さえておくべきポイントとNG項目を紹介します。

 

製造業の志望動機を作成するポイント

志望動機を作成する際には、まずはさまざまな角度から自分を分析することが大切です。自分なりの強みを見つけられれば、志望動機との関連付けができて説得力が増します。

 

志望動機ができたら、履歴書のほかの要素と矛盾しないことを確認しましょう。たとえば、志望動機で「ものづくりに興味がある」と書いておきながら、ほかの欄で「工作が苦手」と書いてしまうと、信頼性が損なわれかねません。

 

また、志望動機では応募先で自分がどう役立つ人材なのかを示しながら、未来に向けたアピールをすることも大切なポイントです。志望動機には自分の希望ややりたいことを羅列しがちですが、自分の視点だけではなく、採用側の視点にも立って考えると効果の高い内容になります。

 

製造業の志望動機におけるNG項目

誰もが書きそうな、いわゆる「刺さらない」志望動機では、応募先に対してのアピールにはなりません。 よくあるNG例には、以下のような内容が挙げられます。

●「条件」が主な志望動機

●どの企業にもあてはまる

●受け身な姿勢

●応募先に関する知識不足

「条件」が主な志望動機

下記のような、求人要件に記された条件や待遇面だけに終始した志望動機では、「もっとよい条件のところにすぐに転職するかもしれない」と懸念をもたれても仕方ありません。

 

●時給が高い

●休みが多い

●残業が少ない など

 

志望動機が「条件のよさ」であったとしても、履歴書ではそれを強調しすぎないようにしましょう。

 

どの企業にもあてはまる内容

「経営理念に感銘を受けて」といったばく然とした一般的な言葉では、本当にその会社に入りたいという熱意が伝わりません。いくつもの会社を同時に受けて、履歴書の使い回しをしている印象に受け取られてしまいます。

 

具体的な要素を入れて、その会社にだけ通用する志望動機に仕上げることが大切です。

 

受け身な姿勢

「〇〇を学べるから」「△△を覚えられるから」というのは、あくまでも個人的な都合です。「仕事を覚えたら辞めてしまうのではないか?」ともとらえられかねません。

 

また、志望動機が受け身な内容だと「仕事に対してのやる気が感じられない」とマイナスな印象を持たれてしまうこともあります。そのため、志望動機では会社に貢献できる積極性をアピールしましょう。

 

応募先に関する知識不足

そもそも何をつくっているのか、製造のどの部分にたずさわるのかなど、応募先に関する知識が不足したままで志望動機を構成しても、担当者にはすぐにわかってしまいます。

 

知識不足は行きあたりばったりなイメージをもたれ、採用によい結果をもたらしません。応募先の基本的な情報を頭に入れたうえで、志望動機を作成しましょう。

 

製造業の志望動機の例文【ケース別】

以下、さまざまなケースごとに志望動機の例文をご紹介します。「志望動機が書けない」「思いつかない」と悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

●ケース1:ものづくりへの興味を生かした未経験者・新卒者の例文

●ケース2:適性をアピールした例文

●ケース3:製造業経験者・転職者の例文

●ケース4:食品製造業の例文

●ケース5:食品製造業の例文

ものづくりへの興味を生かした未経験者・新卒者の例文

子どものころからものづくりの作業を見るのが好きで、よく近くの工場の窓からのぞいていました。これまで、自分はそうした仕事に携わる機会を得られませんでしたが、このたび御社のスタッフ育成プロジェクトを知り、思い切って応募させていただきました。

自身がものづくりの仕事に従事できることに、期待に胸をふくらませております。熟練した技を身につけるための根気強さには自信があります。まったくの未経験ではありますが、ものづくりへの情熱をもって研鑽を重ねていきたいと考えています。

適性をアピールした例文

私は昔から要領のよいほうではありませんでしたが、ひとつのことに対してコツコツと続けていく姿勢は誰にも負けません。「よく飽きないね」と子どものころからいわれていましたが、自分にとってのほめ言葉だと感じています。

私の好きな、一見地味に見える仕事のなかにこそ、社会を支える力があると考え、こちらの職種に応募させていただきました。採用していただければ、長期にわたり戦力として貢献していけると自負しております。

製造業経験者・転職者の例文

前職において、機械メーカーの組み立て部門で2年ほどの実務経験があります。御社のような大規模な現場ではありませんでしたが、製造ラインでの知識や経験を生かせると考え、今回の応募にのぞんでおります。

以前の職場では、作業だけでなくスタッフのシフト管理にもたずさわり、また在庫管理の方法についても実践的に学びました。前職の経験を決して無駄にせず、より効率のよい作業をめざして、業務にまい進するつもりでおります。

食品製造業の例文

食に関する興味は人一倍で、いつかは食品製造に関わる仕事に就きたいと考えておりました。このたび御社が新しい工場を開設されるにあたって新たにスタッフを募集していると知り、すぐに応募を決めました。

こちらでは製造に関わるすべての部門で、これまでにない方式を採用しているとお聞きしております。安全でおいしい食品を社会に届ける流れのなかで、ひとつの役割を果たせることに大きな喜びを感じます。

工場での仕事はこれまで経験がありませんが、どの部署に配属されても食への興味を原動力にして、精一杯働いていきたいと思います。

接客業から製造業に転職する際の例文

これまで飲食関連やアパレルなど接客業で働いてきましたが、今ひとつ自分には合っていないのではないかとずっと考えておりました。お客様と接すること自体は嫌いではありませんが、どちらかというと裏方の仕事に強く魅力を感じていたのです。

製造業の工場での仕事は未経験ながら、地道に働くことが好きな自分には適していると考えています。接客業と製造業はまったく異なりますが、値札をつけてパッケージングしたり在庫管理をしたりといったこれまでの経験が少しでも生かされれば、お役に立てるのではないかと思っております。

業務内容とマッチする志望動機で製造業への就職をねらう

「工場勤めなんてどこも同じ」。そんな考えで応募してしまうと、運よく就職できても想定外の部署に回されることもあります。まずは、製造業の業務内容をよく知ったうえで、自分の働きたい場所にマッチする志望動機を作成することが大切です。

 

作成時のポイントは、製造業に対する熱意を込めること。どの企業にもあてはまるような志望動機ではアピール度が不足し、やる気を疑われてしまいます。

 

その企業の特徴をとらえるのはもちろん、仕事に対する熱意を込めた志望動機に仕上げ、本気でものづくりに関わりたいという気持ちを採用担当者にアピールしましょう。

 

 

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